当記事は、転職後4ヶ月が経っても慣れないあなたへ、仕事を乗り切る方法をお伝えします。
転職して5ヶ月目になると仕事で「ムムムっ?」と感じませんか。
30代の転職だと、これまでのキャリアと比較しなおさらストレスを感じます。
私は30代で中間管理職の仕事に疲れ、家族との時間を持てる仕事へ転職した経験者です。
そんな私が、転職後になぜ慣れなかったのか振り返ります。
そして、転職後4〜5ヶ月目に試して良かったことについて当記事でお伝えします。
目次
転職してから4ヶ月頃から感じるストレス

これって意味あるの?と不満が出る
転職して4ヶ月も経つと、会社の効率悪いことが気になり始めました。
ぶっちゃけ、転職直後にもこれは効率悪いのでは…と心の中に思ってました。
しかし、何か繋がりがあって必要なことなのかもしれない。
他部署との連携で、わざと煩わしくしてるかもしれない。
そう思いながら、転職者である身はひとまず飲み込んで作業をしていました。
しかし、結局何の連携もなく効率の悪い作業でした。
効率悪いことを誰に突っ込めばいいのか。
どうすれば変えれるのか考えると、ストレスになりました。
私の会社で例えると、スケジュール管理でした。
転職先の会社では、スケジュール管理でサイボウズを社内で導入しています。
スケジュールに進捗があったらそこに入力することになっています。
他の人もスケジュールを見て、誰がどこで何をしているのかがわかるります。
しかし、同じスケジュールをホワイトボードにも書かなくてはいけません。
最初は同じこと書いて面倒なのでは?と思っていました。
でも、何か意図があってやっていることなんだろうと数ヶ月続けたある日。
一人の先輩がサイボウズを見たいだけ、という理由だということが判明しました。
そういう、くだらないけれど当たり前になっている風習はどこの会社にもあるはずです。
特に、転職経験者は効率のよいやり方を求めがちです。
こうしたストレスは感じやすい傾向にあるのではないでしょうか。
これ私の仕事?与えられた仕事に疑問を感じやりたくなくなる
30代の転職者であれば、ある程度任せられる仕事が割り振られはじめます。
当然自、分の仕事をこなしたい。
だけど、転職して間もない頃に頼まれたしょーもない雑務も一緒にきます。
周りは、転職したばかりで仕事も少ないから頼もうという感覚です。
最初は仕事がなくて出来たたことも、任される仕事が増えると必死です。
その上に、頼まれ事が増えてくる。
そうなると、「これって私の仕事ですかね~?」と作業が嫌になってきます。
私の会社であれば、名刺制作やブログ投稿などです。
我が社では名刺作成ソフトで1200名の社員の名刺を作ります。
毎週のように、誰かの名刺発注がやってきます。
誰がやっても同じなのに、数ヶ月前から引き受けてしまい、担当になってしまいました。
それからは、毎週机の上に名刺発注のファックスがあります。
任された仕事に取りかかりたいのになかなかできない。
そのペースを崩されてしまうので、これまでならできていた仕事のペースにもっていけなくなりました。
周りを見て手が空いてそうな人をみて、「これって僕の仕事ですかねぇ~」って叫びたくなります。
誰を尊敬すりゃいいの?上司に悩む
転職して間もない頃は、先輩・上司誰もが初見です。
そのため、いい緊張感で仕事ができました。
4ヶ月が経つと、嫌でも周りの社員や上司の評価を耳にします。
すると、ここで尊敬できる人っているの?と猛烈に不安になります。
組織の中で一匹狼で生きていこうと思える人であればまだしも、さすがに転職者でいきなり一匹狼では無理です。
味方になってくれる先輩、後輩、そして誰についていくかも大切です。
周りからの嫌な声が聞こえてくるこの時期はとても不安です。
私の会社で言えば、超~ワンマンな理事長がいます。
そのため、専務も本部長も誰も逆らえません。
それならそれでいいのですが、上司の意見だけは立派に言われます。
それで作った資料を理事長に否定され、そのまま降りてくる感じ。
転職後5ヶ月目頃から仕事面で試してみたこと

徐々に自分のやりたい形を浸透させていく
転職後5ヶ月目になると、周りとコミュニケーションが増えます。
転職者なら、どこかでこれまでのやり方や改善点を質問される時期が来ます。
自分のやりたい方向や、改善したい方向に持っていけるチャンスです。
せっかく与えてもらったチャンスなので、準備しておきます。
資料であれば、無駄が改善されている作りのものを作っておく。
無駄な仕組みであれば、改善点がわかるフローを作っておくなど。
私の場合、人事採用担当の部署です。
なので、就職フェアにいったあとのアプローチ方法に無駄を感じていました。
実務をしながら別のフォロー方法を考えてたところ、先輩から今後の方向性を質問されました。
そこで、新たな方法を提案し採用してもらいました。
あまり資料など作り込み過ぎるのは禁物です。
新たな方法を考え、提案することが仕事ではないからです。
業務中にここまで作りこんだの?と思われてしまいます。
なので、ざっくりと作るか手書きレベルで改善案を提案できると良かったです。
マルチタスク能力を磨く
先程の通り、この時期になると自分の仕事と頼まれ仕事がバランス悪くやってきます。
気持ちが焦ったときはマルチタスク能力を意識しました。
マルチタスクとは複数の仕事を同時進行することで、A・Bを並行して処理していく方法です。
反対にシングルタスクとは、Aが終わってからBにとりかかる方法です。
シングルタスクだと、自分に与えられた仕事か頼まれた仕事を優先するか考えなくてはいけません。
頼まれた仕事を集中してしまえば、自分の仕事は進行しない。
転職後は、頼まれたことへのレスポンスの早さが求められたりします。
なので、どちらの仕事にも並行して取りかかります。
頼まれ仕事が終わっていなくても「50%できているので、今週中にできます」と状況報告ができます。
上司は状況把握できれば満足なケースが多かったです。
テンパったときほど、マルチタスク、マルチタスクと心の中で魔法のように唱えて仕事をすると良いでしょう!
頼りたい存在より頼られる存在になる
転職して実感したのは、必ずしも会社の中で尊敬できる人がいないといけないわけではないということでした。
いなければ、自分がなればよい。
それもありでしょう。
もちろん上司と180度違った存在だと組織批判になるので、やめておくべきです。
ただ最終的な方向性は一緒でも、その道がすべて同じでないといけない訳でもありません。
例えば、年間1億円という目標があるとします。
毎月833万円でも、四半期で2500万円売上ても結果は同じです。
もちろんその売上方法もそれぞれあるはずです。
もし、そうした2通りのやり方が自分に合わなかったら半期で5000万円を売り上げる方法を考えればいい。
そこについてきてくれる社員ができると心強いです。
頼られる存在になれば、転職組でもかなり優位に立つことができます。
新たな存在として地位を確立させることが大切です。
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転職後の辛い時期を乗り越えるために試して良かったこと

よく眠りよく休み適度に運動した
最も良かったことは、体を休めることです。
転職してからは、新しい人間関係で精神的にも疲労が溜まるので、同じ仕事量でもつかれます。
こんな位で負けてられないと思って頑張りすぎると、体調が持たないのでよく休みましょう。
仕事がうまくいかないと感じた時にも、仕事で埋めるのではなく距離を保って休むことです。
仕事以外の楽しみを見つけた
30代の転職になると、早く慣れようと思い多少無理して仕事のウェートを高めていることもあります。
そんなに焦るより、仕事以外の楽しみを見つけるべきでした。
プライベートの楽しみがないと、仕事での活力は出ません。
私の場合、家族とのドライブや旅行、そしてブログを始めて好きなことを書いているのもいい時間になっています。
また、仕事を頑張らないといけないと思っている方に多いのが、結果を出して昇給・昇格しなくてはと焦るケースです。
私もその1人で仕事に向き合いましたが、評価はされているものの転職後の初ボーナスは8万円でした。
それで私は、仕事だけを頑張ることを辞めました。
今では、転職をきっかけにブログでの副業をはじめました。
お小遣いの範囲でもできる少額投資を進め、会社の昇給分を自分で稼いでいます。
趣味は名古屋めしの食べ歩きや、株主優待を利用した節約などで人生楽しんでます。
転職した目的を振り返る
最も闇に陥った時には、転職した目的を振り返るようにしています。
私の場合、管理職になったことで残業時間が尋常ではないほど増えたことによる転職でした。
いまの仕事は残業時間が20時間未満で、自分の時間をしっかり取ることができています。
子供との時間を大切にしたいと転職エージェントと話し、目的が叶う仕事に就くことができました。
仕事にはストレスや課題もありますが、「時間」という転職目的は達成しています。
辛い時もなぜ転職したのか原点に戻り、当時の状況を振り返ると、今の仕事への気持ちも前向きになりました。
転職後に辞めたくなったらまた転職したらいい、という人もいます。
30代の転職で、また転職したらというのは私は最悪の事態の場合と考えます。
その前に、私はミイダスで気分転換していました。
ミイダスは、自分の市場価値をアプリで簡単に評価してくれます。
こんなに頑張っているのにと辛い時に、ミイダスに登録したら結構いい市場価値を見出してくれました。
すると、もし最悪なケースでも、評価してくれる会社がついていると勇気が持てました。
企業からの連絡があったりと、煩わしさがなかったのも良かったです。

最後に

転職して4ヶ月が経過すると、ようやく仕事の全貌が見えてきます。
前職で経験してきた効率を会社に求め、慣れないと感じてしまいます。
それを協調性の中で変えていける人、それこそが30代の転職者に求められます。
また、ストレスの抱えすぎもよくありません。
特に前職との立場・役職が下がった方は転職に後悔しているかもしれません。
そんな時は前職の仲良かった方と1度だけ食事にいきましょう。
気兼ねなく食事をしてリフレッシュすることが大切です。
転職したけど悩みを抱えている方は多いです。
そんな中、仕事の失敗から立ち直る方法などを利用し、うまく今の仕事に順応しなくてはいけません。
一緒に情報や経験を共有し、実りのある転職にしたいですね。