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昔の僕にとって、節約とは我慢することでした。
30代の頃、仕事を辞めて収入がなくなった時期があります。貯金は減っていくのに、生活費は毎月かかる。あの頃は本当にお金が怖かったんです。
だから、できることは何でもやりました。
外食をやめ、ポイ活に励み、昼食を抜くこともありました。家族にもずいぶん我慢をさせたと思います。
でも、当時の僕はそれが正しいと思っていました。
100円使わなければ100円残る。1,000円我慢すれば1,000円貯まる。
そうやってお金を守ることに必死だったんですよね。
あれから9年。投資を続け、少しずつ資産が増えてきました。
今でも無駄遣いは好きではありませんし、節約する習慣も残っています。
でも、以前とは少し考え方が違います。
お金を使わないことが、必ずしも豊かな生活につながるわけではない。
そう思うようになりました。
例えば、家族との外食を我慢すれば、その分のお金は残ります。でも、一緒に食事を楽しんだ時間は残りません。
子どもが大きくなれば、家族で過ごす時間も少しずつ変わっていきます。
将来のためにお金を貯めているのに、その将来を一緒に過ごしたい家族との今を削ってしまう。
それでは、何のための節約なのか分からなくなります。
最近は、節約とは我慢することではなく、自分にとって大切ではないものにお金を使わないことだと思っています。
使わなくていいところは使わない。でも、大切なことには気持ちよく使う。
そんな当たり前のことに、40代になってようやく気づきました。
お金を貯めるのは、我慢するためではありません。
いつか使いたいときに、ちゃんと使える自分でいるためなんですよね。
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