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楽天・全米株式インデックス・ファンドはイデコであり?運用実績を大公開

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掛金が全額所得控除!運用益も非課税!受取り時も控除!とメリットの大きいiDeCo。

唯一の懸念点であった特別法人税の撤廃をめぐる議論もあり、視界良好な投資先になりそうな予感がしています。

私は2018年からiDeCoデビューしましたが、当時悩んだのが投資商品の選定です。

iDeCoをを取り扱っているネット証券、例えば楽天証券の場合31種類(2023年7月21日現在)、SBI証券では84種類から運用商品から選択することになります。

当時投資初心者だった私にとってみても、ハードルが高かったです。

結論、私は楽天・全米株式インデックス・ファンド(以下楽天VTI)1本をiDeCoで運用中です。

この記事では楽天VTIについて、これまでの運用実績をお伝えします。

楽天VTIの魅力

楽天・全米株式インデックス・ファンドはイデコで運用

私のiDeCoのポートフォリオは楽天・全米株式インデックス・ファンド一点です。

当時、投資初心者の私は米国株なんてわからなく、日本株のほうが耳馴染みがあったのですが割と勢いで買った記憶があります。

結果オーライでしたが、なぜ楽天VTIを購入してよかったかを説明します。

信託報酬が安い

イデコ信託報酬が安いファンド

長期で資産運用するiDeCoなら、0.1%でも信託報酬の低い商品を選択したいものです。

なぜこだわるのかというと、信託報酬は①資産運用②会社販売会社③信託銀行に、投資信託保有期間中ずっと発生するからです。

例えば30代でiDeCoをはじめれば、30年以上信託報酬を払うことになります。

長期運用がマストなだけに、預けたお金がマイナスになり、手数料まで取られては意味がありません。

楽天VTIの信託報酬は0.1%台です。

eMAXIS Slim全米株式(S&P500) 、eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)といった個人投資家に人気の商品と同様に、低コストで良いですね。

インデックスファンド

iDeCoのように長期運用するなら、インデックスファンドがマストです。

インデックスファンドは日経平均、TOPIX、S&P500、ダウ平均のような株価指数と同じ値動きを目指します。

対するアクティブファンドは、プロの運用者が将来値上がりしそうな銘柄を買い、高いパフォーマンスを狙います。

インデックスファンドは、アクティブファンドよりも①購入時手数料が無料②運用管理費用が比較的安い③資金流入があり規模が大きいという点に優れています。

楽天VTIもインデックスファンドで、長期の積立投資との相性がよい商品といえます。

分散投資している商品

イデコは分散投資

投資商品は、運用商品の分散ができていると下落リスクに備えられるメリットがあります。

私は最初、自分のお金を減らしたくないと考え、バランスファンドを中心にiDeCo商品を考えていました。

当時、私がiDeCo口座を開設した楽天証券で安定して資産成長を見込んだ商品を選択しようと思ったら以下のようにました。

  1. 三井住友つみたてNISA日本株インデックス25%
  2. 三井住友DC日本リート5%
  3. たわらノーロード先進国債券20%
  4. たわらノーロード国内債券20%
  5. 三井住友・DC外国リートインデックスファンド5%
  6. ステートストリート・ゴールドファンド5%
  7. 楽天・全米株式インデックス・ファンド20%

けっこう盛られてますね…。

よく投資用語で、「卵を1つのかごに盛らない(何かの衝撃で一気に壊れてしまうことのたとえ)」というものがあります。

これだと世界の株に投資し債券も不動産にも投資できバランスはいいですが、リターンも安定的?かなと。

それなら株式に1点投資し、企業は分散して投資すればリスクは抑えられリターンは見込めるのでは?というのが私の皮算用。

その点から、楽天VTIへの1点投資を行いました。

全米に投資したほうがいいと思った理由

イデコはアメリカファースト

全世界より全米

当時、楽天VTI(全米)と最後まで悩んだのが楽天VT(全世界)でした。

ですが私の中で、アメリカがコケたら世界がコケると結論づけ楽天VTI一点買いを決断しました。

確かに、リスク面ではアメリカより全世界に分散したほうがと一度は考えました。

でも「結局はアメリカファースト」なのではないかと考えています。

リーマンショックでもトランプ政権時でも、アメリカの動きに世界が一喜一憂しています。

結局、世界に投資してもアメリカがコケたときにどこかが莫大に上がる国があるのか。

そうなったときに、世界的に株価が落ちたとしたら分散の意味がない。

だからこそ、まずは全米が間違いないかなと…。

米国500社より4000社の全米

もう一つ検討したのが、S&P500か楽天VTIかです。

S&P500は数字の通りアメリカの優良企業500社を厳選したパックで、対する楽天VTIは全米4000社。

GAFAMといった、世界を牽引するアメリカ企業の比率が高いS%P500を積立投資している人も多いはずです。

それでも私が全米を選んだのは、アメリカンドリームがあるから。

ChatGPTを開発したOpenAI社は、マイクロソフトなどから約10億米ドル出資されたことが話題になりました。

楽天VTIは小型株も入っており、もちろん広く投資することでリスク分散もできているし、どこかが大飛躍する可能性もあります。

その話は、楽天VTI推しの厚切りジェイソンさんの本でも語られてて、まさに同感~って思いましたね。

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楽天VTIの運用実績

ここからは、iDeCoで楽天VTIを運用している私の実績についてお伝えします。

2018年9月現在

iDeCo運用期間は1年未満ですが、現在の運用実績は20%を超えています。

ここまではアメリカ市場も好調ということもあり、スタートダッシュがうまくいっているという印象でした…

2018年10月現在

楽天・全米株式インデックス・ファンド運用成績マイナス9%

その1ヶ月後には、利回り-9.03%になりました。

アメリカによる中国との貿易問題や中間選挙による調整期間だったということで現在は3%台まで戻ってきました。

楽天・全米株式インデックス・ファンドのチャート(楽天証券サイトより引用)

2021年4月現在

iDeCo運用期間が4年目になり、現在の運用実績は21%を超えています。

2020年にあったコロナショック時には大きく資産を減らしましたが、運用益がマイナスになることはありませんでした。

でも、焦りましたよね…売りたいなと思うこともありましたがiDeCoは60歳になるまで解約できません。

それが功を奏した結果ですかね…握力大事~~。。

2023年5月現在

あれから2年経過しましたが、資産は順調に伸びてます。

これからは米国景気が冷え込む可能性もありますし、60歳になるまで20年弱あります。

資産は上下しながら、ゆるやかに右肩上がりで推移していくことを望んでます。

短期ではなく長期目線で、これができるのがiDeCoの積立投資の魅力かなと思います。

楽天VTIを購入できるのは楽天証券
イデコは楽天証券でスタート

楽天VTIを購入できるのは楽天証券

年間手数料は他ネット証券と同じ2,829円で、運用管理手数料は無料です。

毎月発生する費用については、国民年金基金連合会、および事務委託先の信託銀行で発生するものがあります。詳細は手数料についてをご確認ください 。

また楽天では、楽天経済圏といわれるほどポイントサービスが充実しています。

楽天証券から投資信託の購入で、普段の買い物のポイントが最大+1倍になるSPUプログラムなど、お得にサービス利用が可能です。

楽天証券でiDeCoをはじめ、投資を始めることで楽天ポイントも貯めていくことができます。

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iDeCoの税制控除メリットは新NISAにはない

イデコは長期運用だから楽天・全米株式インデックス・ファンド

2024年からはじまる新NISAとは違い、iDeCoは税制控除の対象です。

iDeCoは運用益は非課税なのは現行NISAと同様なのですが、所得控除があり所得税・住民税が軽減されます。

月15,000円の積立で、所得税・住民税合わせ年間54,800円も節税できます。(※所得に応じて説税額は変動)

考え方を変えれば、年間54,800円運用している投資信託がマイナスになってもトントンというわけです。

ソラマメ
ソラマメ
そのため思い切った運用もできるのではないか?

という理由で、楽天VTIをiDeCoでは1本集中して運用しています。

もちろん楽天VTIは、非常に優秀なファンドとして人気、実力も申し分ありません。

加えてiDeCoの説税メリットを考えれば、少しリスクを取った運用も考えてみてもよいのかも。

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分かりづらいけどやってみたら学んでいける

この記事は、2018年に書いたものを新たに修正した記事です。

当時の私はインデックス投資も楽天VTIについても初心者で、それなりに勉強して書いたつもりでした。

でも、改めて修正していった際、理解できていることが多くなっていることに自分でも驚きと嬉しさがありました。

iDeCoなんてわからないから…といって受け流さず、将来に目を向け一歩踏み出してみる。

月5,000円から積立てができるので、始めてみてから学んでいく自分のようなスタイルもおすすめです。

では今日はこの辺で。

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