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転職して思う、ブラック企業を辞めれなかったのはストックホルム症候群のせい

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去年の年末、久しぶりに忘年会のお誘いを受け前職の人に会いました。

久しぶりの再会で楽しいひと時でしたが、前職の状況を聞くと環境が改善された部分もありましたが、全くされてない部分もありました。

特に変わっていなかったのがトップの価値観で、『長時間仕事をしている=評価』というもの。

これは長年オーナー自身が築き上げてきた価値観。

たかが数年で変わるはずがないと思ってましたが、それが原因でうつ病になり心を痛めた身からすると、当時がフラッシュバックして嫌な気分でした。

あんなに過酷な環境だったのに辞める決断ができなく、自分の死を覚悟するくらい追い込まれたのに、それでも毎日仕事に行ってた。

今思えば、あれはストックホルム症候群だったのではないかと思います。

ストックホルム症候群とは

ストックホルム症候群(ストックホルムしょうこうぐん、Stockholm syndrome)は、精神医学用語の一つで、犯罪被害者が、犯人と一時的に時間や場所を共有することによって、過度の同情さらには好意等の特別な依存感情を抱くことをいう。

Wikipediaより引用

「ストックホルム症候群」は心理学の専門用語。

仕事場で犯罪者といたわけではありませんが、オーナーに自らの考えを言えず長時間労働させられていた部分においては、似た環境と錯覚してもおかしくありません。

あの頃の仕事環境は、私含め多くの社員が残業して仕事をしていました。

長時間仲間と仕事をしている人なら分かるかもしれませんが、ずっと一緒にいるとその環境が当たり前になってきます。

同じ残る仲間とは強い絆で結ばれた状態になり、会社に対しても思い入れが深くなる状態。

今思えば異常な行動だったと、離れて俯瞰的に見ればそう思います。

ですが、当時は残るのが当たり前、会社に忠誠を誓うのが絶対だったように感じます。

それだけ依存性が高かったので、当時の仲間とはこうして楽しく語り合えます。

それはそれで嬉しいことなのですが、体と心を壊すまで働く必要はなかったのです。

当時の私は会社に洗脳されていた

個人的に想いを綴っていた、過去のブログ(日記)がありました。

当時のままをここで晒します。

2016年9月

週末会議がありました。

重要な内容があったり雑談あったり、短くも長い二日間でした。

会議の終盤、社員の働く時間(残業など)についての話がトップからありました。

私と同じく責任者になったMさんの残業時間は、月に90時間。

トップは笑いながら「ちゃんと休むように」といってました。

その流れで僕の話になり、「あなたはもっと働きなさい」と、なりました。

僕の残業時間は50~60時間。

それでも短いのか…とすべてが崩れ落ちる気持ちになりました。

我が社は9:00~18:00が定時。

定時前に出勤しても必ず9:00のカウントとなり、また18:00以降仕事をする場合、30分の謎の休憩時間が与えられ残業は18:30よりはじまります。

なので、月に20日働くとすると少なからず毎日残業すれば、プラス60時間がたまります。

となると…私の月の残業は100~120時間になるのですorz・・・

遅くまで仕事をして帰りが遅くなり、家族に申し訳なく思いながら、それをカバーできる収入もなく、本当になんのために仕事をしているのか、頭が真っ白になってわからなくなりました。

仕事はきっと会社を発展させるためだとトップは思います。

きっと昔ならそういう気持ちの人はいるかも。

でも、私のいまは、「家族との時間」も大切だし、「自分の時間」も大切。

「会社の発展より地道な収入増」がほしい。

ほんと、合わないと思ってしまいました。

そんな中での仕事は辛い。

それでも毎日降りかかってくる仕事が今も残り、残業をしています。

先日とある記事で、日本人は残業が多いけど、「やっているようにごまかしている人も多々いるのでは」という外国人の意見にはっと気がつかされました。

まさに、いまの会社はそんな感じ。

長く残っている=仕事をしているのではないんですよね。

短く仕事を終わらせて自分のプライベートも大切にしている人も多いはず。

むしろ、そういう方々こそが新しいアイデアを生んだり、仕事を円滑に進ませるようにしているのだと思います。

それは独身の時は「帰っても誰も待っていないから」といってダラダラ仕事をしている人が、家族ができ恋人ができデートや家族との時間を作るために効率的に仕事をする理論と同じだと思います。

そのライフスタイルがこの会社で築くことができないのであれば、それは個々に入るべきではないと思います。

いま自分の中では転職も含めて探している最中です。

この選択がいいのか悪いのかはわかりません。

ただ自分が生きていくうえでお金のこと、仕事のことをしっかりと考えなくては、
この先の20年は失われていくものだと思います。

率直に言うと、暗い。でも、当時のトップの私への叱責は衝撃的だったし、今もあの光景は忘れることができません。

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会社にボロ雑巾のように使われた社員の末路

当時の日記で登場した、同時期に責任者になった月90時間以上を毎月欠かさなかったMさん。

いまはどうしているか?飲み会で当時の仲間に聞きました。

彼は成績不振で責任者を降ろされ地方に転勤になったが、トップの恩情であってないような名目の役職を与えられて窓際のようなポジションにいる、と言ってました。

私が辞めてからも、毎日誰よりも早く来て、誰よりも遅く帰っていたそうです。

北海道から単身で来ていたのに、また地方に飛ばされ、でももう行くところがないのでそこにいるような感じです。

しかも、長く残っていた時に結果を出せなかったので、転勤後も無駄に残るしかない。

でないと、結果も出てないのに何で前より早く上がるんだと言われるからだそうです。

結局、ボロボロになるまで拘束され結果が出なければ、出るまでさらにボロボロになるまで残り続けるしかないという末路。

それ以上は恐ろしくて聞けませんでしたが、自分は呪縛から抜けることができて良かったと思いました。

社会人として正しい感覚を保つには

もちろん大好きな仕事でしたし、今でもまたチャレンジしたいなと思うこともあります。

ただ、同じように潰れるのはごめんです。

社会人として正しい感覚を保つには、仕事とプライベートの距離感を大切にすることです。

前職を辞めて絶対に心に決め実践してきたことは、家族と自分を大切にすることでした。

上司の評価のために、給料が上がるかもしれないからといった理由で仕事を優先しても、評価が上がることは少ないし、思った昇給も望めません。

それなら副業に走った方が稼げるのでは?

と踏み切ったことで、さらに会社とは距離を作れるようになりました。

この6年間があったことで、現職でも管理職になりましたが会社沼にはまることなく、マネジメント業務ができています。

本業でも大幅な給与アップを手にすることもできたのも、数年間会社との距離感を常に意識してきたからだと振り返ります。

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さいごに

ひょっとしたら、本業ガチっていたらもっと早く昇格・昇給し、早くからマネジメント業務になっていたかもしれません。

でも、あのままの自分だったら仕事第一で、必ず同じところで躓いてた。

時間はかかり遠回りしましたが、ブラック企業(というか実際は自分の中のブラック体質だったのかもしれませんが)から抜け出せたことは、今後も仕事を続けていく上で大きな財産です。

今日も帰れない…。

本当は休みだったのに今日も出勤…。

そんな方はぜひ、今置かれている状況がストックホルム症候群じゃないか、確かめてみてほしいです。



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