先日は、配当株投資で累計配当が100万円を超えたことをお伝えしました。
インデックス投資のほうが合理的。
そうわかっていても配当株投資をコアにしているのは、私なりに感じた経験もあります。
最近はネットだけでなく、雑誌でも資産運用や投資に関する特集を目にする機会が増えましたね。
過去のバックナンバーで読んだ『PRESIDENT』の特集「金持ち老後の株・投資戦略」がとても印象に残りましたのも事実です。
中でも深野康彦さんが書かれていた「60歳からの株は『配当金』目当てが正解のワケ」という記事が、自分の考えに深く刺さりました。
老後のために貯めたお金を「どう使うか」。
それは、投資を始めた動機にもつながる、とても現実的なテーマです。
「4%ルール」で安心できるか?
インデックス投資を実践している方なら、「4%ルール」という言葉を一度は耳にしたことがあると思います。
これは、年間支出の25倍の資産があれば、年利4%の運用で資産を減らさずに生活できるという理論です。
たとえば、年間250万円の支出なら、6,250万円の資産が必要になる計算ですね。
でも実際には、運用資産が暴落している中で、そのまま取り崩すというのは、想像以上に精神的な負荷が大きいものです。
「このまま取り崩し続けて、本当に大丈夫なんだろうか?」
という不安が、いつも頭をよぎります。
私はその不安に、正直いまでも向き合いきれていません。
「収入がない」ことの心理的なブレーキ
それを実感したのは、母の姿を見たときです。
母は30年ほどパートを続けていて、当時は自分のお金を気兼ねなく使っていたように見えました。
孫へのプレゼントや外食のごちそうなど、嬉しそうにしていたのを今でもよく覚えています。
ところがパートを辞めた後、支出を控えるようになったんです。
おそらく、貯蓄がないわけではない。
ですが、「収入がない」という事実。
これが、自然と消費を抑える方向に働いたのだと思います。
そして、これは他人事ではないな…と。
将来の自分にも確実に起こる感情だと気づきました。
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雌鶏投資という選択肢
記事の中では、インデックス運用のように資産を大きく育てる投資を「雄鶏投資」と呼んでました。
配当株で安定収入を得る投資を「雌鶏投資」と表現していました。
雄鶏は大きく育つ可能性があるけれど、収入を生むわけではありません。
一方、雌鶏は派手さはないけれど、コツコツと「金の卵(=配当金)」を産み続けてくれる存在です。
配当月が異なる銘柄を組み合わせて投資すれば、月ごとに安定した収入を得ることも可能です。
現役のうちは雄鶏=インデックス投資で資産を増やしつつ、引退後に備えて、雌鶏=配当株も育てていく。
このバランスこそが、自分にとっての「老後の安心」に一番近い投資スタイルだと感じています。
私はこれまで、新NISAも、iDeCoも、そして配当株投資も、できる範囲で全力で取り組んできました。
でも、それぞれに全力投球するには、相応の「入金力(=投資に回せるお金)」が必要です。
一般的な会社員である私には、入金力にも限界があります。
その中で、インデックス投資に絞るべきか、それとも配当株投資を優先すべきか、長らく悩んできました。
しかし最終的に、両親の姿や「取り崩すことへの不安」を考えたときに、自分がより安心して暮らせるのは「配当という定期収入がある状態」だと確信しました。
さいごに
資産をどう「育てるか」だけでなく、どう「使っていくか」
これもまた、投資の重要なテーマです。
そしてそれは、将来の自分にとって精神的な支えになるかどうかにも直結します。
私のように不安の強いタイプこそ、「雌鶏投資」で“減らさずに受け取る”という感覚を持っておくことが、老後の安心に繋がるのではないでしょうか。
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