私の会社には妖精さんがいました。
彼は50代、管理職ですが管理能力がなく現場も大混乱…。
でも、本人は午前も午後も昼寝。
肝心な時には隠れる能力を持っているため、管理できてないことに気付いていませんでした。
しかし会社から突然、管理職降格と30%減給を通達され、ひぃひぃ言いながら他部署の仕事をしてます。
私の職場にいた妖精さんのようにいつ立場を変えられるかわからない、年功序列の仕組みから成果主義に変わりつつある今。
変わるのは自分、変わるのは今しかありません。
この記事では、会社で妖精さんと呼ばれないために今すぐやるべき行動について解説します。
そもそも会社の妖精さんとは
妖精さんとは、定年までカウントダウンに入っているシニア社員の中で、特定の人のことを指した言葉です。
朝日新聞の「老後レス時代 エイジングニッポン」で会社の妖精さんのことが紹介され、話題になりました。
シニア世代、と一括りにしてしまうのは大変失礼なこと。
なので、妖精さんと呼ばれてしまう方の特徴をざっくり紹介します。
- きっちり出勤するも気つけば会社にいない
- 部署異動に順応しきれない
- 残業必要もないのに残っている
若手からしてみれば、自分より高給なのに、何をしているのかわからない。
そんなシニア社員を、妖精さんと揶揄してもおかしくありません。
職場にいる妖精さんはほぼ中高年
会社にいる妖精さんは中高年なので、若手社員以上に気にしがちです。
その理由は、シニア社員だからこその、給料と存在にあります。
ここからは、いま隣で働いてた管理職の妖精さんの例も踏まえお伝えします。
給料に見合った働きをしていない
なぜ、妖精さんへ怒りを覚えるのか。
まず第一に、給料にマッチしたパフォーマンスをしているように思えないからでしょう。
管理職の妖精さんで言えば、朝、会社に行けば朝礼後にいなくなります。
管理職なので、何かあれば聞きたいのですがどこかへの消えてしまうので、朝から大捜索。
携帯を鳴らせば、確信犯なのか自デスクに置きっぱなしなので、意味がありません。
結局、社長の電話も取れないので、自分が対応し現場を動かすので、どっちが管理しているのかわかりません。
そりゃ、自分に見合った給料欲しいわ、と叫びたくなります。
なんの仕事をしているのかわからない
次に、どんな仕事をしているのかわからないのが厄介です。
そのくせ、会社や社長の愚痴を文句を言い怠慢。
求められている成果や実績を残していないのに、やけに事務員さんやパートさんには偉そうな態度を取ります。
私の隣の管理職の方は、必ず朝の妖精さん行動をされます。
大事な時にいない、必ず11時頃、寝ているなどまさに妖精さん認定にふさわしい存在です。
事務員さんも、パートさんもみんな見ているのに、寝てました。
社長の電話がかかってくると、ペコペコしているので、周りはうんざりです。
自分は仕事ができて、会社に必要とされているとでも思っているのでしょうか。
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妖精さんと会社で呼ばれないためには
とはいえ、私も15年後くらいにはシニア世代。
妖精さん認定を受けるかもしれません。
いくつになっても厄介者にはなりたくないので、職場で妖精さんに認定される前に今からできる行動をまとめました。
いくつになっても謙虚であれ
30代でも50代でも、謙虚であれば周りから嫌われることはありません。
それでも、会社にずっといると謙虚さを失いがちです。
さらに、過去の栄光ばかり話す人も、下の年代からはうざがられます。
故:志村けんさんの、舞台の上では長介と呼び捨てしても、舞台を降りたら必ず敬語で話していたというエピソード。
私は今でも覚えています。
それなのに、実績や武勇伝を話すことで優位に立とうなんて、時代遅れも甚だしい。
武田信玄が言われたとされる、「攻撃は最大の防御」ではもうないんですよね。
元気があれば何でもできる
シニア社員は、たたき上げ世代とも言われています。
会社で残業する、土日も働くのが当たり前だったり、上司のパワハラにも耐えぬく力があります。
でも、若い頃のような体力自体が衰えているので、たたき上げられているのは上司の叱責を交わす能力だけです。
アントニオ猪木さんではありませんが、元気があれば仕事だってやり遂げられます。
時間がかかることも、体力さえあれば取り組むこともできます。
そうすれば、若手社員にも認めてもらえるはずです。
いくつになっても楽しく学べるか
以前、LIFESHIFTという本を読み、人生100歳時代と学びました。
この本の中では、これまでは教育、仕事、引退というステージだったのが、
今は仕事・学び・遊びの境界線がなくなるマルチステージに移行していると書かれています。
バブル期であればシニア世代は仕事が終焉を迎え、定年退職後に年金生活が始まります。
しかし、私たちが60歳になる頃にはもっと定年が延びています。
シニア世代になっても、若手社員に謙虚に教えてもらい、新しい方法を楽しみながら学び続けることが大切です。
テレワークで妖精さんリストラ計画も
新型コロナウイルスの影響で、一気に広まったテレワーク。
テレワークの方が仕事がサボりやすいように見えがちですが、与えられた仕事に対して個で時間内に行うことが求められるようになりました。
移動時間もなく、打合せ時間もなく、仕事に集中…。
言い訳することなく、できていない人が丸わかりになる状況にもなりました。
社員数が多い会社からすれば、職場の妖精さんの能力がテレワークでバレるなんてこともあります。
となると、パフォーマンスを発揮できていない妖精さんは、会社のリストラ計画が持ち上がった際、真っ先に声がかかります。
おそるべきテレワーク。。。
でも、それが本来あるべき会社の経営の姿ですし、仕事していない人はそのような制裁をうけるべきだと個人的には思いますね。
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職場にいる妖精さんにもメリットあり
こんな妖精さんにも、会社を辞めないというメリットがあります。
ある程度プレッシャーをかける言葉をかけても、若手社員のように「じゃいいですー」と辞められることはありません。
売り手市場、人手不足の世の中においては、根強くポジションをキープできる妖精さんにもメリットはあります。
ただし、ぼんやりと定位置に居座り、真摯に仕事をしているわけではありません。
思っている以上にハードルを下げたパフォーマンスを期待しないと、こちらの精神が持ちません。
ましてや、これからは新型コロナの影響で、不景気で給料が減るかもしれません。
それだけでなく、人手不足から一気にリストラの波が来たら…
明日は我が身だと思い、謙虚に元気に楽しく仕事をしなくてはいけません。
偉大なる妖精パイセンから、生きた教訓を得ているのではと感じてます。
さいごに:職場の妖精さんに告ぐ
正直、自分が会社で妖精さん認定されていると思っている方もいるかもしれません。
でも、どこか心の片隅では会社に必要とされたいと思っているはずです。
もし、少しでもチームに貢献したいと思うのであれば、自分が変わるしかありません。
今から、大きなプロジェクトを実践する必要なんてありません。
がむしゃらに働けなんて言いません。
謙虚に、元気に、そして若手社員と楽しく仕事をするだけです。
少なくとも、私は誰かに必要とされたい人間です。
その会社で妖精さんを脱出できないのであれば、新たな仕事ができるスキルを身につけることも必要です。
資格もない私は、ブログを続けています。
また、万が一妖精さん扱いになっても、資産は増やしていけるよう、少額投資や積立投資をしています。
働かないおじさんになる前に、仕事面でもお金面でも、常に向上心を持って生きましょう!
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