【40代からの仕事術】人生の壁は登らずに向こう側に渡れる扉を見つけよう

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私の大好きなアーティスト、ミスターチルドレンの中でも最も好きな歌が『終わりなき旅』

その歌詞の中でも好きな部分がここです。

高ければ高い壁の方が登った時気持ちいいもんな

まだ限界だなんて認めちゃいないさ

ミスターチルドレン『終わりなき旅』より

部活で強い相手に向かう時。

仕事で何度もダメだと思った時。

人生の壁にぶち当たった時。

そんなときは、この歌を聴き、泣き、そして奮い立ち、何度も立ち上がって生きてきました。

Contents

乗り越えなければいけない壁にも扉はある

でも、この壁。

もし壁が扉だったとしたら…登らずとも解決できるってことですよね。

自分はつい壁を見つけては、登ってクリアしてやるぜ！ってことしか考えてきませんでした。

そのほうが達成感や優越感が味わえるし、そのストーリーが自分の中でもカッコいいみたいなところもあってやってきたところあります。

でも、乗り越えられない壁もあるわけで、乗り越えられない壁にはぶち当たります。

体はボロボロになり、ストレスMAXになり、壁の前で横たり挫折したこともあります。

だったら、壁と思わず扉だと思う。

何かカギがあれば扉は開く。

根性で登らずとも、自分で扉を開けるカギを見つけることに時間や労力を費やします。

自分で探すことが難しい場合は、周りにカギを探してもらうように働きかけ、見つけてもらうことも怠らない。

1人で悩んでもがくことは辞めて、ヒントをもらいながら糸口を探す。

登ろうが扉を開けようが、向こう側の世界にいけば、根性でもずるくとも結果は一緒ですから。

ときに壁は乗り越えたほうがいいこともありますが、自分には扉として向こうへ渡ることを決めました。

ずるく上手に渡ることも大事だということを、ひすおこたろうさんの『名言セラピー』を読み、思い知らされました。

こういった、短いですが心を掴まれる本もよいものですね。

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ディスカヴァー・トゥエンティワン

また、一方で最近テストステロンさんの『心を壊さない生き方超ストレス社会を生き抜くメンタルの教科書』も読みました。

著書の中で、いくつかのメンタル不調の事例が出てくるのですが、その一つが私の30代の経験と似ていて、胸が締め付けられる思いがしました。

その事例は、うつ病。

私が35歳の時に経験した管理職の業務で自分の心は壊れ、毎日良くない事ばかり考えて生きていました。

結局、仕事を辞めてその仕事から逃げる形を取り今の仕事で6年以上経ちました。

今は、うつ病のような症状は発症していませんし、当時を振り返っても何故あんなことを思ったのか、人生を終わりにしようという良くない事ばかり考えていたのかがわかりません。

この本では、うつは甘えではなく『脳の誤作動』という表現を使っています。

確かに当時の私は、正常な判断なんて全くできていませんでした。

高い壁におののき、何もかもできないと決めつけていました。

その場所から強制的に離れ、6年ばかり適温な環境に身を置くことであの時の脳は誤った判断をしていたんだなということが冷静になって理解できました。

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高い壁はこれからも立ちはだかることでしょうが、20代や30代の時のように真っ向勝負することはもう辞めることにしました。

それがダメな行動ではなく、結果乗り越えられればヨシということだし、40代になり相手や会社と上手に交渉することもできるようになりました。

当時は言われたことを全て真に受けてましたが、今は一旦呼吸し冷静になって上手にかわしながら回答することもできるようになってきました。

年の功ってやつですかね、それかこの数年間で仕事に関する本と出会い、うまく実践できているのかもしれません。