日本は「失われた30年」とか言われたのが、ずいぶん前のことのようにこの数年で株価はバブル期の2倍近くなっています。
そのきっかけになったといっても過言でないのが、バフェットさんの日本株への投資。
バフェットが日本の5大商社に投資したぞ、というのはもう何年前の話でしょうか。
それまでノミの心臓レベルだった商社株は、今では利回りが低くて買えないと言われるほどになっています。
一方で、各商社が「投資対象から外されないように」切磋琢磨しているという事実もあるそうな。
あの世界一の投資家に選ばれ続けるために、経営の姿勢そのものが変わりつつある。
そんな状況を知って、私はふと、こう思ったんです。
「いやいや、それって、そもそも会社として当たり前じゃないのか?」
ウォーレン・バフェットが日本の5大商社に投資
世界的投資家ウォーレン・バフェット率いるバークシャー・ハサウェイが、日本の5大商社に対して大型投資を行ったというニュースが市場を驚かせました。
投資先は以下の5社です:
- 伊藤忠商事
- 丸紅
- 三菱商事
- 三井物産
- 住友商事
いずれも「総合商社」。
資源・エネルギー・インフラ・食品・物流など、多岐にわたるグローバル事業を手がける日本の巨大企業です。
彼が日本の商社に投資した理由は明確です。
- 資源・エネルギー関連の比重が高く、インフレに強い
- 株価が割安(低PER・高配当利回り)で、株主還元にも積極的
- 世界中に分散したビジネスモデルでリスクヘッジされている
- 円建て資産としての通貨分散(ドル集中リスクの低減)
特に商社のような「資本効率を重視しつつ、安定的にキャッシュを生み出せる企業」は、バフェットの好みに非常に合致していました。
バークシャーの現在の商社株の保有比率を当時8〜9%台まで引き上げたと報じられています。
今はもっと多いですよね、買い増ししてくれています。
バフェットは「今後も保有を続け、最大でも10%未満の範囲で買い増しを検討する」と表明しています。
商社側もこの投資を契機に経営姿勢を変え始めました。
- 自社株買い・増配など株主還元の強化
- 非効率な事業の見直し
- 中長期的な成長投資(再エネ、DX、海外インフラなど)への注力
「バフェットに選ばれ続けること」自体が、経営のバロメーターになりつつあるのではないかと思います。
そもそも会社は誰のものか?
株式会社は本来、株主の利益を最大化するための仕組みです。
株主は資金を提供し、経営陣はその資金を活用して利益を生み出し、株主に還元する責任があります。
それは資本主義経済の基本原理であり、企業の社会的役割の一つ。
にもかかわらず、日本企業は長らく株主軽視だったように感じます。
日本の多くの企業では、持ち合い株式の文化や経営陣のオーナー意識、ガバナンスも甘く「株主のための経営」が十分に機能してこなかったのが実情です。
こうした構造の中で、日本企業は「株主資本主義」よりも「ステークホルダー資本主義」に近い運営がなされてきたと言えます。
だからこそ、バフェットの存在は衝撃でした。
彼の投資は単なる資金提供にとどまらず、資本効率の改善や株主還元の強化など、企業の「当たり前」にも近いべき姿を突きつけました。
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日本も淘汰されていく時代になるのかも
株主を見ていない企業は、今後の日本では淘汰されていくでしょう。
非上場の株式会社でも、「給料が払えない」という理由で厳しい状況に追い込まれる企業も増えるはず。
でも、まっとうな賃金を払えない企業は潰し、
より優秀な会社へと人材が流れ、
強靭な企業が成長し、
競争に敗れた企業はなくなる。
たしか、杉村太蔵さんもおっしゃってましたが、日本もそうあるべきではないでしょうか。
ゾンビ企業として、上の層が甘い汁を吸える時代も、そろそろ終わってもいいのかも。
まぁ…弊社のような企業のことなんですけどねww

