全ては年間120万円の配当生活のために。金の卵を産む鶏の育て方

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60代で月10万円の配当生活を夢見て、毎日投資に邁進している40代遅咲き投資家のソラマメです。

高配当株に出会い3年間、金の卵を産む鶏を探し飼っていますが、飼うことと同じくらい大切なのが育て方です。

配当株を育てていくことで配当が配当を生み、雪だるまのように大きく育てていくことも不可能ではありません。

今回は高配当株を購入していった後のメンテナンス方法について解説します。

前回は、金の卵を産む鶏の探し方についてお伝えしています。

高配当株の見つけ方が知りたい人は、そちらをぜひ参考下さい。

理想は自らの力で大きくなること

理想的なのは、金の卵を産む鶏が自ら成長してくれることです。

企業で言えば、成長に伴い配当の増額（増配）を決めてくれることでしょう。

この状態であれば、株を持っているだけで配当金が伸びていきます。

そんなおいしい話あるのか？と思われるかもしれませんが、あなどることなかれ。

10年前の三菱商事の配当は55円→5年前の配当は110円と2倍になっています。

来年の配当は200円の予想なので、10年で約4倍になります。

これまでは不人気株として君臨していながら金利上昇によって株価も好調なMUFGに関しても、2013年の配当13円から今期32円と10で約2.5倍になっています。

もちろん、こういった株ばかりではないのですが、累進配当を明言している企業の株は増配がなくても減配することはないので最低でも現状維持が見込めます。

1点集中することなく優良企業を分散し、減配せず増配を繰り返していくことで減量することなく大きく育つのが理想です。

全ての企業に増配をお祈りしても、それは叶いませんし増配する金額もばらつきがあります。

毎年もらう配当金を再投資すれば、金の卵を大きくすることができます。

私が配当株を購入した初年度、受け取った配当は8万円程度でした。

正直微妙すぎて実感が湧きませんでしたが、現在は20万円以上の配当を手にすることになりました。

25万円を再投資に充てることができれば、三菱UFJ銀行を200株ほど購入することができます。

同社の来期の配当は41円なので、200株で8,200円配当が増えることになります。

こうして毎年得た配当金をそのまま再投資することで配当金を増やすこともできます。

もし含み損を抱えており細くなっている黄金鶏であれば、利回りも高くなっている状態なので買い増してもOK。

配当を得ることもでき、抱えている含み損を減少させることもできます。

配当金を再投資するだけでなく、自助努力も必要です。

給料の一部を投資資金として捻出し、資金を投入することで将来受け取る配当金を増やしていくことも、目標次第では考えなければいけません。

貯金代わりにずっと同じ配当をもらい続ける。

累計でお小遣いが増えればいいという考えも配当株投資でもOKです。

配当を増やしたいのであれば、増配+配当再投資+自己資金のコンボで次年度以降の配当を増やしていきましょう。

株式投資にはリスクがあり、買っても値下がってしまっては損だからやりたくない。

という人の気持ちもよくわかります。

実際に、私も投資した翌日に下がって売ってやるんじゃなかった、といってその後10年以上本格機に始めるまでの時間を要した男なので。

でも、配当株であれば貯金のように買って放置しておくだけで、ずっと配当を受け取り続けることができます。

そういった貯金代わりの貯株という考えもいいなと最近は感じています。

次回からは、貯株について触れてみます。

では、本日はこの辺で。