最近、田中渓さんの本にはまっています。
その中に出てきた「富裕層が考える意思決定の優先順位」という話で、刺さったことを書きます。
田中さん曰く、意思決定には「速い・遅い」と「正しい・間違い」の4象限あるそうです。
図で書いてあるので非常にわかりやすかったので、引用させていただきます。
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① “速くて正しい”
② “速くて間違っている”
③ “遅くて正しい”
④ “遅くて間違っている”THE GOLD ONLINEより引用
ちなみに、①→④の順番で優先度が高いというものです、ご自身の感覚としてはどうですか?
自分は昔、完全に「③正しいけど遅い」側の人間でした。
とにかく時間をかける。
しっかり考える。
完璧なものを作ってから提出する。
それが“仕事ができる人”だと思っていました。
でも今振り返ると、あの頃は仕事をしているというより、“自分の作品”にこだわっていたのかも。
そして、転職してからはその考えを捨てたことで、手にしたものもありました。
昔の自分は『完璧な正解』を決めつけていた
以前の自分は、何か仕事を頼まれると、まず頭の中で「正解」を探していました。
どう作れば評価されるか。
どうすれば間違わないか。
どうすれば完璧か。
だから、とにかく時間がかかっていました。
いい意味で言えば丁寧、反対にレスが悪い人間だったとも言えます。
プレゼン資料を作るにも、自分の中で「これなら出せる」という状態になるまでは、残って仕上げていたので残業もしていました。
で、満を持して提出→称賛の嵐…というイメージ。
でも現実は違います。
上司から必ず修正が入るんですよね(# ゚Д゚)
そして、当時の自分は修正が入ることにイライラしていました(笑)
「いや、こっちはこんなに考えたんだけど…」
「この資料を作るのに、どれだけ時間使ったと思ってるんだ…」
そんな気持ち。
今思えば、かなり独りよがりだったと思います。
仕事って、本来は“自分の努力を評価してもらう場”ではなくて、“相手と認識を合わせながら前へ進める作業”だった。
でも当時は、そこが全然わかっていなかった。
しかも厄介だったのが、「時間をかければ良いものができる」と本気で思っていたことです。
もちろん、時間をかけたからこそ良いものになった経験もあります。
でも逆に、何日も悩んだのに微妙だったものもたくさんありました。
つまり、時間と成果って、必ずしも比例しないんですよね。
でも昔の自分は、“頑張った時間”に執着していた。
だから修正されると、自分を否定されたような感覚になっていたんです。
転職してから、「まず出す」ができるようになった
転職してから、自分の仕事のやり方はかなり変えました。
一番大きかったのは、「まず動く」という感覚を持てるようになったことかもしれません。
その気持ちになれたのは、「もう仕事第一にするのは辞めよう」と心に決めたことが大きかった。
いい意味で肩の荷が降り、「適当(適したくらい)が丁度いい」と割り切れたことが大きかったと思います。
先日も、上司からHP更新の仕事を依頼されました。
かなりボリュームのある内容でした。
昔の自分なら、きっと止まっていたと思います。
「まず整理して…」
「方向性を考えて…」
「もっと調べて…」
そうやって、頭の中で完璧な設計図を描こうとしていたはずです。
でも、まずはとにかく形にしました。
いまはAIという武器もあるので、そのスピード感を助けてくれたのが生成AIでした。
文章のたたき台。
画像の作成。
構成案。
全部をゼロから作るのではなく、“まず60%くらいまで持っていく”。
そんな感覚でした。
正直、自分の中では「まだ荒いな」という感覚もありました。
でも、思い切って提出したんです。
すると面白いことが起きました。
上司は、その資料を見ながら、
「ここはこうしたい」
「ここを追加したい」
と、具体的に話し始めたんですよね。
仕事が前に進んだんですよね。
しかも最後に、「この短期間で、よくここまで仕上げたね」と言われました。
あれは正直、かなり驚きました。
“質”だけが評価されると思っていたけど、“スピード”にも大きな価値があったと気づきました。
40代になってやっとこさ…気づきのスピードは遅いものですw
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「完璧な正解」より、「まず進める」
今は、完璧な正解を探し続けるより、まず進めることに重きを置いてます。
でも、考えすぎて止まるくらいなら、まず出してみる。
そうしないと、こなせないほど山ほど「決断力を問われること」が押し寄せてくる現実もあるんですけどねw
だから、もう出しちゃって、修正しながら、前へ進む。
そのほうが、結果的に仕事も人生も動いていくこを知ったから。
60くらいで出し続けて、常に40は軌道修正できる余力を持つ。
それくらいが、私にはちょうどいいのだと思います。

