先日、Xでちゅり男さんのこんなポストを見かけました。
老後を見据えて長期投資しているのに、普段めちゃくちゃ不健康な生活をしている人は何をしたいかわからない。
せっかくコツコツ投資してお金を増やしても、老後がずっと病院生活になったら何の意味もないので。
何事もバランスが重要です。
これを見て、「たしかになぁ…」と思うと同時に、「いや、自分も人のこと言えないな…」
とも思ってしまいました。
老後のために、今を酷使しすぎている人…実は多いのではないでしょうか。
老後のために投資を始めたはずだった
私が本格的に資産形成を始めたのは30代後半です。
会社員として働きながら、節約して、副業して、投資を続けてきました。
気づけば資産も増え、年間配当金も50万円を超える見込みになりました。
振り返ると、ここまで続けてきたことにおいては、本当に良かったと思っています。
でも、そもそもなぜ投資を始めたのか。
その原点を考えると、「老後の不安を減らしたかったから」という理由でした。
同じように、老後から逆算して投資を始め今でも継続している人は多いはず。
将来お金に困りたくない。
仕事だけに依存したくない。
少しでも安心して歳を重ねたい。
そんな思いから始めたはずでした。
ところがちゅり男さんのポストを見て最近の自分を省みると、少し違和感があったんですよね。
気づけば健康を後回しにしていた
昼休み。
ご飯をかき込むように食べながらブログを書く。
夜は副業。
休日も投資やブログのことを考える。
もちろん(半分は好きで、半分は稼げなくなる恐怖で)やっている部分もあります。
だから苦痛ではありません。
でも、ふと我に返ることがあるんです。
「あれ?これって健康的なのか?」と。
資産形成界隈では、節約。副業。投資。
これらが正義として語られることが多いです。
実際、私自身もその恩恵を受けてきました。
副業収入は資産形成を大きく前に進めてくれましたし、投資も人生を変えてくれました。
でも、その一方で、睡眠時間を削って、運動を後回しにする。
食事を適当に済ませる。
そんなことを続けていたら、本末転倒なんじゃないか。
最近、そんなことを考えるようになりました。
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早くに病気で老後資金を使うことになったら本末転倒
健康と病気は努力だけではどうにもならない部分もあります。
でも、睡眠不足や運動不足、ストレス過多といった生活習慣は、自分である程度コントロールできます。
実際、日本の医療費の中で生活習慣病が占める割合は非常に大きいことが示されています。
生活習慣病関連の医療費は、国全体で年間数兆円規模にのぼると言われています。
高血圧、脂質異常症、糖尿病などの生活習慣病は、国民医療費の約3割を占めるとのデータもあります。
糖尿病患者1人あたりの生涯医療費は平均約830万円という調査もあります。
合併症が進行すると医療費はさらに大きくなります。
もちろん全員がそうなるわけではありません。
でも、例えば睡眠を削って副業をしながら、運動する時間を削って仕事して、健康診断で異常が出ても後回しにする。
そんな生活を何年も続けた結果、将来多額の医療費や介護費が必要になったらどうでしょう。
せっかく老後資金を作ろうと頑張ったのに、そのお金を病院代に使うことになったら悲しいですよね。
資産形成を始めた当初は(意外と)体だけは健康で、「お金があれば安心できる」と思っていました。
でも40代半ばになった今は、「健康だからお金を活かせる」という順番なんじゃないかと思うようになりました。
旅行も、趣味も、家族との時間も、健康があってこそ楽しめるんですよね。
資産形成の本当の目的は何だったのか
最近よく思うんです。
資産形成って、お金を増やすことが目的だったんだろうか。
もちろん増えるのは嬉しいです。
配当金も嬉しい。
資産が増えるのも嬉しい。
でも本当に欲しかったのは、「安心」だったはずです。
仕事だけに依存しなくていい安心であったり、将来への不安が少し減る安心。
または、家族との時間を楽しめる安心。
そう考えると、健康を削ってまでお金を追いかけるのは、少し違う気がします。
資産形成は人生を豊かにするための手段。
人生そのものを削るためのものではない。
最近はそんなふうに思うようになりました。
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さいごに
投資の世界では「複利」が大切だと言われます。
時間を味方につけることで、大きな成果につながる。
これは誰もが知っていることです。
でも最近思うんです。
複利が働くのは、お金だけじゃない。
健康も同じで、毎日の睡眠×毎日の運動×毎日の食事、そして家族との時間。
そういったものも、長い時間をかけて積み上がっていく。
老後のために投資をしているのに、老後を迎える体を壊してしまったら意味がない。
ちゅり男さんのポストを見て、改めてそう感じました。
資産形成も大事ででも健康も大事で→結果、どちらも長期でとらえないとあかん。
40代半ばになった今は、そのバランスをもっと大切にしていきたいと思っています。

