ここ数年は、本業で新しい事業の立ち上げに携わっています(嫌々ねw)。
建物を用意し、設備を整え、車を手配する。
何より大切なのが、「人の採用」です。
まぁこれが、思うように進きません。
募集広告を出しても応募は少なく、広告費だけが積み重なっていく。
採用できる保証もないまま、お金だけが出ていく日々です。
経営者の立場で見れば、「こんなにお金を使って、本当に回収できるのだろうか」と不安になるのも当然です。
正直に言えば、自分だったら怖いと思いました。
「毎月給料をもらって働いている方が、よほど安心じゃないか。」
そんなことを何度も考えました。
でも、そこであることに気づいたんです。
会社は毎日、長期投資をしているんだろうなぁって。
設備も、人材も、広告も、今日使ったお金が明日戻ってくるわけではありません。
むしろ、最初はお金が出ていく一方です。
利益が出るのは、その先。
何年もかけて育てた先に、ようやく回収できる世界。
個人で考えてみれば、これは株式投資と何も変わりません。
投資を始めたばかりの頃、「長期投資は時間がかかる」と何度も耳にしました。
頭では理解していたつもりです。
でも、新規事業の現場を見て初めて、その意味を実感しました。
未来を信じて、今お金を使う。
それが投資なんですね。
一方で、多くの人が「投資は怖い」と感じる理由も分かりました。
働けば、来月には給料が振り込まれます。
でも投資は違っており、いつ成果が出るのか分からないから怖い。
でも、会社が何億円もの設備投資をすれば、「将来への投資」と評価されます。
なのに、個人が将来のために積立投資を始めると、「リスクがあるから怖い」と言われる。
やっていることは同じなのに、いざ自分のお金になるとビビる自分がいる。
それでも、未来のために今のお金を少しずつ使うという考え方は、人生のあらゆる場面に共通しているのではないでしょうか。
勉強だって、筋トレだって、子どもの教育だって。
どれも今日始めて、明日すぐに成果が出るものではありません。
未来の自分や家族を信じて、今日の自分が少しだけ先に支払う。
それが「投資」なんじゃないですかね。
ちょっと前までは、会社のすぐの成長を求めすぎていたかもしれません。
いまは、1日1つでも進めばいい、一気に結果を求めすぎないようにしています。
それくらい、神経をすり減らさない程度に、未来を信じて先にコストを払う行為そのものが投資」という視点でいこうかな。

