「iDeCoを始めたいけど、いま株高っぽいし不安だな…」
そんなふうに感じていませんか?
特に40代からiDeCoを始めるとき、「高値掴みしてしまったらどうしよう」 という心配です。
実際、iDeCoは60歳まで原則解約できません。
「始めてから暴落がきたら…」と考えると二の足を踏んでしまいますよね。
自分も同じ40代。
ラッキーなことに2018年から始めたので資産はダブルバガー。
ですが「自分なら今から始めれるかな??」と感じます。
そう思っていたら、投資ブログもされている『ちゅり男さん』がめっちゃいい方法を提案してました。
iDeCoは積立投資だけと思われがちだけど、スイッチングを使って一括投資する方法もあります。
普段は定期預金を積み立てておいて、暴落がきたら株式はスイッチですね😊
上手くいくかは保証できませんが… pic.twitter.com/ugC6rqUDJ8— ちゅり男|医師×投資ブロガー (@churio777) September 12, 2025
これなら株高でも“守りながら攻められる”賢い始め方にならないかな?
と思ったので、ちょっと考えてみました。
iDeCoの基本:税制優遇はやっぱり大きい
まず忘れてはいけないのは、iDeCoの最大のメリット。
絶対的に税制優遇があるということですよね。
40代会社員の場合、毎月の掛金は最大23,000円。
これを満額積み立てると、年間27.6万円が所得控除の対象になります。
たとえば年収600万円・所得税率20%の人なら、年間5〜6万円の節税効果。
つまり「始めた瞬間からリターンを得ている」ようなものです。
だから「株高で怖いから始めない」のは、正直もったいないと私は考えます。
(ここでは将来的に退職所得課税説とか、そういうことはいったん置いておきます…というか梯子外しがないことを祈る民です…)
攻めすぎない!40代向けの「守りと攻めの配分」
iDeCoを始めるとき、最初に悩むのが「どの商品を選ぶか」です。
「全部株式インデックス投信に入れておけばいい」という意見も見かけますが、40代から始める人にとって、それが必ずしもベストなのかな??
そういったリスクを抑えつつ、将来の資産形成を進めたい人には、ちゅり男さんのおっしゃるとおり、「元本確保型」と「投資信託型」の両方を組み合わせる方法が良いです。
会社員のiDeCoの拠出額の現在のMAXは月23,000円。
これを「元本確保型:8,000円、投資信託型:15,000円」に分けて積み立てるイメージです。
こうすることで、元本を守りつつ、投資信託で資産を増やすチャンスも確保したらどうかな、と。
ここからは、なぜ元本確保型と投資信託を組み合わせるのか?
iDeCoならではのスイッチング機能の活用について深掘りしていきます。
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iDeCoの商品特長とスイッチング制度について
元本確保型ってなに?
iDeCoの商品ラインナップの中には、定期預金や保険型商品といった「元本確保型商品」があります。
これはその名の通り、預けた元本が保証されている商品。
メリットは、市場が大きく下落しても元本割れの心配がない点です。
リスクを避けたい人には安心感があります。
デメリットは金利が非常に低いため資産増を期待できません。
「資産を守る」ことに特化した選択肢です。
なぜ全額を投資信託ではないのか?
投資信託(特に株式インデックスファンド)は、長期で見れば成長が期待できます。
しかし、iDeCoは60歳まで解約できない制度。
なので、積み立ての途中で暴落に直面する可能性もあります。
そこで一部を元本確保型に回しておくと、
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安心できる待機資金 として置いておける
-
暴落したときにスイッチング資金として活用できる
というメリットが生まれるんです。
スイッチングってどんな制度なのか?
スイッチングはすでに積み立てた資産を、別の商品に移し替えることができる、iDeCoの特徴のひとつです。
一般的な銀行預金や証券口座では、預金から株へ一気に移すときは「解約→出金→入金→投資」という流れが必要になります。
しかしiDeCoの場合は「A商品→B商品」へスイッチできるんです。
特に「元本確保型」と「投資信託型」を組み合わせておき、相場状況に応じてスイッチングする方法は、iDeCoならではの戦略になりそうです。
なぜiDeCoのスイッチングがいいのか?
スイッチングを使うメリットは、「暴落時に投資を強化できる」ことです。
平常時は安全に待機しておき、暴落がきたときに 「よし、今だ!」 と投資信託に移すことで、安値で買い増しできます。
ドルコスト平均法と暴落時のスポット買いを同時にやっているようなイメージ。
それを、節税しながら虎視眈々を狙える点が良いですよね♪
どのタイミングでスイッチングするのがいいのか?
ここは一番難しいところです。
なぜなら、タイミングを完璧に読むことは誰にもできないから。
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株価が大きく下落したとき(例:10〜20%以上下がった)
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ニュースで「暴落」と騒がれているとき
-
自分が「いま買わないと後悔する」と思えるとき
こんなシナリオを自分で決めておいてスイッチングするのがよいですね。
底値を狙うよりある程度下がったからスイッチングくらいのの感覚でOK。
100点を狙わず、70点を取れれば十分。
そのために元本確保型に資金を置いておくのが意味を持つんです。
40歳からiDeCoスタートしたシミュレーション
- 40歳でiDeCoを開始
- 毎月の拠出額は上限の23,000円で運用(利回り5%想定)
- 内訳は「投資信託:15,000円」「元本確保型:8,000円」
- そして、50歳のある日…株式市場が暴落
- 積立てていた投資信託も大幅下落
- ここでiDeCoの特徴だるスイッチング機能を発射
- 元本保証型で貯めた資金を投資信託型にスイッチング
- スイッチング後の投信の利回りは5%
- その後は毎月23,000円すべてを投資信託型に回す
こんな仮説で60歳まで積み立てた場合をchatGPTでシミュレーションしてみました。
1. 40歳~50歳:分散運用期間
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投資信託型:15,000円/月
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元本保証型:8,000円/月
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利回り5%想定
10年間での資産額
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投資信託型:約1,044,000円 × 複利効果 → 約1,370,000円
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元本保証型:約8,000円 × 12ヶ月 × 10年 → 960,000円
合計: 約2,330,000円
2. 50歳~60歳:全額投資信託型(暴落後スイッチング)
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毎月23,000円を投資信託型に積立
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年利5%想定
10年間での資産額
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月23,000円 × 12ヶ月 × 10年 → 2,760,000円
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複利効果を加味 → 約3,600,000円
3. 60歳時点の合計資産
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運用期間の資産を含む → 約2,330,000円 × 1.63(複利増加分)→3,800,000円
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50歳以降の全額投資期間 → 約3,600,000円
合計: 約7,400,000円
4. 20年間投資信託型で積み立てた場合
月23,000円を20年間、全額を投資信託型で積立て、年利5%で運用と仮定します。
しかし10年後に暴落(資産50%減)を経験した場合、20年後の資産は約644万円でした。
暴落なく20年間積立できた場合、20年後の資産は約945万円でした。
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まとめ
- 暴落なしで投資信託型で積立→約945万円
- 暴落あってスイッチング想定した積立→740万円
- 暴落ありで投資信託型で積立→約644万円
楽観的なシミュレーションから悲観的なシミュレーションをまとめるとこんな感じ。
これからiDeCoで資産形成を考えるなら、私なら守りと攻めのバランスを考えちゃうかな。
元本確保型は「資産を守る避難所」、投資信託は「資産を増やすエンジン」と考えリスクを分散する。
スイッチングという武器があるから、相場の変動を逆にチャンスに変えることも可能です。
このハイブリッド戦略こそ、株高の今からiDeCoを始める40代に最適な選択だと思います。
もう一度言いますが、何より節税効果がでかいから、私はiDeCo推しです。
ぜひ、これからスタートしようと思っている人は参考にしてみてくださいね♪
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