私たちは、気づかないうちに「レールの上」を走らされています。
いい学校に入れるかわからないけど、学校は出ておこう。
いい会社に就職できるかわからないけど、正社員が安定してる。
出世して家庭を持ち、安定した生活を送ろうよ。
それが「正解」であり「幸せ」だと信じてきました。
私もそのレールの上を走っていました。
出世して責任ある立場を任され、家族からも「もう安心だね」と言われていた。
でもその安定の裏で、私は少しずつ壊れていきました。
35歳、すべてを投げ出してレールを外れた
今から9年も前の話になりますか。
前職で管理職になったときのこと。
経営者からのプレッシャー。
休みのない日々。
毎日終電で帰る生活。
気づけば、うつ病の診断を受けていました。
会社は「休職してはどうか」と言ってくれました。
家族も最初は「辞めるのはやめてほしい」と心配してくれました。
でも、もう限界でした。
すべてを投げ出すように、会社を辞めました。
——これが、私の人生で最も大きな「レールから外れた瞬間」だったかな、って思います。
独り身でもないし家族も養っていかなきゃいけない身でしたからね。
レールを外れた先はバラ色ではなかった
転職先は給料も下がり、人間関係も特段良い会社ではありませんでした。
「やっぱり間違えたのかもしれない」
そう思ったことも、何度もあります。
でも、ひとつだけ大きな変化がありました。
——「時間ができた」のです。
なぜか、人員に関しては余剰がたくさんいたんですよね。
だから、僕がいなくたって誰かがやってくれる。
少数精鋭とか言って人件費削りまくってた前職との違いはここでした。
その時間の中で、自分のことを考え直すことができました。
「お金のためだけに生きる人生でいいのか?」
「レールを走ることが本当に幸せなのか?」
そう問いかけることで、心が少しずつ回復していきました。
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レールから外れたからこそ、人に優しくなれた
苦しい経験をしたからこそ、人の痛みが分かるようになりました。
必死に働き、疲れ切っている人に寄り添えるようになった。
組織で上に立つ人間の孤独も理解できるようになった。
どう助ければいいか、どう声をかければいいかが、分かるようになった。
レールを外れたことで「人を支える視点」を持つことができたのです。
世の中には、「レールから外れることは失敗だ」と思っている人がいます。
でも、私は違うと思います。
レールの上にい続けることで壊れてしまうくらいなら、外れた方がいい。
外れた先に待っているのは、失敗ではなく「新しい景色」です。
外れたからこそ、自分を取り戻せる。
外れたからこそ、人に優しくなれる。
外れたからこそ、「本当に大切なもの」が見えてくる。
私が気づいたこと
35歳でレールを外れたあの日。
あの時は「人生の終わり」だと思っていました。
でも、いま振り返れば、あれは「新しい人生の始まり」だったのです。
レールを外れることは、怖い。
でも、外れたからこそ得られる景色がある。
外れたからこそ、自分の心を大切にできました。
レールから外れることは、人生を終わらせることじゃない。
むしろ、人生を自分の手に取り戻すための大切な選択肢でした。
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