最近読んだ野村証券の記事で、ひとつ強烈に印象に残ったデータがありました。
それが『60代〜70代の資産額は、投資経験の有無で3倍以上の差がある』というものです。
まぁ、失われた30年から一気に株価が駆け上がっている世界ですからね、当たり前といえば当たり前。
だけど正直、この数字には衝撃を受けました。
これまで私は、就職氷河期世代として「上の世代は恵まれてるな」と感じていました。
でも、このデータを見て思ったんです。
たしかに我々の世代はしんどい。
でも、「まだ20年~30年資産運用できる『時間がある』と思えれば」今も決して恵まれてない訳ではないのではないかって。
インフレは「何もしないリスク」を生む
今の時代は、明らかにインフレの流れにあります。
食費も光熱費も、数年前とは比べものにならないほど上がりました。
これはつまり、お金の価値が下がっているということです。
現金で100万円を持っていても、数年後には同じ100万円で買えるものが減っている。
このグラフ見ると、寒気しかしません…。
20年後に銀行にに入っていた1000万円は1/3になっていたら、嘆きますよね。
「誰や、持って行ったんわ!」といいたくなるかも。
でも、この物価高、氷河期世代が経験したことのない、インフレ。
何もしていないのに資産が目減りする時代に入っているということです。
これまでは「貯金していれば安心」という時代でした。
でもこれからは、「現金だけ」がリスクになる時代なんだよなぁ~。
投資経験の有無で資産は3倍の差がつく
野村証券のデータはこちらになります。
60代〜70代で、投資をしていた人としていなかった人では、資産に3倍以上の差がついていました。
この差は、収入の差ではありません。
もっとシンプルに言うと、お金を働かせていたかどうかの差。
当然リスクを取って行動した結果なのですが、破壊力ありますよね。
投資をしていた人は、
- 長い時間をかけて資産を増やし
- インフレにもある程度対応し
- 複利の力を味方につけていた
一方で、投資をしていなかった人は、
- 現金中心で資産は増えず
- インフレで実質的に目減りし
- 時間の力を活かせなかった
この積み重ねの『差』
これが、最終的に3倍という差になって現れたのでしょう。
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就職氷河期世代でも、まだ間に合う理由
とはいえ、私たちは就職氷河期世代。
「スタートが遅かった」と感じている人も多いと思います。
私自身もずっとそう思ってきました。
でも今回のデータを見て、考え方が少し変わりました。
確かに時代の差はある。
でもそれ以上に、
「やったか、やらなかったか」の影響が大きい。
大きいという言葉では足りないかもしれない、生死を分けるといってもいいかも。
それくらい中間層の資産が大きく分かれる時代になってしまいました。
そして、私たちはまだ40代、50代です。
若くはないですが、
まだ15年〜20年の投資期間が残されています。
この時間があるかどうかは、非常に大きい。
もしこの期間を何もせず過ごせば、差はさらに広がる。
でも逆に、ここからでも投資を始めれば、差を縮めることはできる。
そう思えるようになりました。
さいごに:これは「まだ間に合う」という話
明らかにわかることが1つあります。
それは「投資は攻めではなく、守り」ということです。
インフレの時代において、
- 投資をする人 → 資産を守れる人
- 投資をしない人 → 資産が削られる人
この構図が、よりはっきりしてきています。
だからこそ、「今からでも間に合うのか?」という問いに対しては、こう答えたいです。
遅いかどうかではなく、ここからどうするか。
私たちはまだ時間があります。
その時間を使うかどうかで、未来は大きく変わるはずです。

