この記事では、嫌なことで死なない生き方をご紹介します。
自己肯定感が低めな人ほど、生きていても良いことがないなぁと思って息苦しさを感じていませんか。
わかります、自分も同じ気持ちをずっと抱えていましたから。
でも、そんな息苦しい生き方から「嫌なことで死なない」生き方に変われたら…
このたった1つの言葉でふと肩の荷が降りたような気持ちになりませんか。
この記事では、嫌なことで死なない生き方について深く考えてみました。
「嫌いなことで死なない」とは
「嫌いなことで死なない」とは、「好きなことで生きていく」の対義語。
そのように私は捉えています。
はじめてこのフレーズを耳にしたのは、中田敦彦のYouTube大学。
そこで紹介された『年収90万円で東京ハッピーライフ』という本でした。
あっちゃんの話には引き込まれることが多いのですが、このフレーズを聞いた時…。
自分の心の中にズドンとくるものがあり2度見しました(笑)
それこそ著書である大原扁理さんの言葉でした。
好きなことなんてなくても、今すぐ見つけなくても、もっと言えば死ぬまで見つからなくたって、別にいいじゃないですか。大事なのは、嫌いなことで死なないこと。
年収90万円で東京ハッピーライフより
本やYouTubeでは、東京で年収90万円でも楽しく暮らすことについて伝えられています。
ですが、この「嫌いなことで死なない」という考えこそ目指すべき生き方だと強く感じたわけです。
朝になったら死にたくなるような仕事をしてた
なぜこんなにも「嫌いなことで死なない」に共感したのか。
それは、私がこれまで仕事で経験した挫折と強く関係しています。
私は35歳の時、たった1年で管理職を挫折し抑うつ状態になり仕事を辞めました。
抑うつ状態になってしまった理由は、トップからのハラスメントと業績へのプレッシャーでした。
「なぜできないんだ」「もっとできるだろう」
という言葉に必死になり毎日終電まで働いても、年度目標を20%割る恐怖でいつの間にか死にたいと思うようになりました。
家族とドライブに出ていても涙が出て、朝なんてこないでほしいと思う日も。
出世した、これで家族を少しだけ楽にさせてあげられる。
一緒に働く仲間を守らなきゃリーダーじゃない。
周りのことを考えていたら、いつの間にか自分が倒れてしまったという始末…。
今思えば回避する方法はいくつかあったのですが、当時は俯瞰して仕事や自分を見ることができませんでした。
当然逃げるように会社を辞めることになったので、転職にかける時間もありません。
資産もほとんどなく選ばざるを得なかったのが、年収ダウンの転職でした。
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転職先は「好きなことで生きる」ではなかった
転職先は福祉・医療。
不況に強い仕事かつ事務職が希望だったので、年収以外は希望の転職でした。
でも介護の世界は無知、それどころか入社当時から数年間は興味がもてませんでした。
それは、介護がいけないというわけでは決してありません。
自分がこれまで、仕事に関して好きなことを選択してきたという気づきでした。
マスコミ希望から新卒で入った出版社も、ラジオや多媒体でプロモートできる広告代理業も広報という仕事も。
すべては自分がやりたいと思う仕事を選択してきました。
はじめて選択した、好きではない仕事。
事務職なので派手さがあるわけでもなく、中小ですが2,000名規模の会社のため人関係性に悩むこともありました。
そんな中、世間では空前の「好きなことで生きていく」ブーム。
好きな仕事の見つけ方とか、好きなことだけで生きていくライフハックとか、嫌でも目にする日が続きました。
好きなこと探さなきゃと焦っていました。
自分の人生これでいいのかなと落ち込みました。
そんな焦りの中でも、気づけば5年目を通過しています。
好きなことで生きていくのは難しい
40年近く生きてきた中で感じたこと。
それは、好きなことで生きていくのは素晴らしいことだけどめちゃくちゃ難しいということです。
好きなことが見つからない
そもそも好きなことがない人は、好きなもの探しから始めないといけません。
好きなものがあったとしても、それが人から称賛されるような生き方をしないといけません。
…いけないわけではないと思うのですが、「好きなことでこんな風に生きているぜ」
という発信で自分を保つというかそんなイメージ(歪んでいたらごめんなさい)
そんな風に好きなことで生きている人が輝いて見えますし、確かに私は憧れました。
好きなものを必死に探しましたし、今でも探しています。
でも好きなものは見つからないし、それで生きていくこともイメージできない。
じゃあダメなのかと思っていた時…。
その言葉たちと反対の言葉、「嫌いなことで死なない」が輝いて見えたのです。
好きでも幸福度は上がらない
もう一つ『科学的な適職』をいう本の中で、好きを仕事にしても幸福度は上がらないという話も衝撃的でした。
これは、多くの職業研究によれば自分の好きなことを仕事にしてもしなくても幸福度は変わらないというものです。
好きを仕事にする適合派と、仕事は楽しくなくても給料は欲しいという成長派。
この2つの仕事観では、長期で見ると成長派のほうが年収やキャリアのレベルが高いことを知り驚きました。
そして、仕事のへの情熱は自分が注いだリソースの量に比例する。
こうも書かれており、割り切ってはじめた仕事でも費やす時間と共に楽しくなってくる。
という内容に、どこか共感している自分がいたのです。
好きではないけど辞める気もない
先ほどもお伝えしましたが、自分は転職してから5年目になります。
振り返ってみてこの5年間、本気で辞めたいと思ったことは一度もなかったんです。
好きだったマスコミや広報の仕事は、5年以内に辞めたこともありました。
でも、好きではない仕事なのに5年経過しても辞めたいと思ったことがありません。
それだけでなく、仕事の中でこういうことをやりたいとか変えたいとか。
確かにリソースをかける分、仕事をしていくうちに楽しめるようになっている自分がいました。
この状態も、嫌いなことで死なない生き方だと捉えたら少し気分がすっきりしました。
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嫌なことで死なない生活を実践するには
もっと突き詰め、嫌いなことで死なない生活を実践していくにはどうしたらいいか。
それはライフスタイルを追求し、それに基づいた生活実践ではないかと思っています。
ライフスタイルを追求する
実は簡単そうでここが一番難しいのではないかと思うくらい悩ましい、自分(家族)のライフスタイルです。
なぜ難しいかというと、「これだけの収入になったからこの生活になった」という人が多いからだと思います。
だからこそ、反対に「これだけの生活にはこれだけの収入が必要だ」という自分のライフスタイルを見つめ直す。
ここでは単純に節約というわけではなく、もっと大きく自分たちがどういった生活を望むのかを決める。
こういう作業が嫌いなことでしなない生活実践の基盤になります。
逆算した生活
ライフスタイルが決まれば、具体策を決めていけばいいだけです。
モノを減らし必要なものだけ買えば、収入を求める必要はなくなります。
まさしく『年収90万円で東京ハッピーライフ』という本の著書、大原扁理さんの世界ですよね。
支出がわかっているからこそ、週に最低何日働けばいいかを逆算することができます。
この収入で貯金もできているというのですから、本当に徹底されていることがわかりますね。
サイドFIRE
もうひとつの考え方が、サイドFIREだと思ってます。
早期リタイアして経済的自由をするFIREではなく、仕事と仕事以外の収入で生活をしていくという考え方です。
もし一ヶ月30万円が必要で月10万円の配当収入があれば、20万円の仕事でよくなります。
あの時の私のように、管理職手当10万円というニンジンにぶら下がらなくても良くなるというわけです。
この状態の良い部分は、嫌いな仕事だけどお金のためにやらなきゃ…が圧倒的に減ります。
よって、必然的に嫌いなことで死なない生活になります。
「嫌なことで死なない」は丁度いいハードル
どちらかというと「好きなことで生きていく」に疲れていたのかもしれません。
なので、「嫌いなことで死なない」は自己肯定感が低い人にとってちょうど良いハードルです。
ただ、「好きなことで生きていく」を諦めていない部分もあります。
やっぱり好きなことで生き生きしている人を見るのはうらやましい。
自分もそんなことをちょっとでもできたらいいな、と思う気持ちもあります。
「好きなことで生きていく」に疲れてしまった人や、生きづらいと思っている人。
そういった人たちの新しいスタンダートになるといいなぁ。
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