先日、投資家の藤野英人さんが出演している「マネースキルセット」という動画を見ました。
このハセンさんとりんたろー。さんのやりとりがすごい面白くて、観てます。
今回のテーマは(ちょっと真面目でw)「2030年、日経平均10万円の根拠」。
なかなか大胆な予想ですが、僕が特に興味を持ったのは株価の予想そのものではありません。
そこで、藤野さんが「軽い経済から重い経済へ」という話をされてました。
これまで僕は、企業の成長力という点では、やはり米国株の方が強いと思っていました。
ところが、この話を聞いて、日本株にはまだまだ大きな可能性があるのかもしれないと感じたんです。
AIを支えているのは、実は昔ながらの技術
藤野さんの話によると、「軽い経済」とはITやコンサルなどの知的産業のこと。
一方、「重い経済」とは、電力やインフラ、工場、プラントといった物理的な設備を必要とする産業です。
これまで世界では、ITなどの軽い経済が大きく成長してきました。
日本はこうした分野で、米国ほど存在感を発揮できなかった。
しかし、その一方で日本企業は、ものづくりの技術を磨き続けてきました。
そして今、その技術が改めて必要とされているというのです。
特に印象に残ったのが、「21世紀の技術は、20世紀の技術の上に成り立っている」という言葉でした。
AI=最先端の技術というイメージがありますが、AIを動かすには膨大な電力が必要です。
データセンターを建設し、電力を供給する設備を整えなければ、どれだけ優れたAIがあっても動かせません。
考えてみれば当たり前のことなのに、僕はまったく意識していませんでした。
日本のものづくりが再評価される時代?
動画では、フジクラや三菱重工といった企業も紹介されていました。
どちらも、昔からある日本の製造業を代表するような企業です。
そんな企業の株価が大きく上昇している。
その背景に、AIの発展やインフラ需要の拡大があると聞いて、なるほどなと思いました。
日本企業は、ITの世界では出遅れたかもしれません。
でも、技術力や品質、正確性という面では、世界に誇れるものを持っていると思います。
そして、世界がその力を必要とするなら、日本株の評価も変わってくるのではないでしょうか。
僕が主力として保有している三菱商事も、資源ビジネスに強みを持つ企業です。
電力やインフラを支えるには、当然ながら資源も必要になります。
今回の話を聞いて、三菱商事を長期保有することへの期待感も、少し強くなりました。
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株価が冴えないときこそ、未来を見ていたい
もちろん、「重い経済」が注目されるからといって、日本株が必ず上がるわけではありません。
すでに期待が株価に織り込まれている企業もあるでしょう。
それでも、目先の株価が冴えないときに、こうした長期的な変化を考えることには意味があると思っています。
僕はこれからも、日本の高配当株を中心に投資を続けていくつもりです。
株価が下がったときに不安になって売るのではなく、企業の将来性を見ながら、コツコツと拾える投資家でいたい。
今回の動画で、そんな気持ちが少し強くなりました。
AIの時代と聞くと、どうしても米国の巨大IT企業に目が向きます。
でも、そのAIを支えているのは、日本企業が長年磨いてきた技術なのかもしれません。
最先端の未来を支えているのが、昔ながらの日本のものづくり。
そう考えると、これからの日本株が、ちょっと楽しみになってきました。

