私の時代は就職氷河期といわれ、本当に新卒採用をしていない企業も多々ありました。
最近はどこも人手不足ということで新卒採用および中途採用にも力をいれています。
羨ましいですね、ホントに…。
このブログ筆者の私はというと、家族との時間を優先し転職を35歳にしました。
そして、いま採用担当者側の立場になって仕事をしており就職フェアに企業側として出展するようになりました。
面接や就職フェアでの面談を受ける側からはわからなかった企業側の気になる点もわかるようになってきました。
転職を希望されている方にはぜひ参考にしてもらいたいと思うようなリアルなこと書きます!
就職フェアで企業側が転職希望者に求めるもの

採用単価は安く採用者の質は良く
就職フェアに参加している企業としては、採用単価を抑えながらもいい人材を確保したい。
そんな狙いがあり採用者とコミュニケーションが取れる就職フェアに参加している企業がほとんどです。
就職フェアも、リクナビやマイナビ、学情や地域のものまで多岐にわたります。
参加企業も毎回のところもあれば、その日だけの企業もあります。
転職希望者からすれば、なぜこの就職フェアに参加しているのかを考えるべきです。
就職フェアも当然のように出展料がかかります。
安くても30万円以上とか、高ければもっと予算をかけているところもあります。
人件費というのは会社からすればコストになります。
そのコストを生むまのにさらにコストをかけるとはどういうことか、を考えるということです。
なぜその企業が就職フェアに出展しているのか考えよう
欠員募集なら条件面を強気に出れる?
まず真っ先に考えられるのは「人員不足だから大量に欲しい」ということですよね。
その考えは間違ってはいないです。
よく出展している企業も飲食店やアミューズメント・介護業界が多いですが、離職率も高いはずです。
では、就職フェアなんか行くのやめておいた方がいいと思うかもしれませんがそうではないんです。
企業が30万円も40万円もの高い出展料を支払い人材が1人も確保できなければ意味がありませんし、そんな空振りが数フェアも続いたら数百万の損失・・・。
それならば転職希望者もこれまでの諸条件を出し、転職してキャリアアップできるチャンスです。
少しばかり強気に出てもこのご時勢であれば邪険に扱われることはないでしょう。
(やりすぎには注意ですが・・・)
増員募集なら優良企業だけど発展途上?
就職フェアに着ている企業の中には成長を続けている優良企業があるので、そこに目を向けるのもアリです。
それは、店舗が増えていたり事業を拡大している企業のこと。
はっきりいって、店舗や事業が横ばいなのに人員が大量に欲しい企業は離職率高いのはまちがいないです。
反対に事業を拡大している成長企業は圧倒的に人不足になりますし、成長しているので企業体質もいいです。
実際私が働いているところも事業拡大による募集なのですが、そういったところをなかなか転職者の方々は見ていなかたったり、新卒の学生も見ていないことは多いです。
だから、なぜこの企業は就職フェアでお金払ってまで人がほしいのかを成長度で見た方が良いです。
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本当にその職種を募集しているのかリサーチしよう

人数を集めたい職種は集客できる職種をダミーで入れているかもしれないので、企業側が就職フェアに参加する上で、どの職種を本当は募集しているのか感じ取ることも必要です。
これも最近感じるのですが、特に希望職種を聞くと「事務職」希望の方も多いです。
就職フェアでは参加企業のレジュメがもらえ募集している職種のアイコンがついている企業マップがもらえます。
私がお話しした方はこれを見て事務職の話が聞きたいということで、アイコンに印がついていた引っ越しやさんに行くと私の企業を断りました(笑)
でも、よく考えてください。
引っ越しやさんで毎年そんなに大量の事務員募集していますか?
毎年事務員が必要なのであれば、それだけ離職も多くなければ需給が合いません。
そこから考えられるのはそもそも募集が若干名なのに来てもらいたいのでアイコンを入れているかもそれないということです。
採用1名に対して何人もそこに話を聞きにいっては倍率が上がるだけで、時間をかけず他をあたるべきだと思います。
実際に別のアミューズメント企業では、今年入ったばかりの新卒女性二人つれてきて一人は本部事務職、一人は現場のホールスタッフという職種で連れてきていました。
おそらくほとんどの事務職希望の転職者は採用側からしたらほとんどホールスタッフとしかみていなかったです。
採用担当者が思わず条件をあげたくなる人の特徴
大人数で1巡目に着席するよりマンツーマンの三巡目
就職フェアに参加する企業も正直人気企業とあまり人気のない企業に分かれます。
当然就職フェアには目玉、みたいなところがあってオープンと同時にその企業のブースには多くの人が集まっています。
でもそういったときに、一巡目で着座するより、少し落ち着いてからのほうが採用担当者とゆっくりマンツーマンで話が出来るチャンスがあります。
私がよく就職フェアに行くときにも、人気企業で終日参加されている企業も夕方ほどになれば人も落ち着いてきているので、そのタイミングで自分をうまく採用担当者にアピールできればいいステップになります。
一人で就職フェアに参加一人じゃないと本気度がわからない
よく就職フェアに参加している方をお見かけしますが、お友達などと参加されている方がいますが、私を含めほとんどの企業は声がけしていません。
だって本気度が違います。
遊びでとも思いませんが、半ば友達と来て転職を決めるなんてなかなかないことではないでしょうか。
そういった方よりも一人で転職したい、企業の話をじっくり聞きたい思っている方に企業側は積極的にアプローチしていっています。
友達と来ても行動は1人で。
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企業側として転職者におすすめしたい就職フェア
おすすめ就職フェア3選
私が企業側として参加している就職フェアでオススメだと思うのが、DODA、リクナビネクスト、マイナビの3つです。
聞いたことある会社のイベントだけに多くの参加者が来場するのもそうですが、その分出展料もかかります。
なので条件アップなどの処遇面にもひょっとした乗ってくれる可能性もあります。
私も転職前にはDODAの転職フェアに行ってみたことがあります。
参加者側としての感想などもよろしければご覧下さい。
参照:【はじめての就職フェア体験】30代で評価される3つの秘訣
最後に

現在30代の私の時代なんて内定すら取るのが大変だったのに最近は内定が出ても平気で断ってくる時代です。
本当に変わりましたね、時代。
それでも、内定をもらう転職者には当時と昔も変わらず「一貫性がある」人が条件面のアップを手にしています。
わかりやすいのは業界の一貫性だと思われがちです、商社とかブライダルとか。
ものの興味はそんなところからで十分です。
でも、もう少し芯の部分で捉えたときになぜその業界なのかを考えてみるべきです。
なぜブライダルなのかを聞くと人を幸せにしたいとかお手伝いがしたいとか本質が見えてきます。
そうすると受ける企業にも一貫性が見えてくるはずです。
採用側から見ると、よく面接で他にどんな業界を受けてますかという質問があると思いますがあそこでまったく違うような仕事を言う転職希望者がいます。
そうなると、「じゃ別にうちでなくてもいいじゃん」となりますよね。
その質問の意図は単純にどこを受けているかではなくて、どういう視点で働きたいと考えているかという質問だと思った方が良いです。
そうすると思わず条件もあげたくなるし、そういったポイントを抑えている方がいい転職を勝ち取るものだと企業側から就職フェアを参加して思っています。
転職活動って迷いもあるし悩みもあります。実際自分が転職したときですから迷いがありましたからね。
でも悩めるうちに悩んだ方が絶対にいいです。
つきつめて自分を考えたときに一貫性が見えてくるはずですから。
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