先日、実家で家族とご飯を食べていたときのことです。
何気ない流れで投資の話になり、私は父に聞いてみました。
「お父さんって投資してる?」
すると父は一言、「第一生命だけだね」とだけ言いました。
過去にも聞いたことある話ですが、あまり詳しくは聞いたことがなかったのでこの機会に話してみました。
父曰く、「ずっと第一生命で保険をかけていて、上場したときにもらった株」だとか。
最初は「そんなことあるの?」と思って調べてみると、本当に事実でした。
第一生命はもともと相互会社で、有配当保険の契約者は「社員(構成員)」という立場でした。
そして2010年4月1日に株式会社へ移行し、東京証券取引所へ上場。その際、対象となる契約者には寄与分に応じて株式が割り当てられたそうです。
父は当時3株を受け取ったそうです。
「3株だけか」と思うかもしれません。
しかし、その後第一生命は株式分割を行っています。
| 2013年 | 1株→100株へ分割 |
|---|---|
| 2025年 | 100株→400株へ分割 |
当時の3株は現在でいう1,200株になっています。
上場当時の株価は160,000円、3株もってたので480,000円程度。
それが現在の株価で計算すると、評価額は約223万円。
さらに、これまで支払われた累計配当金を概算すると約124万円。
株式の価値と受け取った配当を合わせると、約347万円相当になります。
やばいですね…
| 項目 | 金額(概算) |
|---|---|
| 上場時の価値(3株) | 約48万円 |
| 現在の株式評価額 | 約223万円 |
| これまでの累積配当金(税引前) | 約124万円 |
| 評価額+累積配当 | 約347万円 |
| 上場時から増えた資産 | 約305万円 |
もちろん株価は日々変動しますし、実際の配当額は保有状況や税金によって変わります。
それでも、父は特別な投資判断をしたわけではありません。
保険契約をきっかけに受け取った株を、そのまま長く持ち続けていただけです。
今回この話を聞いて改めて感じたのは、「長く持つ力」の大きさでした。
投資をしていると、つい毎日の値動きが気になります。
上がれば売りたくなり、下がれば不安になります。
でも、本当に資産を大きく育てるのは、短期売買ではなく「時間」なのかもしれません。
父がもらった3株は、16年という時間を味方につけて、評価額だけでも200万円を超える資産になりました。
さらに、その間ずっと配当金も受け取り続けています。
投資で大きな成果を出す方法は人それぞれです。
ですが今回の出来事は、「持ち続けることも立派な投資戦略なんだ」と改めて教えてくれました。
何気ない実家での会話から、長期投資の価値を改めて実感した一日でした。

