どうも、ソラマメです。
ふと、過去の自分に触れることがあり、昔ほどではないけれど胸が苦しくなる時があります。
私は35歳で転職しました。
理由は単純で、前の職場が激務すぎて、心も体も限界だったからです。
朝から晩まで働き詰めで、休日もまともに休めない。
そんな生活を何年も続けて、ある日ふっと、「もう無理だ」と思ったんです。
逃げるように辞めた後、今の職場に転職しました。
年収は下がった、確実に下がった。
でも、一つだけ良かったことは『時間にゆとりのある働き方に切り替えられたこと』
この時間のおかげで、少しずつ自分を取り戻すことができました。
本を読む時間ができた
転職して一番変わったのは、「読む時間」ができたことです。
本を読むようになってから、何度もこう思いました。
「あのときこの本を読んでいたら、少しは違ったのかな」
「この考え方を知っていたら、あんなに追い詰められずに済んだかもしれない」
本には、人生を変えるヒントがたくさん詰まっている。
それを知ったのは、皮肉にも“時間のある今”でした。
最近、取引先の担当者(アラサーの女性)と話す機会が増えました。
話をしていると、いつもどこか忙しそうで、疲れているように見えるんです。
まるで、昔の自分を見ているようで心配になります。
だからある日、打ち合わせの合間にふと、読書を勧めてみたんです。
「少しでも時間があれば、本を読んでみるといいかもしれませんよ」って。
すると彼女は、にこっと笑ってこう言いました。
「いやぁ、なかなか時間がなくて…」
「時間がない」って、本当にそうだった?
その言葉を聞いたとき、胸が少しチクリとしました。
ああ、自分も昔、まったく同じことを言っていたなって。
「読書の時間なんてない」
「そんなことより目の前のタスクを片づけなきゃ」
「今は忙しすぎて余裕がない」
でも今振り返って思うんです。
あのときこそ、本を読むべきだった。
むしろ、余裕がないからこそ、本が必要だったんじゃないかって。
読書は知識を得るためのものだけじゃなかったんですよね。
本を読むことは、自分の立ち止まるきっかけになったり、他人の人生を通じて、自分を見つめ直すチャンスになりました。
何より、本を読むことで未来の自分を守れる。
それに気づけたのは、皮肉にも、ようやく「読む時間」を持てるようになった今でした。
むしろ、読書する時間も与えてくれないほど仕事に没頭させ、周りと遮断させ、仕事人間に仕上げていく。
ブラック企業というものは、知らないうちにそういう体質を生み出していっているのかもしれません。
その蜘蛛の巣のような、黒く、深く、閉ざされたものから必死に抜け出し、自力で脱出できたのは奇跡だったのかもしれません。
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まとめ
本を読んだからといって、すぐに人生が好転するわけじゃない。
けれど、もしあのとき本を読んでいたら、壊れる前に、少しだけ立ち止まれたかもしれません。
もし、かつての私のように走り続けている人がいたら。
「時間がない」と思っている人がいたら。
そんな人にこそ、ほんの数分でもいい、本を読んでみてほしいです。
未来の自分が、きっと感謝してくれるから。
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