昨日、Xで交流のあるななしさんが「もしもあの時、S&P500に10万円投資していたら今いくらになっていた?」という記事を書いていました。
2020年なら約2.5倍。
2010年なら約11.8倍。
そして1980年なら、なんと約99.9倍。
10万円が約1000万円です。
これを見ると「もっと早く投資していれば」と思ってしまいます。
でも、僕たちは2010年には戻れません、1980年て生まれてないしw
だったら、過去を悔やむより、これから使える時間を大切にしたほうがいい。
過去に戻れない僕たちにとって、最良の投資タイミングは「今」なのではないか。
今日はそんな話です。
過去を振り返れば、最高の投資タイミングはいくらでも見つかる
投資をしていると、誰でも一度くらいは考えたことがあると思います。
「あのとき買っておけばよかった」僕も何度思ったか分かりません。
S&P500だけではありません。日本株だって、もっと早く投資していれば大きなリターンを得られた銘柄はいくらでもあります。
でも、それは現在から過去を眺めているから分かることです。当時は、その先で株価が上がるかなんて誰にも分かりません。
僕自身、2020年のコロナショックでは、株価が急落する恐怖に耐えられず保有株を売却し、数万円の損失を出しました。
今のチャートを見れば、「なんであそこで売ったんだ」と思います。でも、あの瞬間の僕には、その先の未来なんて見えていませんでした。
その後、配当株投資に出会い、2021年から本格的に株式投資を始めました。
僕が30代後半になってからのことです。
「もっと早く始めればよかった」は何歳から始めても思う
SNSを見ていると、20代からNISAを使い、インデックスファンドを積み立てている人をたくさん見かけます。
30代後半から本格的に投資を始めた僕からすれば、うらやましくて仕方ありません。
「20代からやっていればなあ」と思うこともあります。
でも、そんな僕も投資を始めて数年が経ちました。あのとき、「もう30代後半だし、今さら遅い」と何もしなかったらどうなっていたでしょう。
おそらく40代になった僕が、「せめて30代から始めておけばよかった」と言っていたはずです。
50代まで待てば、「40代からでもやっておけばよかった」となるでしょう。
結局、投資を始めなかった後悔は、時間が経つほど大きくなっていくのだと思います。
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「今が安いから」投資を始めるわけではない
では、なぜ今が投資を始めるタイミングなのでしょうか。
今後、株価が上がると分かっているからではありません。むしろ、明日暴落する可能性だってあります。僕はもう、今が高値なのか安値なのかを正確に当てようとは思っていません。
投資を始めて分かったのは、その判断は後にならないと分からないということです。
だからこそ、一括で大金を突っ込むのではなく、NISAなどを使いながら長期・積立・分散で付き合っていく。
株価が高ければ少なく買い、安くなれば同じ金額でたくさん買える。
大切なのは「最高の買い場」を当てることより、投資を続けられる時間をできるだけ長く確保することなのだと思います。
40代からでも「時間」は残されている
僕と同じ40代になると、「今から投資しても遅いんじゃないか」と思う人もいるかもしれません。
でも、60代まで運用すると考えれば、まだ20年近くあります。
20年という時間は決して短くありません。
もちろん、20年間投資すれば必ず儲かるという意味ではありません。
それでも、投資できる期間が長ければ、積み立てる回数も増えますし、得られた利益をさらに運用する時間も長くなります。
逆に、「もう少し勉強してから」「株価が下がったら」「相場が落ち着いたら」と5年待てば、その5年間は二度と取り戻せません。
お金は後から追加できますが、投資に使える時間だけは後から買い足せない。
40代になった今、この意味を以前より強く感じています。
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40代には「投資するお金を稼げる」という武器もある
若い人と比べて時間が少ないのは事実です。
でも、40代や50代にも強みがあります。まだ働いて、投資資金を作れることです。
20代より収入が増えている人もいるでしょうし、家計を見直して支出を減らせば、その分を投資に回すこともできます。
僕自身も、30代後半からのスタートだったからこそ、「時間がないなら入金力でも補おう」と考えてきました。
一方で、60代になって退職金というまとまったお金を受け取ってから、初めて投資を始めるのは怖いと感じています。
投資は必ず増えるものではありません。僕自身、コロナショックで狼狽売りした経験があります。働いて収入を得られるうちに、小さな失敗も経験しながら、自分なりの投資との付き合い方を身につけておく。
その意味でも、40代の今から始める価値は十分あると思っています。
10年前には戻れない。でも、10年後から見れば今日は「10年前」
ななしさんの記事を読んで、10万円が約1000万円になったという数字には驚きました。
そして同時に、「もっと早く投資を始めていれば」という、いつもの気持ちも少し出てきました。
でも、考えてみれば当たり前です。今日から10年前には戻れませんが、10年後の自分から見れば、今日は10年前です。
僕が30代後半で投資を始めたときも、「遅かった」と思っていました。
それでも始めました。今振り返れば、あのときの自分には「よく始めたな」と言ってやりたいです。
だから、もし今、「投資を始めたいけれど、もう遅いかな」と思っている人がいるのなら、僕はこう思います。
最高のタイミングは、もっと昔だったのかもしれません。
でも、過去には戻れません。だったら、自分に残されている一番若い日から始めればいい。
ななしさんの本にも書いてありますが、40代で投資を始めてもまだ20年、3000万円めざせますからね!

