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どうも、40代平凡な会社員のソラマメ(@35_restart)です。
私は現在、出向先で管理者代理を務めています。
先日経営陣と面談があり、出向先で管理者の打診をされました。
もし管理者にならなければ、これ以上の昇給はなく、手当継続も困難という話でした。
分かっていたことですが、40代以降、平社員でいれば昇給は困難になります。
じゃあお金のために管理者になるか?ということを考えてみました。
同じ境遇の同年代がいれば、ぜひ参考にしてください。
40代で昇進を断ると会社に居づらくなっていく
- 出向先で管理者になってほしい
- いつまでも手当をつけれない
- 残業を減らさなければ昇給できない
今回の面談で言われたことは主に3つ。
「管理者にならなければ管理者以上の給料は払えないから覚悟してね」というようなニュアンスとして捉えています。
私は、出向元に戻してほしいと伺いましたが、下記の理由で難色を示されました。
本部に戻っても見合う仕事がない
弊社は大きく分けて総務・経理・人事・研修部門があります。
人事総務系にいた私が出向してから、新規採用をけっこうしていました。
その採用した職員たちがおのおの成長してきているから、戻ってもいまの私の給料に見合う仕事が総務系の管理者か研修系になるかもしれないとのこと。
希望であった人事系はいまのスタッフ事情からすると、期待できない感じがしました。
これ以上いまの立場で昇給していくのは困難
いまの自分の残業代を含めた月給は、管理者よりも高いときがあるとのこと。
以前いたとある一般社員から管理者になった人が、管理者になってから残業時間が増えたにも関わらず給料が下がったということで辞めた後に訴えたようです。
その際に提出した一般社員と管理者の給料一覧で、残業代を含んだ一般社員より給料が低かったようで、訴えに負けたとのこと。
だから、これ以上昇給するには管理者になるしかないと言われました。
いつまでも手当をつけれない
社長も私のことを気にかけてはくれており、本来つけれない手当を支給してくれていました。
これも会長にバレてしまったら、つけることはできなくなるかもしれないので収入は下がる。
(弊社は会長が絶対の超ワンマン企業なので…)
今は出向先の業務開始時間が少し早いので、その分をこの手当で補てんしているとかばってくれているようですが、時間の問題かもしれないと言われました。
このままでは昇給もできず残業代と手当もカットになる
今年度の昇給は絶望的
ここまでの話をされて分かったことは、このままでは絶対に昇給がないということです。
実質ほとんど管理者の仕事をしているのに昇給がないのは納得いきませんが、異動しない君が悪いと言われたらそれまで。
会社としてはいいように使われているとしか思えません。
だからこちらも手抜いたり仕事しているフリして別作業してたり、うまくやってはいるのですがね…。
残業代は昨年度より見込めない
残業代に関しても減らすしかありません。
ただ今年に入り信頼していたスタッフが辞め、実務で自分が請け負いフォローしなくてはいけないません。
スタッフを採用して、引き継ぐまでこれまで同様の残業時間がかかると伝えました。
しかし、年間では確実に少なくなるので昨年度以上の収入は見込めないことになりました。
手当も見つかった時点でアウト
こっそりとつけていてくれた手当も、会長に見つかれば即アウトです。
そうなるかもしれないと社長から言われたということは、前フリされているも同然。
容赦なくカットされてしまえば、月16,500円の支給がなくなります。
もしこれらのコンボを喰らえば、年収500万円割れは確実です。
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どうしてこんなに管理者になりたくないのか
管理者への拒否がなぜあるのか。
自問自答してみたら過去の経験と現在の環境、そして管理者とはという自分の固定概念が変えられなさそうだと気づきました。
前職の経験
私は前職で35歳のとき、現場職から中間管理職へキャリアアップしました。
思い入れのある仕事でしたし、前任の上司とはここを発展させていきたいという自負もあった。
でも、現実は違いました。
経営者の無理難題をスタッフに迷惑を掛けぬよう自分で請負ってしまい、1年で自分がつぶれました。
苦い経験があるからこそ対処する方法も身についてきましたが、同じ経験はしたくないという気持ちが今でも大きいのは確かです。
信頼できるスタッフがいない
前職の経験で最もつらかったのは、管理職を理解・共感し業務に励んでくれる仲間の存在を失ったことでした。
特に信頼していたスタッフは、1人は育休明けで時短勤務、もう一人は妊活したいということで退職になりました。
両腕を失くした私は経営者に頼りになる人を転勤させてほしいと懇願しましたが、思いは伝わらずもう無理だとなってしまい辞めました。
今の職場でも信頼していたスタッフが2名いましたが、2名とも退職。
一緒にやっていける仲間なくして、管理者はできないと今でも思っています。
↑これ、甘いのかな…?
管理者=自己犠牲
一番は、管理者は自己犠牲がないといけないと自分が考えているからなのでしょう。
特に医療福祉は24時間、365日スタッフさんがいなければ成り立ちません。
1ピース欠けただけでもシフト管理、調整、採用ができなければ現場のスタッフを酷使させる事態になります。
福祉系でなくても、スタッフが抜けたら絶望的だという人員配置に余裕がない職場の管理者はいつも不安な気持ちを抱えていると思います。
そうなるとどうなるかというと、辞められたら困るので厳しいことが言えなくなる。
社員のフォローのために、自分の時間が削られるという、自分を犠牲にした行為が増えます。
自分なりに考えた管理的立場はNG
中には自己犠牲なんて考えない管理者もいて、私の考えが理解できない人もいるでしょう。
私も考えすぎる面もあると思います。
でも、前職の経験と今回の経験をして自己犠牲感をぬぐえないのは、もうそういう性格なのだと思います。
それを直すのは一苦労、もしくは無理。
でも出向社員という距離感があれば、厳しい判断や自己犠牲も少なく出向先をフォローしていけるのではないか。
自分も距離感があるほうが、自己犠牲の念をセーブできるので互いにメリットはあるのかなと。
そういう立ち位置ではだめかと社長に聞いたら、「それは逃げだ」と一喝され終わりました。
↑これ、逃げなんかな…。
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40代以降を生き抜くために今後考えること
私はこれまで散財してきたので、お金に余裕がなく65歳まで働くしかありません。
そのうえで、今後どうしていくか考えました。
管理者になる
これはもう、お金のためでしかないですね。
このまま同じ仕事をして頭打ちになるくらいなら、引き受け給料をあげていくしかない。
なりたくない、やりたくない仕事。
ですが、死なない程度にできないことやらない。
泣いてでも、休職してでも自分を守りながら、管理という仕事を引き受けるしかありません。
もう一度、なんでこんなに管理職になりたくないのかを自分の中に落とし込んで決めたいと思います。
管理者にならない
管理者にならないのであれば、本部に戻って一社員として仕事をすることになります。
こちらも給料は下がるし、管理者にはならないのでお金は減ります。
お金は減るけど自己犠牲して現場を守ることはなくなるし、定時で上がれるような仕事にはなるでしょう。
人事系ならまだ楽しめるかもしれないけど、それ以外であれば人も微妙だし戻ったら戻ったでまた悩むのかもしれません。
転職する
お金の面、仕事の楽しさを求めるなら絶対に転職です。
人間関係の不安や給料面の不安、資格があるわけでもないし、飛びぬけたスキルがあるわけでもない40代。
最低今の年収ベースで拾ってくれるところがあるのかは正直めちゃくちゃ不安で、転職活動は進められていません。
一方で、人生一度きり、転職活動だけなら無料だからというポジティブになれる時もあります。
軽い気持ちで転職サイトや転職エージェントに登録してもいいのかな。
転職活動してダメなら、ここで管理者になるか本部で平社員続けることになるでしょうね。
さいごに
実は管理者になってほしいと言われたのは2度目、前回は断っています。
そのときも、これ以上ここで働いても昇給など見込めないという理由で転職を考えた時期がありました。
ただその時は家族と話し合い、妊活を第一に考え続けることを決断。
しかし妊活は上手くいくことはなく、あきらめ新たな道を歩むことを決めました。
今後の働き方について家族で話し合った結果は別記事で書きましたので、こちらも読んでもらえたら嬉しいです。