金曜日、会社の飲み会でのこと。
いつも何かとマウントを取ってくる同僚と話していたら、なぜか投資の話になりました。
「投資ってやってる?」そう聞かれたので適当に濁していると、「オルカンってあってさ、世界にベットできるんだよ」と教えてくれました。
どうやら3年ほど前からインデックス投資を始めたらしく、「投資は早く始めたほうがいいぞ」とアドバイスまでいただきました。
そのときの僕の心の声は、「いやいや、やってるわ!」でした(笑)。僕が投資を始めて今年で9年。彼より6年ほど前からやってますからね!
昔の僕なら、たぶんこの勝負を買っていたと思います。「いや、俺9年やってるけど」と言っていたでしょう。でも今回はやめました。
下手に投資歴を話せば、「何を買ってるの?」「いくら儲かった?」「資産はいくら?」と食いつかれるのが目に見えています。
だから、「少しだけど資産形成はしていってますね」くらいにしておきました。最近は、本当にそんな感覚なんですよね。
僕にとって資産形成は、短期間でお金を増やすゲームでも、誰かと運用成績を競うものでもありません。将来に向けて、「会社だけには依存しないぞ」という意思表示みたいなものです。
同じ会社に勤めていれば、だいたいの給料は想像できます。それでも10年、20年後の資産額はかなり違ってくるのでしょう。僕の場合は副業を始め、支出を見直し、給料以外からも投資に回すお金を作ってきました。そして何より大きいのが時間です。
彼より6年早く始めたからといって、僕の投資能力が優れているわけではありません。そこはもう、複利の力さまさまです。そんな話をしながら、結局彼から聞かれました。
「で、資産ってどれくらいあるの?」
困ったなと思いながら、「まあ、車を買えるくらいかな」と答えておきました。
彼は僕が普段ミニバンに乗っていることを知っています。「へぇ、まあ君はそんなものか」そんな感じで納得していました。
本当はちょっと言いたかったんですけどね(笑)。
でも、そこで気づきました。
別に彼より多いことを証明する必要はないし、自分が豊かに暮らせるだけのお金があれば、それでいい。
投資を始めたころの僕なら、資産額は競争のスコアのように感じていたかもしれません。でも9年続けた今は、他人より多いか少ないかより、自分がどこまで行けば安心できるのかのほうが大切になりました。
そして今回、もう一つ勉強になったことがあります。
会社の飲み会で資産額を聞かれたときは、「車を買えるくらい」これはなかなか便利な答えなんじゃないかな、嘘はついていませんから。
ただし!
僕が言っていた「車」が、いつも乗っているミニバンとは限りませんけどね、フェラーリだって、車ですからね(笑)。

