『いつでも転職できるカード』より手に入れたい『いつでも脱出できるカード』

ブログランキング参加中です！

＼あなたの応援が励みになります／

最近はいかにして「60歳の時点でリタイアできるか？」

目指してみようと思う40代会社員のソラマメです。

そう思ったのも、最近読んでいる『60歳までに「お金の自由」を手に入れる！』の影響です。

読み進めるとなかなか面白い表現があり、そのたびに立ち止まり自分の人生と置き換えて想像しています。

今回は本書の中に出てきた『Exit Option』。

これを私なりに『脱出カード』に置き換えてお伝えします。

＼取り上げているのはこの本／

created by Rinker

Contents

Exit Option（脱出カード）とは

これは、元大学教授の榊原正幸さんが書かれた『60歳までに「お金の自由」を手に入れる！』に出てくる一説です。

著者の榊原さんご自身が経験した出来事で、「Exit Optionがあれば、他の大学でも働ける」と先輩教授から言われたことがあるという話でした。

榊原先生曰く、完全な意味での「Exit Optionを持っていること」というのは、「イヤなら辞められる（引退できる）」という状態であるとおっしゃっています。

確かにExitですからね。

脱出しても同じ仕事をして同じ壁にぶつかっては意味がありません。

間違いなくどこかの職場で採用してもらえる学位や資格を持つことよりも、どこの職場に行かなくても生活できる経済的基盤があればスキルも実力も必要ない。

稼いで、貯めて、投資して増やす、優良企業への就職やライバルを蹴落として出世するなど難しいことは必要なく、簡単なのに強力なカード。

「ならば、それを狙うのが得策ですよね」

と書かれて、なるほど脱出カード（EXITできるオプション）っていいなと思いました。

これまで私の中で思い描いていたのがいつでも転職できるオプション（カード）をどう持つか？という考えでした。

「いつでも転職できるカード」というのは、実際に存在する具体的なカードではなく、比喩的な表現です。

これは、個人がいつでも自分の仕事やキャリアを変えることができる、自由な状況を指す言葉です。

転職できるカードを持つということは、自分のスキルや経験を活かして新しい職場や仕事を見つける自信や能力を持っていることを意味します。

これは、自己啓発やスキルの向上、人脈の構築など、さまざまな要素が組み合わさって成り立ちます。

具体的には、自己成長に努め、市場価値の高いスキルや経験を身につけることで、転職の機会を広げることができます。

また、良好な人間関係を築き、キャリアに関する情報やアドバイスを得ることも大切です。

そのような努力を積み重ねることで、いつでも新しいキャリアのチャンスに挑戦できる、いわば「転職できるカード」を手に入れることができるでしょう。

こういった転職本を私もこれまでいくつか読んできました。

それらには、このような『いつでも転職できるカード』

これを持っておいた方が良いというニュアンスのことが書かれており、私も意識して仕事をしてきたつもりです。

でも、一番叶えたいのが仕事での成功ではなくリタイアできる状態であれば、『いつでも転職できるカード』よりも『いつでもダッシュできるカード』のほうが、魅力的ですよね。

目的が「よりよい仕事に就く」のであれば転職カードを持つことを推奨しますし、目的が「いつでもリタイアできる状態」であれば脱出カードがおすすめ。

改めてこの先自分がどういう人生を歩んでいきたいかを考えつつ、適したカードを持つべきだなと本書を読んで感じました。

故・山崎元先生は『経済評論家の父から息子への手紙お金と人生と幸せについて』で息子が働くなら、ストックオプションがもらえる会社にしろと書いていました。

ストックオプションをもらい投資して運用して最後はEXIT Optionを使って早期リタイアする。

いろんな書物を読んで様々な考えを吸収中ですが、つながる部分もあるのかなと思ってみたりしています。

以前は、『満たされた人生ランキング』についての話もしていますので、気になる方は前回のブログを合わせてご覧ください。