最近、マネックス証券のCMが気になっています。
上司と部下が話していて、部下が「NISAやりたいんですけどね……」と言うCMです。
この言葉、なんとなく分かる気がします。
投資には興味がある。でも、仕事が忙しい。調べる時間もないし、始めるならちゃんと勉強してからにしたい。
そんなふうに思っているうちに、気づけば何年も経ってしまう。
CMを見ながら、僕は投資の世界で有名な「ジャックとジルの話」を思い出しました。
そして、9年前に投資を始めた頃の自分のことも。
投資で大切なのは、お金だけじゃなく「時間」
ジャックとジルの話は、投資を始めるタイミングによって、将来の資産に大きな差が生まれることを教えてくれるエピソードです。
若いうちに投資を始め、途中で積み立てをやめた人と、遅くから始めて長く積み立てを続けた人。
条件によっては、早く始めた人の方が、最終的な資産が大きくなることがあります。
それだけ、複利の力を長く活用できることには意味があるんですよね。
もちろん、早く始めれば必ず儲かるわけではありません。
投資をしていれば暴落もありますし、思うように資産が増えない時期もあります。
それでも、運用できる期間が長ければ、相場が回復するのを待てる時間も長くなります。
だから僕は、投資をするなら、できるだけ早く始めた方がいいと思っています。
ただ、今回のCMを見て考えたのは、もう一つの「時間」のことでした。
そもそも、自分のお金について考える時間を持てているだろうか。
年収が下がったのに、お金に余裕ができた不思議
僕が投資を始めたのは、9年前です。
当時の僕には、お金がありませんでした。
本当に、それだけです。
将来のお金が心配だったし、何かしなければいけないと思っていました。
でも、当時の僕には時間だけはあったwwwww
ちょうど転職をして、残業のない仕事になった頃でした。
年収は下がりました。
それでも、仕事が終われば自分の時間がある。
それまで仕事に使っていた時間が、ぽっかり空いたんです。
「さて、この時間で何をしようか」
そう考えたときに、僕が始めたのが投資でした。
最初から立派な知識があったわけではありません。
とりあえず始めてみた。
そして、投資について調べたり、実際に経験したりするうちに、インデックス投資に出会いました。
自分が働いてお金を稼ぐだけではなく、お金にも働いてもらう。
そんな考え方があることを知ったんです。
もし、あのとき投資を始めていなかったら。
きっと、インデックス投資にも出会っていなかったと思います。
そして、転職せずに以前のように働き続けていたら、今の資産にはなっていなかったかもしれません。
不思議なものです。
年収は下がったのに、9年経った今の方が、お金に対してゆとりを持てているんです。
もちろん、投資を続けられたのは、その後の収入や相場環境にも恵まれたからだと思っています。
それでも、あのとき時間ができたことが、僕にとって大きな転機だったのは間違いありません。
スポンサーリンク
「いつか始めよう」の前に、お金と向き合ってみる
「NISAをやりたいんですけどね……」
そう思っている人の中には、まとまった時間ができたら始めようと考えている人もいると思います。
でも、最初からすべてを理解している必要はないんじゃないでしょうか。
まずは、今いくら貯金があるのか。
毎月いくら使っているのか。
無理なく投資に回せるお金は、どのくらいあるのか。
そんなことを整理してみる。
それだけでも、自分のお金と向き合うことになると思います。
僕自身、9年前は何も分からないところから始めました。
でも、始めたからこそ知ったことがあり、始めたからこそ出会えた考え方がありました。
今では、あのとき投資を始めて本当によかったと思っています。
もちろん、生活に必要なお金まで投資に回す必要はありませんし、焦って始めるものでもありません。
ただ、「忙しいから」と先延ばしにしている間にも、時間は過ぎていきます。
ジャックとジルの話が教えてくれるのは、投資における時間の大切さです。
そして僕の9年間を振り返って思うのは、お金と向き合うための時間をつくることも、同じくらい大切だったということです。
お金がなかった9年前の僕には、時間がありました。
その時間を使って投資を始めたことが、今のゆとりにつながっています。
「NISA、やりたいんですけどね……」
もしそう思っているなら、まずは少しだけ、自分のお金について考える時間をつくってみる。
そこから何かが変わり始めるかもしれません。

