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どうも、人生で3度転職の経験がある氷河期世代の会社員ソラマメです。
昨日はとある打合せのため、いつもとは違う通勤道を歩きました。
そこでの出来事と思ったことをちょっとだけ。
超絶ブラック企業でまだ働いていた先輩
その打合せ場所の近くには、辞めてからはもう10年以上経ちますか…。
私が入ったときにも新卒で30人、一年で残ったのは自分を含めて3人、という激務だった会社があります。
辞めてからもう10年以上経ってるので、残っている人なんかいるのかな…と思い歩いていました。
すると見覚えのある方とすれ違いました。
確か、私が入社したときからいる他部署の先輩でした。
あの道を歩いていってるということは…きっと会社にいくのでしょう。
続いているということですね。
それは本当にすごいことだと思います。
私は転職を繰り返しもう4社目。
ですが、それでも転職したいと思っているのにずっと続けているというのは何か力というか、心に決めたことがあるというか、本当にそういうものを感じます。
仕事というのは…本当に難しいものですね。
お金があれば続けられたかもしれない
仕事的には超絶ブラック企業でしたが、内容的には面白い会社でした。
まぁ体育会系ベンチャー企業みたいな会社なので、40代になってそこにいてついていけるかはわかりません。
しかし、頑張っていればそれなりのポジションについていたのかもしれません。
ただその当時はあまりにも薄給すぎた…基本給なんて120,000円、ありえないでしょうｗ
でも、今でも後悔してるのがその会社の常務が某銀行からきた人で、あの規模の会社としては大変珍しく企業年金制度を取り入れてました。
会議室に営業の私や先輩たちが集められて、制度の説明や商品の説明を受けたのは覚えています。
でも、当時はまったく興味がなく適当に商品を選択し、さらにはちゃんと運用するまえに辞めてしまいました。
今思えば、離職率が激しかった会社も社員のことを考えてくれていたのかなと思います。
その当時から投資に目を向けていたら、将来についての貯蓄もできていただろうし、辞めずに続けていたかもしれません。
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それが増税だって？ふざけるな
転職を繰り返し自分に関係ないかなと思っていましたが、先輩のことを思うと胸が痛みます。
そう、岸田内閣「退職金にも増税だ」の一件です、これ本当にひどくないですか？
端的に言えば勤続20年まで1年あたり40万円、21年目から1年あたり70万円が課税対象となる所得から控除されるのが、それが勤続年数に関係なく一律40万円になるというもの。
例えば勤続38年、退職金が2000万円だとすると、
（20年×40年＝800万円）+（18年×70万円＝1260万円）＝2060万円までが非課税だったので、これまでだと税金が0円でした。
それが、
38年×40万円＝1520万円までが非課税になるので、2000万円-1520万円＝480万円が課税対象になり、所得税住民税合わせて約38万円が税金としてとられるのです。
会社が退職金制度を作ってくれたにも関わらず、自分が毎月の給料から拠出し、運用した確定拠出年金（DC）なのに、またお金が持っていかれる。
氷河期世代ってどこまでこんな扱い受けるんでしょうね…。
次はあなたの番かも
真面目にこつこつと働く氷河期世代、もうリスキリングしても年代的、給与的に雇ってくれる人はひとにぎりだろうに。
それで真面目に残り働いて、もらえるはずのお金が強制的に奪われるなんてあっていいことなのかな。
なにか正当な理由を（強引にでも）つけて、あたかも正しく改正を（しれっと）行う政治。
自分は退職金がないとか少ないとか、そういうことではありません。
次は自分に関わる増税がしれっとくるかも。
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