Xで以前から交流のある「氷河期ブログ」のななしさんが、本を出版される。
8/27ということで、今週いちばんの楽しみにしてます。
ネットでも予約できたのですが、どうしても書店に並んでいるのを見たい。
という超個人的な理由で、発売日に書店を回ろうと思っててる。
タイトルは『手取り25万円、妻子持ちでも7000万円貯めた私の 氷河期世代のお金の戦略』。
まだ私は本を読んでいないので、内容についてあれこれ感想を書くことはできない。ただ、紹介されている内容を眺めながら、「こういう本を待っていた人は案外多いんじゃないか」と思った。
特に、同じ氷河期世代には。
恵贈された、もふもふさんのブログもよかったらご覧ください。
あと、ななしさん本人のブログも。
氷河期世代に「億り人」の話は少し遠い
投資の世界にいると、ときどき金銭感覚がおかしくなる。
「資産5000万円を超えました」「1億円でFIREしました」「今年の配当金は300万円でした」。
もちろん、それは素晴らしい成果だと思う。
ただ、これから資産形成を始めようとしている40代、50代の人がそれを見て、「よし、自分もやってみよう」と思えるかというと、むしろ反対ではないだろうか。
「もう間に合わない」と思ってしまう。
氷河期世代は、社会人としてのスタート地点から恵まれなかった人も少なくない。就職で苦労し、給料がなかなか上がらず、結婚して、住宅ローンを払い、子どもの教育費が重くなってきた頃には、老後という次の問題が見えてくる。
そんな人に必要なのは、億万長者になる方法ではなく、「ここからでも人生を立て直せる」という現実的な道筋なのだと思う。
手取り25万円だった人が書く意味
その意味で、「手取り25万円、妻子持ち」という言葉には妙な現実感がある。
ななしさんは、派手な投資で一発当てて7000万円をつくったわけではないという。長い時間をかけ、インデックス投資を中心にコツコツ資産形成を続けてきた人だ。
本の紹介を読む限り、今回の本も「億り人になろう」というものではなく、氷河期世代が老後に向けてどうお金をつくっていくか、年金や住宅まで含めて考える内容になっているようだ。
だからこれは、投資に詳しい人が読む本というより、「老後が不安だけど、何から始めたらいいのかわからない」という人が最初に開く教科書のような本になるんじゃないかと思っている。
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40代、50代からでも「始める」しかない
40代になると、新しいことを始めるときに「今さら」という言葉が頭に浮かぶ。
投資もそうだ。
20代から始めていればよかった。新NISAがもっと早くあればよかった。もっと給料の高い会社に入れていればよかった。
考えれば、いくらでも出てくる。
でも人生には、過去に戻って投資を始めるという選択肢だけは存在しない。
あるのは、今日から始めるか、今日も始めないかだけだ。
そして資産形成とは、本来そういう地味なものなのだと思う。人生を一発で逆転させる方法ではなく、これ以上悪くならないように少しずつ未来を整えていく行為なのかもしれない。
だから、ななしさんの本が、老後のお金に漠然とした不安を抱えている氷河期世代にとって、最初の一歩を踏み出す教科書になればいいなと思っている。
私もこれから読んでみたい。
「もう遅い」と思っている人に必要なのは、人生を逆転する方法ではなく、今日から始めてもいいと思わせてくれる一冊なのかもしれない。

