どうも、普段からポイントやおこづかいを節約したお金で少額投資を楽しんでいるソラマメ(@35_restart)です。
少額投資を始めではや2年、ついに「記事書いてみませんか?」というお声がけをいただきました!
声をかけて下さったのは、『氷河期ブログ』を運営されているななしさん(@teeeeest)
2019年〜個人投資ブロガーさんによる、自分の投資商品について語るベストバイストックという企画をされています。
2021年、今年で3年目となる企画。
僕は、これまで特定の銘柄については記事を書いたことがありませんでした。
しかし今回、せっかくいただいたのもご縁ということで参加させてもらうことになりました。
昨日12月5日はなまずんさん(@gameoftheweak)によるこの記事。
これまでも、そして私以降の方も投資に関しては有益な情報を発信されている方々ばかり。
それでも書きたいと思ったのは、今年思い出に残る企業との出会い(と別れ)があったからです。
私のベストバイストック2021
早速ですが、僕の2021年ベストバイストック銘柄は、すららネット(3998)です。
おやおや…
ちょっとざわついていらっしゃる人もいるかもしれませんが、これが私の今年を象徴する銘柄です。
すららネットは、ICT教材「すらら」やクラウド型のアダプティブラーニング教材「すららドリル」などを提供する会社。
国内では個人をはじめ、小学生・中学生・高校生を対象とした大手学習塾。
そして、公立・私立学校、専門学校、通信制高校への導入により成長著しい会社です。
進研ゼミのベネッセとか、スマイルゼミのジャストシステムと似た業態といったほうが分かりやすいかもしれません。
その、すららネットがなぜベストバイストックなのか…
じっくり解説していきましょう。
すららネットに投資した理由
すららネットに投資した理由。
それはオンライン学習の普及に国も本腰を入れ、さらに前職が教育業ということもあり魅力を感じたからです。
オンライン学習というビジネスモデル
オンライン教材も普及してきている中で、すららネットが気になったのはその導入先です。
進研ゼミなど個人向けのオンライン学習は多いのですが、塾や学校が取り入れていることにまず驚きました。
そして教材の内容を調べていった際、基礎学力を身につける教材という特徴に興味を持ちました。
普通、塾や学習教材は半歩先、一歩先をいくものが主流。
しかし学習する生徒が多様化する中で、課題になるのは学習につまづく生徒が増えています。
すららネットは、学習不安を抱える層にも教材を展開しているという点が魅力的に目に留まったのです。
国策に売りなし
株式投資の格言の一つに、国策に売りなしという言葉あります。
これは、国の政策に関連した業種や銘柄は値上がりしやすいという意味。
まさに、すららネットはその中心にいると思ったのです。
教育×テクノロジー、いわゆるエドテック(EdTech)企業が注目されつつあった2020年。
コロナが猛威を振るった中で、すららネットはまさに国策に売りなしという格言にぴったりの相場をつくりました。
2020年1月から、たった10ヶ月で株価は917円→9350円と10倍となりました。
元教育業での経験
そして、すららネットを強く応援したいと思った最後の理由は、僕が以前に通信制高校で働いていたからです。
通信制高校はいま、目覚ましく発展しています。
元は通信制高校といえば、いじめや不登校の受け入れというイメージも強いと思います。
でも、今は通信制高校の立ち位置はちょっと違っているんです。
資格取得し早く社会で活躍できる学校や、スポーツや芸能と学業を両立できる通信制学校がどんどん開校してます。
生徒数が減少している高校の中、唯一生徒数が伸びている種類の高校です。
その中でひとつの課題だったのが、学習障害生徒への対応。
通信制高校には偏差値がなく、オール5の生徒もいればオール1の生徒も存在します。
僕が現場にいた時、会議でいつも上がっていたのは生徒の学習レベルについての問題でした。
そんな中、すららネットの教材は通信制高校にも導入されていることが分かりました。
通信制高校で受け入れられ、基礎学習の底上げになればさらに導入校も増えるはず。
学習に悩む生徒も、学習を進めていきたい生徒も共存できる。
そう感じた2020年の春、僕はこの銘柄を信じて少額投資を始めたのです。
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すららネットに投資した結果
テンバーガー銘柄、国策なら、少額投資でもさぞかし儲かったのでは?
と思う人も多いと思いますが、実際手にした利益は14,631円でした。
など、様々なご意見あるかと思いますが、お聞きください。
利益は1/20に
確かに私が同社に投資を始めた2020年、株価は一気に跳ね上がりました。
株数は50株だったのに、利益は30万円軽く超えていたのです。
この時はまじで左うちわ、何もしなくても株が稼いでくれるくらいの気持ちでしたね、ほんと…。
9350円の高値を付けてからは、多少値下がりしても気にしません。
なんなら下がっていくたびに、何の理由もなく買い増した結果…
最終的にはほぼ単元の97株になっていました。
それでも売りは止まらず、高値を付けた2020年10月から10ヶ月連続陰線を付ける強烈な下げを経験しました。
まさに格言通り
それでもまだ微益があると思ったのもつかの間、一気に売られ含み益は一瞬にしてマイナス圏に突入しました。
一時期は6万円ほどの含み損…。
とパニックになりそうでした。
結局、ラッキーなことに一瞬値上がった時に微益ながら含み益になったので、手じまい。
その結果が、14,631円という利益だったのです。
単元株投資をされている方なら、-6万円など大した金額ではないでしょう。
しかし、普段1株売買をしている少額投資家にとって、6万円のマイナスはおおきい…。
まさに九死に一生をえた一年だったと振り返ります。
ここで思い出されるのが、またしても株式投資の格言でした。
「強気相場は、悲観の中に生まれ、懐疑の中で育ち、楽観と共に成熟し、幸福のうちに消えて行く」
これは、 相場心理を的確に表現された有名な格言のひとつですが、まさにこのことだと痛感した投資でした。
具体的な敗因
株価だけの売買を見るだけでは自分の投資スキルもあがらないので、自分なりに敗因も考えてみました。
大きな転換点は、2021年2月の4Q決算だったと思います。
2020年に関しては、コロナの追い風もありオンライン学習に対する評価も高く、導入数・ID数ともに増加したことにより売上、営業利益ともに前年を大幅に伸ばしました。
当然2021年は前年同様、いやコロナの状況からすると更なる飛躍が期待されたのに…。
売上では昨対16%、営業利益は減収という内容でした。
さらに中長期計画でも、暴騰しきった株価からすれば物足りない発表となりました。
2023年には31億円と毎年20%の増収を目指すと発表がありましたが、市場は飛躍的に伸びを期待してました。
この結果、決算発表時は5080円だった株価は翌日ストップ安。
最も安い時には1690円と、2020年10月16日につけた上場来高値の9350円から1/6ほどの下落を経験しました。
まさに、「強気相場は、悲観の中に生まれ、懐疑の中で育ち、楽観と共に成熟し、幸福のうちに消えて行く」という格言がぴったり。
「コロナもありオンライン学習はますます発展していくはず」
という楽観的すぎる考えこそ、敗因だったと痛感しています。
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それでもベストバイストックに選んだ理由
「私の株式投資歴の中でこれほど浮き沈みを感じた銘柄はなかった」
という理由でベストバイストックに取り上げたのも一つの理由ですが、実はそれだけではありません。
本当の理由は、すららネットが自発的に企業の取り組みについて共感し購入した銘柄だったからです。
もちろん、投資する企業のことをよく知って投資することは重要なことです。
しかし今回は、コロナという未曽有の恐怖に経済が危ぶまれ、僕は考えたのです。
その時に見つけたのが、すららネットでした。
また、すららネットはオンライン学習として不登校や学習障害も理解していける特殊な教材、という点も大きな強みだと感じていました。
こういう教材ってほとんどが、成績アップや受験のため。
学校の学習以上に先に進んでいくというビジネスモデルがほとんどのところ、すららは学習につまずく子供、学校にいけない生徒に目を向けている。
まさに、不登校生を相手にしていた通信制高校での思い出と重なるんですよね。
それだけではありません。
すららネットでは不登校生がすららで学習すると、出席日数として認めてくれる学校があるといいます。
高校受験では出席日数や内申点がものを言います。
いじめや何らかの理由で学校にいけないだけで、受験の芽をつぶさない。
こうした取り組みに、私は今でも強く共感し応援しています。
だからこそ、私の中ではベストバイストック。
今もこれからも思い出に残る1銘柄として書かせてもらいました。
明日のベストバイストック2021は
僕が2019年からはじめている投資。
これは、ぽちぽち投資という小さいお金とポイントを利用して1株ずつ投資している少額投資です。
単元株ほど大きな利益もない分、大きな損失も回避できたり、100株購入するには資金が足りなくて買えない株も1株購入し株主になれるという魅力もあります。
すららネットも、SBIネオモバイル証券(ネオモバ)で1株ずつ購入していた株でした。
僕はスマホ証券を使い分け高配当株投資、少額スイングトレード、高確率で稼げるイベント投資などを行っています。
さーて、明日のベストバイストック2021は、ブログ「かずのこブログ(ジュニアNISA)」を運営あされているkazuさん(@kazu2020s)です。
kazuさんは~息子さんが生まれてからブログを始められたとのこと。
僕がブログを始めたのも、息子誕生後だったので親近感湧きまくりです。
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