11月になりました。
過去のブログを整理していたら、転職した直後、まさに“超絶うつ時代”の自分が書いた記事が出てきました。
タイトルは「生きること、もうやめよう」。
読み返した瞬間、あの頃の息苦しさや焦燥感が胸の奥で蘇りました。
特にこの11月という時期になると、当時の前職のことをよく思い出します。
1年で最も忙しく、心も体も削り取られていた時期。
ふとしたきっかけで、当時の自分が感じていた「逃げ場のない毎日」がフラッシュバックすることがあります。
でも、40代になった今。
ようやく少しずつですが、心に余裕が生まれてきたように感じます。
あの頃の自分にかけてあげたい言葉を、今ならようやく書ける気がします。
35歳、すべてが重なって見えなくなった時期
35歳のあの頃、私は仕事・家庭・将来の不安が一度にのしかかり、まるで自分が小さな部屋に閉じ込められていくような感覚に陥っていました。
転職したばかりで新しい環境に慣れず、家庭では父親としての責任も感じ、同時に「このままでいいのか?」という焦りもありました。
努力しても報われない。
頑張っても誰にも見てもらえない。
そんな日々が続き、気づけば心が静かに壊れていきました。
あのときの自分は、ただ「生きる」
ということ自体に、意味を見いだせなくなっていたのだと思います。
「認める」ことでしか前に進めなかった
そんな中で、ミスチルの『彩り』という曲に何度も救われました。
「僕のした単純作業が この世界を回り回って
まだ出会ったこともない人の笑い声を作っていく」
この歌詞を聴くたびに、
「自分の仕事にも、誰かの笑顔につながる瞬間があるのかもしれない」
そんな小さな希望が心の奥で灯りました。
あの時の私に必要だったのは、頑張ることでも、立ち直ることでもなく、“苦しんでいる自分を認めること”だったのだと思います。
「できない自分」「弱い自分」を否定せずに受け入れることで、ほんの少しだけ前に進む力が戻ってきました。
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40代になって、ようやくわかった「生きること」
今、40代になってようやく思います。
あのときの自分を責めなくてよかった、と。
焦らなくてもいい。
誰かに追いつこうとしなくてもいい。
無理をしなくても、“今日を生きる”だけで十分なんだと。
あの頃は“成長しなければ生きていけない”と思っていました。
でも今は、“生きているだけで成長している”と思えるようになりました。
家族と過ごす時間、愛犬との散歩、それだけで「あぁ、生きててよかった」と思える瞬間があります。
生きることに意味を求めすぎず、その日の中にある小さな喜びを感じられるようになったのです。
過去の自分へ、そして今悩んでいる誰かへ
35歳のあの時、「もう生きるのをやめたい」と本気で思っていた自分へ伝えたい。
逃げてもいいし、立ち止まってもいい。
あのとき頑張ってくれたから、今の自分がある。
「生き続けること」そのものが、何よりも大切なことなんだと。
そして今、あの頃の私と同じように苦しんでいる誰かがいたら、どうかこの言葉を届けたい。
生きることは、戦うことじゃない。
ただ、今日を生き延びること。
それだけで、十分です。
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さいごに
あのときの苦しみがあったから、今の穏やかな日常を大切にできるのだと思います。
「過去を否定しない」
「今を責めない」
「未来に焦らない」
この3つを意識するだけで、少しずつ心が軽くなります。
35歳の自分に会えるなら、きっと笑ってこう伝えたいです。
「よく、ここまで生きてきたね」
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