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どうも、副業で小銭稼ぎを楽しんでいる会社員のソラマメ(@35_restart)です。
副業は楽しいのですが、仕事については数年間、ずっと悩んできました。
ブログにも書きましたが、40歳になった時に会社から管理職を打診されました。
断ったことでいよいよ今の会社での給与も頭打ちになりました。
気づけば今年で41歳。
仕事ってこのままでいいのかと思い悩み、40代になってはじめて転職エージェントの面談を受けました。
ソラマメ。
40歳にして転職エージェントの面談を受けました。— ソラマメ@40代無名の逆襲 (@35_restart) February 7, 2022
ツイッターでも、堂々と転職に関しての意欲を見せつけたのですが…
40代の挑戦に多くの励ましをいただいたのに、こんな結果に至った理由は家族との話し合いでした。
40代で妻子持ちは一人で転職は決めれない
既婚者で妻子を持っている40代の転職は、一人で決意はできても一人では決断できませんでした。
夫婦の話し合いの中で、妻から言われたことは転職することによる変化が怖いということでした。
収入が変わるから
私は35歳で転職をしていますが、その時は管理職から平社員への転職のため、年収で100万円もダウンしました。
あのインパクトは大きかったようで、今回また転職で収入が下がったら次こそやっていけないという話になりました。
もちろん、私も今回は同意見。
前回は心も体も疲れ果て、仕事を辞めることが決まってから転職活動をしたので、ここで決めるしなかった。
どちらかといえばネガティブな転職だったため、収入が下がることを受けるしかありませんでした。
今回は絶対に二の足を踏まない、年収アップを目的にした転職にしたい。
という私の言葉も、100%信用してもらうことは難しかったです。
環境が変わるから
職場が変われば環境も変化します。
いくら求人内容に残業なしと記載があっても、暗黙のルールがあるかもしれません。
休みに関しても、転職したばかりでは有給が取りづらい、気軽に休めないといったこともあるかもしれません。
年間休日が107日の今を思えば、休みが多い企業はあるはずです。
でも、妻にとってはそれ以上に最初の方は仕事を覚えるのに必死で、休みづらい環境というイメージが強いようです。
まぁ…僕が仕事モードになったらそちらに気が行ってしまうことを、妻は感じているのでしょう。
人間関係が変わるから
職場の人間関係ほど、ガチャと思えるものはないですね。
こればかりは入ってみないと分からない、なのに仕事に関しては非常に大きなウエートを抱えるものです。
これまでの転職で人間関係に悩むことはなかったのですが、今の会社では人間関係で悩み、妻にはよく相談にのってもらってました。
今の人間関係から解放されるのだから転職を受け入れてくれると思ったのですが、転職してまた人間関係に悩まれても困る。
ということで、逆効果でした。
妻が上げたこれらの話を聞くと、「いやいや、全てにおいてネガティブに転職を考えすぎじゃね?」と思う方もいるはずです。
これがいわゆる、嫁ブロックか…。
でも、違ったんですよね。
転職しようと思ったら嫁ブロック
30代~40代くらいの既婚者の転職を家族が反対することを、嫁ブロックというそうです。
我が家にも嫁ブロックキタ (゚∀゚) !!
かと思いましたが、よく話を聞いたら我が家ならではの理由でした。
子どもが欲しい
我が家は息子が1人いて、2人目を望んでいます。
公言してこなかったのですが、39歳のときから、本格的に妊活をやってみることにしてこの1年治療にしてきました。
結果は、望むようなものに至っていません。
妊活と人生の中でも大きな仕事を変えるという2つを同時並行していくことは極めて難しいのではないか。
というのは妻の意見だったのです。
変化が怖い
仮にもし、妊活も転職活動して新しい仕事になっても、あなたは変化に対応しながら我が家の変化にも対応できますか?
と聞かれ、私は何も言えなかった。
妊活は思った以上に時間とタイミングが必要です。
それは、妻だけが頑張ればいいというものではなく、夫婦が一緒に願い、懸命に励むことだと分かりました。
私が通院することも、新しい仕事で「妊活してますから」といって休むことは難しいでしょう。
また、嬉しいことに2人目ができたとしても、40歳になり体力も衰えてくる中で旦那のサポートは1人目以上にいるよ?とも言われました。
さすがに育休が取れるようなホワイト企業への転職は難しいと思うし、そうなれば転職したばかりの身で休んだり早く帰ったりするのは難しいかもしれない。
そうした転職による変化が、自分たちが欲しているものと比べてどうなのか。
そう聞かれ、私は総合的に判断し決断を下しました。
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嫁ブロックを突破しなかった理由
収入を上げ、イキイキとした仕事がしたい、それが一家の幸せじゃないのか。
そう言ってしまえば、嫁ブロックを突破できたかもしれませんが、結論。
私はいま、転職することをやめました。
子どもが欲しい
もうこれ以外にはないですね、やはり私ももう一回、子どもを抱きたいのです。
妊活は未知です、終わりを決めないとずっとできますが、体力的にも精神的にも本当に苦しい。
それでも子どもが欲しいという気持ちの方が強かったです。
また、2022年より不妊治療についても保険適応されることになりました。
昨年度も医療費がかなりかかりましたが、お金の面でも妊活できるチャンスが拡大しました。
年齢的にも、妊活できるのはあと少し。
仕事を変え環境を変え、子宝に恵まれるチャンスを逃すことはしたくないと話し合って改めて感じました。
自分が犯した過ち
また、私は過去に大きな過ちを犯しています。
実は我が家、2人目に恵まれたのですがとても悲しいことに流産を経験しました。
妻のショックは計り知れなかった。
でも、そのとき私は前職で管理職の仕事をさばききれず、妻をケアすることができなかった。
今思えば、家族より大切な人はいなかったのに、職場のチームや仕事に囚われていました。
そのときの悲しみ、そして本当に辛いとき私が仕事モードになっていたことは、妻にとっては大きな傷。
その傷は簡単に消えない。
おそらく、一生癒えることがないかもしれません。
それくらい当時の私は何もできていなかったんです。
だからこそ、転職をする前に妊活もまだ見ぬ2人目へのサポートもしなくてはいけないな、と強く感じました。
仕事を続けながらできること
こうして二人で話した結果。
今すぐの転職はいったん中断し、1~2年は封印するという決断を下しました。
そのうえで、いまの仕事を続けながらできることについて自分なりに考えてみました。
いまの仕事で優位なところを探す
39歳のとき、この仕事を続けていけるのだろうかという不安があったので、『科学的な転職』という本を読みました。
この本の中で、米軍の意思決定にも使われるマトリックス分析というものがありました。
記事でも書きましたがいまの仕事が自分にとって適職か、調べました。
結果、これまで経験した仕事の中で総合的に最下位は現職でした。
だから、自分もここから抜け出したいと思い転職への意思を固めていたのですが、改めて分析結果を見て「おや」と思ったことがありました。
それは、いまの環境。
- 昼食は何度か経費OK
- 社用車で通勤できる
- 自己都合で残業できる
- 仕事中ブログしてもバレない
- 土日休も急な休みも取りやすい
仕事のやりがいとか仲間とかはさておき、転職でこのような環境にいきなりなれるかと言えば微妙です。
なら、今の優位な環境を利用しない手はないと感じたのです。
ひろゆき的発想
また、そのときにたまたまひろゆきさんの『1%の努力』を読みました。
YouTubeのキリヌキとかも見て、今は割り切ってひろゆき的発想を取り入れても良いのかなと思いました。
- 仕事中にツイッターを見る
- 明日やれることは明日やる
ギリ昭和の体育会系体質の私には違和感ありありでしたが、少しずつひろゆきマインドにも慣れてきました。
あまり染まりすぎてしまうのま不安なので少しだけマインドを取り入れ、ちょっとの努力だけで成果を出せる方法で仕事をするようにしています。
幸いにして、今はこれまでの知識や経験だけでもできてしまうような仕事。
そこに割く時間を短くし、自分のやりたいことへ注力できるのも大きいかと思っています。
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40代で転職できるか不安なら
いまの仕事を一旦続けるものの、ミドルエイジの転職。
40代で、理想の転職ができるかはめちゃくちゃ不安です。
そこで、私は今すぐの転職はやめるけど、転職活動は続けることにしました。
転職活動する
転職サイトを見る、職務経歴書をブラッシュアップしていく、面接を受ける。
こうした転職活動は、いまこの状況でもできることです。
ただでさえ、40代の転職は年齢のハードルが高い。
1年でも早く動けるなら、そのほうがいいのは紛れもない事実です。
なんの準備もなく、機が熟したら転職活動を1から始めようでは遅いのです。
いつでも動けるように備えておくため、仕事では売れる知識を身に着けておく。
必要なスキルは積極的に取りに行く。
そういった仕事をしながら、時間を作って転職活動はしようと思います。
一人では転職活動難しい
ただ、転職活動をするのも一人では厳しいものです。
職務経歴書の書き方も、20代の頃とは違い見られる部分も違ってくるだろうし、希望の仕事はこの年齢や経験では転職できる可能性が少ないのに、ずっとそこを追っているこそ時間の無駄です。
そこで頼りになるのが、転職エージェントです。
転職エージェントと面談して分かったのは、40代でも理想の転職は可能だけど、決して多くはないということ。
転職を希望する理由が明確なら、これまでの経験を活かしてほしい企業とマッチングもできると聞きました。
現職で採用担当などをしている私だと、人事や採用の仕事や人材業界で需要があることも分かりました。
書類の添削もしてもらう
転職エージェントは人材が採用されてからの、成功報酬で仕事をしています。
私は採用担当なので転職エージェントとのやり取りも仕事上していますが、報酬の決め方は平均年収×30%です。
つまり、年収が高いほど報酬が高くなります。
なので、エージェントの担当者を味方につけることで、私たちは収入が上がり、転職エージェントは報酬が上がります。
それを使わない手はありません。
職務経歴書などの書類の書き方についても、担当者と相談し応募書類が通りやすくなるよう添削してもらえます。
面接前には、事前に模擬面接の設定もしてくれます。
40代になると、マナーや態度なども見直すよいきっかけになります。
そういった面でも、転職エージェントの利用価値は高いと思います。
職務経歴書を作るうえで参考にしたのが、motoさんの『転職と副業のかけ算』です。
私はこの本を読んで職務経歴書を作ったら、応募書類も通るようになりました。
なるべく罪悪感を持たない
これは私も考えてしまいますが、転職する気もないのに転職エージェントを使うことに対しての罪悪感。
ですが、仕事って人生の中でも大きな決断ではないでしょうか。
そんな大きな決断は短期ではなく、1年くらい長期的に考え決断しても良くないですか。
短期的に転職を勧めてくる転職エージェントは、目先の利益しか考えていないかもしれません。
それなら逆に、転職エージェントから紹介してもらい面接練習や書類が通るかチャレンジしてみても良いでしょう。
40代こそいつでも転職できる基礎を作っておく
分かっていたことですが、既婚者で子どもがいる40代の転職はあっさり決まるはずありませんでした。
今回話し合いをしたことで、妻は転職に反対しているわけではなく、ふたりで決めたもう一人の子どものために今を過ごしてほしいという気持ちを聞くことができました。
それなら今は転職しない。
でも、いつでも転職できるよう準備はする。
これって、我が家だけのことではなくて同年代の人にも当てはまることではないでしょうか。
いつ給料を下げられてしまうか分かりません。
コロナの影響で倒産するかもしれません。
リストラされるかもしれません。
全然思ってもいなかったことが起こるのが、40代からの仕事ではないでしょう。
だからこそ、40代はいつでも転職できる基礎を作っておきましょう。
40代から始める私の転職活動についても、ツイッターやブログで更新していきます。
どうぞ、よろしくお願いいたします。
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