40代でもアッパーマス層を本気で狙うなら格差の少ない『日本を使い倒せ！』

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40代・平凡会社員のソラマメです。

田内学さんってご存じですか？

最近は『きみのお金は誰のため』という本を読みなおしています。

その中でとても印象に残ったのが、

「日本は金銭的な格差はあるけれど、生活の豊かさという意味では、実は格差が縮まっている」

という話でした。

確かに今の日本は、スマホもテレビも持てて、ファストフードにも困らない。

これだけ聞くと「わりと恵まれてる国だよな」と思えてきます。

でも一方で、こんなデータを見ると、ため息も出ます。

Contents

富裕層は過去最多。でも「増えているのは上だけ」じゃない
富裕層がやっているのは、実は“特別なこと”じゃない
普通の40代でもアッパーマス層になれる現実的な方法
まとめ

富裕層は過去最多。でも「増えているのは上だけ」じゃない

野村総合研究所（NRI）の調査によると、日本の富裕層・超富裕層は約148.5万世帯。

その純金融資産総額は 364兆円にも達しているそうです。

富裕層（1億〜5億円未満）が約139.5万世帯

超富裕層（5億円以上）が約9万世帯

まさに雲の上の世界ですよね。

「どうせ一部の人の話でしょ…」そう思いたくもなります。

ところが、ここで見落としがちなポイントがあります。

実はここ数年で、準富裕層（5,000万〜1億円未満）や、アッパーマス層（3,000万〜5,000万円未満）も増えているのです。

テレビでは「物価高で生活が苦しい」と言われ続けているのに、一方で“資産を積み上げる側”の人も、確実に増えている。

この違いは何なのか。

正直、ここが一番気になるところですよね。

富裕層がやっているのは、実は“特別なこと”じゃない

NRIの調査では、富裕層・超富裕層がここ10年近くで資産を増やせた最大の理由は、「株式などの資産価格の上昇」だとされています。

2019年〜2021年にはコロナショックで株価が大きく下落しました。

多くの人が不安で売ったあの時期、富裕層はどうしていたか。

・売らなかった人
・むしろ買い増した人

この差が、数年後に大きな“差”になって表れているのだと思います。

恥ずかしながら私はというと、コロナショックでビビってイオン株を売ってしまいました…。

今では幻のオーナーズカードです。

あの時ホールドしていれば…と、今でも少し悔やんでいます。

もうひとつ、NRIの調査で興味深いのが日本の富裕層には「事業オーナー」が多いという点です。

昔ながらの年功序列社会の中でも、脱サラして起業し、事業を拡大し、資産を築いた人たちが、今の富裕層になっている。

実際、私の会社のオーナーも二代目経営者ですが、事業にどんどんお金を回して、知らない会社をいくつも持っています。

「お金持ちは、やっぱりお金の使い方が違うな…」そう実感させられます。

普通の40代でもアッパーマス層になれる現実的な方法

稼いで貯めて投資する

40代からお金持ちになるなんて、正直“無理ゲー”に見えます。

起業する体力もない、失敗するリスクも取れない、今さら年収が倍になることもない。

現実を見れば見るほど、「もう遅い」と感じてしまうのが普通だと思います。

でも私は、超富裕層は無理でも、アッパーマス層なら“普通の40代”でも現実的に狙えると思っています。

そのために必要なのは、特別な才能でも一発逆転の勝負でもありません。

必要なのは、たったこれだけです。

稼いで、貯めて、投資する。

まずは本業でも副収入でもいいから、使えるお金を少しでも増やす。

次に、そのお金を“できるだけ減らさずに”貯める。

そして、貯めたお金を世界に投資して、時間を味方につけて増やす。

このサイクルを、20年かけて淡々と回し続けた人が、気がつけば“資産側の人間”になっていきます。

日本のいいところを使い倒す

そして、この戦略を実行するうえで、実は日本はめちゃくちゃ有利な国です。

・地方に行けば家賃は一気に下げられる
・夕方のスーパーに行けば半額の食材が並ぶ
・ファストフードは世界的に見ても激安
・医療費も抑えられ、治安も良い

物価が上がった、苦しい、とは言われますが、それでも「生活コストを下げやすい国」であることは間違いありません。

ここがポイントです。

日本で徹底的に支出を抑えながら、投資だけは世界に出す。

この戦い方が、40代にとって最も現実的で、最も再現性が高い資産形成ルートだと私は思っています。

ルールは一緒、あとは動けるか？

給料が爆発的に上がらなくてもいい。

日本でコツコツ守りを固めて、アメリカや世界の成長を“外からいただく”。
だから私はこう考えています。

日本という国は、「嘆く対象」ではなく「使い倒す対象」だ。

給料が上がらないなら、支出を下げて投資へ回す。

国が変わらないなら、自分のやり方を変える。

その積み重ねの先に、普通の40代でも、アッパーマス層に届く現実が見えてくるのだと思います。

まとめ

富裕層は、特別な才能を持った一部の人だけの存在ではありません。

実際に増えているのは、準富裕層やアッパーマス層といった「現実的に手が届く層」です。

彼らがやっていることは、とてもシンプルです。

• 収入を少しずつ増やし
• 支出を抑えてお金を貯め
• そのお金を投資に回して、時間を味方につける

そして、日本という「支出を抑えやすい国」に住みながら、世界の成長に投資する。

特別なことをしなくても、普通の40代でも、この道を選ぶことはできます。

私自身も、まだ道の途中です。

それでも、アッパーマス層という目標に向かって、今日も淡々と積み上げています。

「もう遅い」と思った瞬間が、実は一番早いスタートかもしれません。

本日も、ありがとうございました。