当記事は、イデコをはじめたいけどどの商品に投資したらいい?という疑問にお答えします。
イデコを取り扱っているネット証券会社のうち、たとえば楽天証券の場合30種類、SBI証券では60種類から運用商品を選択しないといけません。
投資経験のないあなたや、イデコ初心者、何かと忙しいあなたがどの運用商品を選択したらいいかわからないのは当然です。
結論、イデコをはじめるなら楽天・全米株式インデックス・ファンドはいかがでしょうか。
ここでは、楽天・全米株式インデックス・ファンドを運用するべき理由について考えてみました。
ちなみに私は本格的に投資を始めたのは5年前。
だからこそ初心者の気持ちを理解しつつ、経験から得たものを含めた体験もお伝えしていきます。
目次
楽天・全米株式インデックス・ファンドはイデコ向き

現在、私のイデコのポートフォリオはズバリ「楽天・全米株式インデックス・ファンド一点」で運用しています。
投資初心者なら、アメリカの経済なんてわからなくてハードルが高いと思ったり、日本の投資信託のほうが耳馴染みがあるのでは?と不安になりますよね。
それでも楽天・全米株式インデックス・ファンドがイデコに向いている理由を、
- 信託報酬
- インデックスファンド
- 分散投資
という点で説明していきます。
信託報酬の安さで選ぶ

長期で資産運用するイデコなら、0.1%でも信託報酬の低い商品を選択したいものです。
なぜこだわるのかというと信託報酬は、
- 資産運用会社
- 販売会社
- 信託銀行
に支払う手数料で、投資信託保有期間中ずっと継続して発生します。
その年の運用で儲かっても損しても、確実にかかります。
例えば30代でイデコをはじめれば、30年以上信託報酬を払っていくことになります。
長期運用がマストなだけに、預けたお金がマイナスになり、手数料まで取られては意味がありません。
となりますが、信託報酬の高い商品でも高運用成績を残している商品もあり、一概に低ければ良いというものでもありません。
つまり、信託報酬と運用成績のバランス見極める必要があります。
インデックスファンドの選択
長期運用を目的とした投資では、インデックスファンドの選択がおすすめです。
投資信託には、インデックスファンドやアクティブファンド、バランスファンドといった用語が出てきます。
「あーまたわからなくなってきた…」とそっと閉じしてしまう前に。
インデックスファンドは日経平均、TOPIX、S&P500、ダウ平均のような株価指数と同じ値動きを目指す投資方法です。
音楽業界で例えなら、ジャンル・レーベル・国関係なく音楽業界全体の伸びに投資しているイメージです。
対するアクティブファンドは、プロの運用者が将来値上がりしそうな銘柄を買い、高いパフォーマンスを狙う投資方法です。
音楽業界なら、今後伸びそうなアーティスト(韓国系とか?)に集中して投資をするイメージです。
伸びる可能性も大いにあれば、まったく伸びなく衰退する可能性も大きい・・・そんなところでしょう。
私がインデックスファンドをおすすめするのはアクティブファンドと比較し、
- 購入時手数料が無料
- 運用管理費用が比較的安い
- 資金流入があり規模が大きい
という理由から。
私のように、30代から残り30年積立投資をしても条件がとても良いからです。
ちなみに、楽天・全米株式インデックス・ファンドはインデックスファンドです。
そのため特におすすめ商品として今回の記事では取り上げています。
分散投資している商品

投資商品は、運用商品の分散ができていると下落リスクに備えられるメリットがあります。
私は最初、自分のお金を減らしたくないと考え、バランスファンドを中心にイデコ商品を考えていました。
現在、私がイデコ口座を開設している楽天証券で購入できる運用商品は次のものがあります。
【国内株式】
- 三井住友・DCつみたてNISA・日本株インデックスファンド
- たわらノーロード日経225
- iTrust日本株式
- MHAM日本成長株ファンド<DC年金>
- フィデリティ・日本成長株・ファンド
- コモンズ30ファンド
【国内債券】
- たわらノーロード国内債券
- 明治安田DC日本債券オープン
【国内REIT】
- 三井住友・DC日本リートインデックスファンド
- 野村J-REIT ファンド(確定拠出年金向け)
【外国株式】
- たわらノーロード先進国株式
- インデックスファンド海外新興国(エマージング)株式
- ラッセル・インベストメント外国株式ファンド(DC向け)
- iTrust 世界株式
- 楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天・バンガード・ファンド(全米株式))
【海外債券】
- たわらノーロード先進国債券
- たわらノーロード先進国債券(為替ヘッジあり)
- インデックスファンド海外新興国(エマージング)債券(1年決算型)
- みずほUSハイイールドファンド<DC年金>
【海外REIT】
- 三井住友・DC外国リートインデックスファンド
【国内外株式】
- セゾン資産形成の達人ファンド
- 楽天・全世界株式インデックス・ファンド(楽天・バンガード・ファンド(全世界株式))
【コモディティ】
- ステートストリート・ゴールドファンド(為替ヘッジあり)
【バランス型】
- 三井住友・DC世界バランスファンド(動的配分型)
- 三菱UFJ DCバランス・イノベーション(KAKUSHIN)
- 投資のソムリエ<DC年金>
- セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド
- 楽天・インデックス・バランス(DC年金)
【ターゲットイヤー型】
- 楽天ターゲットイヤー2030
- 楽天ターゲットイヤー2040
- 楽天ターゲットイヤー2050
【元本確保型商品】
- みずほDC定期預金
楽天証券で、私の資産を安定成長を見込んだ商品を選択すると、以下のような選択になりました。
- 三井住友つみたてNISA日本株インデックス25%
- 三井住友DC日本リート5%
- たわらノーロード先進国債券20%
- たわらノーロード国内債券20%
- 三井住友・DC外国リートインデックスファンド5%
- ステートストリート・ゴールドファンド5%
- 楽天・全米株式インデックス・ファンド20%
いやいや、盛りすぎでしょう!!!
よく投資用語で、「卵を1つのかごに盛らない(:何かの衝撃で一気に壊れてしまうことのたとえ)」というものがあります。
しかし、卵を1つのかごに盛りながらの分散投資が、イデコの運用には欠かせません。
その点でも楽天・全米株式インデックス・ファンドは優れていると感じました。
全世界株式より全米株式な理由

楽天・全米株式インデックス・ファンドと最後まで悩んだのが、楽天・全世界株式インデックス・ファンドでした。
ですが私の中で、信託報酬の安さとアメリカがコケたら世界がコケる。
そう結論を出し、楽天・全米株式インデックス・ファンド一点買いを決断しました。
- 楽天・全米株式インデックス・ファンド…年率0.162%。
- 楽天・全世界株式インデックス・ファンド…年率0.212%
信託報酬面でのメリットを感じ、楽天・全米株式インデックス・ファンドに惹かれました。
リスクの面ではアメリカより全世界に分散したほうがと一度は考えました。
でも、「結局はアメリカファースト」なのではないかと考えています。
例えばリーマンショック、日本をはじめ世界の景気が冷え込みました。
トランプ大統領になってからは、彼の発言に日本株が一喜一憂しています。
結局、世界に投資してもアメリカがコケたときにどこかが莫大に上がる国があるのか。
そうなったときに、世界的に株価が落ちたとしたら分散の意味がない。
だからこそ、楽天・全米株式インデックス・ファンドが最も合理的だという結論に達しました。
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楽天・全米株式インデックス・ファンドの口コミ・評判
楽天・全米株式インデックス・ファンドを運用されている方々の口コミや評判も気になるところです。
【投資の最適解】楽天・全米株式インデックス・ファンド積立投資&長期保有で資産を増やす
⭐https://t.co/k85h4mIUI8記事更新されました。
積立保険に入るぐらいなら断然インデックス投資の方がオススメです。@mile_tabiiku さんによるリアル実践記録です^^— 両@リベ大 学長 (@freelife_blog) June 21, 2018
【ブログ更新】楽天VTIとiFree S&P 500インデックスはどちらが買いなのか検討してみました。信託報酬の差を考えますと今のところ楽天VTIでしょうか。
楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天VTI)とiFree S&P…https://t.co/9V317igjIn— ちゅり男 (@churio777) January 17, 2018
楽天・全米株式インデックス・ファンドとiFree S&P500インデックス、話題の投信のどちらが優れているのか、ということに対する一応のお答えです。
楽天・全米株式インデックス・ファン…https://t.co/PeGWZBjV4K pic.twitter.com/GW2XTDbEX7— たぱぞう🐘/米国株/不動産 (@tapazou29) October 27, 2017
両さん、ちゅり男さん、たぱぞうさんは私も投資関連で勉強させていただいている方々のツイートです。
どなたも全米株式インデックス・ファンドについて、高評価をされています。
経験豊富な投資家からの評価は期待がもてますし、投資初心者でも安心して購入に踏み切れます。
楽天・全米株式インデックス・ファンド運用実績
ここからは、イデコで楽天・全米株式インデックス・ファンドの運用実績についてお伝えします。
2018年9月現在
イデコ運用期間は1年未満ですが、現在の運用実績は20%を超えています。
楽天証券で積み立てているイデコ(iDeCo)ですが、運用利回りを久しぶりに見たら…
驚異の24.88%
楽天・バンガード・ファンド(全米株式)一本で、ここ数日下落ですがこういう時こそコツコツ積立てていきたい。#イデコ #iDeCo pic.twitter.com/W2U4noLYIV
— ソラマメ@30代働くパパ地域ブロガー (@35_restart) 2018年10月13日
ここまではアメリカ市場も好調ということもあり、スタートダッシュがうまくいっているという印象でした…
2018年10月現在

その1ヶ月後には、利回り-9.03%になりました。
アメリカによる中国との貿易問題や中間選挙による調整期間だったということで現在は3%台まで戻ってきました。

2021年4月現在
イデコ運用期間が4年目になりました。
現在の運用実績は21%を超えています。
運用を開始して4年目のiDeCo💰
ついに100万円を突破😂!!!
運用益も+21%となってました。老後資金のためにコツコツ投資する大切さと、福利の力、ドルコスト平均法の大切さなど学び多き投資をしております🙇♂
んでもって節税できるのはありがやありがたや😋
これからも継続頑張るぞ! pic.twitter.com/x7iUvV1jed
— ソラマメ@ミドルエイジブロガー🐸日興フロッギー×NISA運用中 (@35_restart) April 2, 2021
私はポイントを活用した株式投資で売買をしていますが、それより高パフォーマンス状態です。
自分のまだまだ薄い投資知識よりも、プロにお任せするのが一番だと痛感しています。

イデコで楽天・全米株式インデックス・ファンドを購入できるのは、楽天証券だけ。
年間手数料は他のネット証券会社と同じ2,829円で、運用管理手数料は無料です。
また楽天では、楽天経済圏といわれるほどポイントサービスが充実しています。
楽天証券から投資信託の購入で、普段の買い物のポイントが+1倍になるSPUプログラムなど、お得にサービス利用が可能です。
楽天証券でイデコをはじめ、投資を始めることで楽天スーパーポイントも貯めていくことができます。
\おすすめ証券会社/
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つみたてNISAにはないイデコの税制控除メリット

つみたてNISAとは違い、イデコは税制控除の対象です。
そんな理由で楽天・全米株式インデックス・ファンド1本運用をおすすめしています。
イデコはつみたてNISA同様、積立投資にかかる税金がかからず、所得税・住民税が軽減されます。
例えば、毎月1万5,000円の積立で、所得税・住民税合わせ年間54,800円も節税できます。(※所得に応じて説税額は変動)
考え方を変えれば、年間54,800円運用している投資信託がマイナスになってもトントンというわけです。
楽天・全米株式インデックス・ファンドも非常に優秀なファンドとして人気、実力も申し分ありません。
一時の下落はあっても、下落し続ける可能性はすくないと判断しています。
それに加えてイデコの説税メリットを考えればリスクを取った運用をするべきです。
もし運用益出た場合は、非課税。
通常の投資信託購入で利益が出た場合、20%も税金が引かれます。
それを考えると、イデコは優秀な投資制度です。
イデコだからできるリスク運用を
この記事では、イデコのおすすめの楽天・全米株式インデックス・ファンドを紹介しました。
私も今回投資家の多くの方に教えていただきながら、豊かな暮らしのための安心材料を作ることができました。
といって受け流しているのであれば、この記事を見てぜひはじめてみてください。
私も経験しましたが、イデコをはじめたいと思い金融機関の口座開設するにあたり、書類提出から審査が降るまで2ヶ月程度かかりました。
もしはじめたいと思った方はすぐにでも証券口座を開設し1ヶ月でも1年でも早く取りかかるべきです。
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