今の私を司る仕事術として、いまでも私のベースになっているのは『佐久間宣行のずるい仕事術』の中にあります。
その中で実践してきたうちの一つが、「会社に友達はいらない」という言葉。
仕事は仕事。
会社以外に、損得勘定なしで付き合える友人や家族がいればいい。
むしろ、そういう人間関係を大切にした方がいい。
そんな内容でした。
それからというもの、自分は職場での飲み会なども行くことを減らし、付き合いを限定的にして支出を減らし投資に回して資産を蓄えていきました。
でも40代半ばになった今、その考えは少し変わってきています。
否定するわけではありません。
ただ、自分自身の置かれている環境や立場が変わったことで、見える景色も変わってきたんですよね。
心が壊れた時、手を差し伸べてくれたのは昔からの仲間だった
35歳の頃、私は仕事で心を壊しました。
管理職として数字を追い続け、部下を守ろうとし、自分のことは後回し。
気づけば、仕事以外のことを考えられなくなっていました。
当時は地元の友人たちとの集まりにも行かなくなりました。
フットサルも休みがち。
誘われても断る。
頭の中は仕事でいっぱいでした。
今思えば、一番仲間が必要な時期だったのに、自分から距離を取ってしまっていたんです。
そして仕事を辞めた後。
ようやく友人たちに自分の状況を話しました。
すると返ってきた言葉は意外なものでした。
「それ、おかしくない?」「頑張りすぎだよ」「そんな会社、辞めて正解だよ」
自分の中では当たり前になっていたことを、彼らは当たり前じゃないと言ってくれた。
あの時、マジで救われましたね。
会社の人間だったら、絶対にそんな否定的なことは行ってくれなかった。
30年以上付き合ってきた仲間たちが、私を現実に引き戻してくれたんです。
あの失敗以来、仕事が忙しいほど仲間に会うようになった
あの経験以来、自分の中で一つ決めたことがあります。
それは、「仕事が忙しいほど、仲間に会う」ということです。
普通は逆ですよね、忙しいから断る、疲れているから行かない。
でも私は逆にしました。
仕事が大変な時ほど食事や銭湯に行くために、地元の仲間と会う。
どうでもいい話をする。
仕事の話なんてしなくてもいい。
ただ笑う。
ただくだらない話をする。
それだけで、不思議と心が軽くなるんです。
今でもクセの強い友人たちですが(笑)
私にとっては大切な心のセーフティーネットです。
昔の失敗を繰り返さないためにも、この時間は大事にしています。
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「会社に友達はいらない」を続けてたけど、最近仕事が楽しくない理由に気づいた
転職してからは、「会社に友達はいらない」という考え方で特に困ることはありませんでした。
むしろ人間関係に依存しすぎず、仕事は仕事と割り切ることができていました。
それで十分だと思っていたんです。
でも最近、仕事が本当に忙しくなってきました。
管理職としての責任も増えました。
人材不足、クレーム対応、人間関係の調整、成果を出しても、次の課題がやってくる。
そんな毎日です。
そして気づいたんです。
最近、自分は仕事を楽しめていないな、と。
もちろん、前職のように心を壊すほどではない。
でも楽しいかと言われると違う。
その理由を考えた時、会社の中に「仲間」と呼べる存在がいないことに気づきました。
友達じゃなくていい。
でも、「大変だったな」「よくやったな」「次も頑張ろう」といった、感情を共有できる人がいない。
管理職という立場もあるのでしょう。
孤独を感じる場面が増えてきました。
資産は増えた。それでも埋まらないものがある
ここ数年で資産は大きく増えました。
投資も続けています。
配当金も増えてきました。
昔の自分から見れば、間違いなく前進しています。
でも最近思うんです。
人生の満足度って、お金だけでは決まらないんだなと。
以前は、お金があれば自由になれると思っていました。
でも実際は違いました。
資産が増えると、お金の悩みは減ります。
その代わり、「誰と働くか」「誰と喜びを分かち合うか」みたいなことが、無性に気になるようになります。
これは昔の自分には見えなかった景色です。
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会社に友達はいらないけど仲間は欲しい
今でも会社に友達はいらないと思っています。
無理に仲良くなる必要もない。
プライベートまで一緒に過ごす必要もない。
でも、やっぱり仲間は欲しい。
仕事を一緒に面白がれる人。
苦労を共有できる人。
成果を喜び合える人。
そういう存在は欲しいなと思うようになりました。
昔は、会社の外に仲間がいれば十分だと思っていました。
でも会社の外の仲間も大切で、仕事を一緒に楽しめる仲間も大切。
そんな当たり前のことに、今さら気づいています。
人間って、資産形成と同じで少しずつしか成長しないものですね。
気づくのが遅いわ(笑)

