日曜日の朝、テレビをぼんやり見ていたら、高校生が投資をしていました。
『上田晋也のサンデーQ』で紹介されていた、N高の投資部です。
N高投資部の存在は以前から知っていました。村上世彰さんが関わっていて、生徒たちが実際に株を買いながら企業や経済について学んでいます。
↑実は、このブログを作ってるのも私なんです、だからいろいろ知ってましてw
それにしても、高校生で投資に興味を持つなんてすごい。今の僕が高校生なら入ってみたい。でも、当時の僕なら投資なんてまったく無縁だったでしょう。
番組の中で、専門家の方がこんな趣旨のことを話していました。
「若い人には、投資にパッションを持ってほしい」
なるほどなと思う一方で、40代の僕は少し違うことを考えました。
若者の投資が「パッション」なら、40代の投資は「ミッション」なんじゃないか。
若いうちは失敗できます。
N高投資部の場合、投資資金として20万円が提供され、損失を生徒自身が補填する必要はありません。だからこそ、株価が下がったときに「なぜ下がったんだろう」と考えること自体が貴重な経験になるのでしょう。
でも、40代はそうはいきません。
僕自身、投資で損をしたことがあります。でもね、「損してよかった」とはまったく思いません(笑)。
ただ、実際に損失を経験したことで、含み損への耐性はつきました。「このくらいなら大丈夫」という許容範囲も広がった気がします。
とはいえ、40代になった今、大きな失敗をして「勉強になった」で済ませるのは難しい。
失ったお金を時間で取り戻せる期間が、20代よりずっと短いからです。
特に僕たち氷河期世代にとって、投資はゲームでも趣味でもなく、老後をどう生きるかという問題しかありません。
だったら僕は、将来の資産形成はインデックス投資に任せたい。もう、時間もないし失敗できない中で資産形成をするのであれば「間違いのない正解」を求めるでしょう。
もし高校生の自分に10万円渡すとしても、たぶんオルカンを買わせます。投資以外にも、若いうちにしかできない経験がたくさんあるからです。
お金を持ってしまうと、同世代との価値観も変わってしまうだろうし、大きく失敗したらそれこそ事件や他のことに巻き込まれるかもしれない。それよりも、子どもらしくその時楽しめるものに注力してほしいから、将来のお金というならオルカンに任せれば十分でしょう。
一方で、僕が配当株を買うのは、今も楽しみたいから。
配当をもらいながら今を楽しみ、将来は「年金+配当+足りない分だけ働く」くらいで暮らせたらいい。
投資に夢中になる必要はない。市場に勝つ必要もない。僕が40代になって投資をする目的は、もうかなり明確です。
若者の投資は、パッションでもいい。
でも40代の僕にとって、資産形成は達成しなければならないミッションなのです。

