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「いつか変わりたい」では何も変わらない。資産3000万円までに踏み出した初手

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以前のこと。

Xを眺めていたとき、TOSHI@高校中退投資家さんの、こんな言葉が目に留まりました。

「人生を好転させるには、3~5年ほど仕事と投資に全てを捧げる『集中期間』を作るのが最適解かもしれません。実際に私は10年ほどその生活を徹底し、億り人という結果を出しました。ダラダラ続けるより、期間を決めて圧倒的な熱量で挑む価値は十分にあります」

この言葉を読んだとき、今の私は「確かにそうなのかもしれないな」と、妙に納得している自分がいました。

もちろん、すべての人が仕事や投資に人生を捧げる必要はない。

がむしゃらに頑張ったからといって、必ず成功できるわけでもありません。

それでも、自分がこれまで歩いてきた道を振り返ってみると、人生には何度か、普段よりも少し強くアクセルを踏んだ時期があったと思うんです。

その時間が今の自分をつくってくれたように思うのです。

資産が大きく増えた年には、理由があった

このグラフは私の資産推移グラフです。

2017年頃から本格的に資産形成を始めましたが、当時ほぼ0円だった資産は、2018年に56万円、2019年には500万円、その後は2020年390万円、2021年530万円、2022年770万円と推移し、2023年には1,250万円、2024年には1,900万円、そして現在では3,000万円ほどになりました。

こうして数字だけを並べると、少しずつ右肩上がりに資産を増やしてきたようにも見えますが。

でも、グラフにして眺めてみると、実際には決して一定のペースで増えてきたわけではありません。

明らかに、グッと伸びている時期があるのです。

一つは2019年。

そしてもう一つが、2023年から2024年にかけて。

「この時期、自分は何をしていたんだろう」

そう考えてみると、不思議なことに、どちらも私がいつもより人生のギアを上げていた時期と重なっていました。

資産が勝手に増えたわけではありません。

資産が大きく動き始める少し前に、まず自分自身が動いていたのです。

2019年は副業のギアを上げた

2019年は、私にとって副業バブルとも呼べる一年でした。

ブログを中心とした副業に夢中になり、仕事が終わってからもパソコンを開き、休みの日にも記事を書き、どうすればもっと読んでもらえるのか、どうすれば収益につながるのかを考え続けました。

その結果、最高では月60万円、年間では約300万円の副業収入を得ることができました。

今振り返れば、かなり頑張っていたと思います。

でも、当時の自分には「今は人生の集中期間なんだ」なんていう格好いい自覚はありませんでした。

ただ夢中だったのです。

ブログを書けば結果が出る保証なんてなかったし、費やした時間が無駄になる可能性だって十分にありましたが、それでも、とにかく目の前にあるものを一つずつ積み重ねていました。

そして、副業で得たお金を使って生活を派手にするのではなく、私は少しずつ配当株へと移していきました。

今になって思うのですが、あのとき稼いだ300万円は、単なる「2019年に稼いだ300万円」ではなかったのかもしれません。

あのときの300万円が株に姿を変え、その株が配当金を生み、さらにその配当金が次の株を買うためのお金になっていく。

そう考えると、2019年に必死になって働いていた自分は、7年後の今も、どこかで働き続けてくれているような気がします。

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2023年は仕事のギアを上げた

もう一つの転機が、2023年の秋でした。

私はグループ会社へ転籍することになり、その結果、月給を約10万円上げる交渉をして勝ち取りました。

毎月10万円ですから、単純に考えれば年間120万円。

この収入増は一度きりの副業収入とは違い、働き続ける限り毎月入ってくるという意味で、私の資産形成にとって非常に大きな変化でした。

ただ、そこで生活水準を上げることはしませんでした。

増えたお金は、ほぼそのまま配当株へフルベットしました。

すると、資産形成のスピードが明らかに変わっていきました。

2023年に1,250万円だった資産は2024年に1,900万円となり、その後も増え続け、今では3,000万円ほどになっています。

もちろん、すべてが入金力だけのおかげではありませんし、相場環境に恵まれた部分もあるでしょう。

それでも、自分の資産推移を振り返ってみると、TOSHIさんが言う「集中期間」というものが、確かに私の人生にも存在していたのだと思います。

2019年は、副業に夢中になった。

2023年以降は、本業の収入を上げ、そのお金を投資へ回すことに集中した。

資産が大きく動く前には、いつも自分自身が先に動いていました。

難しいのは「最初の一手」

とはいえ、「人生には集中期間をつくったほうがいい」なんて、言葉で言うほど簡単なことではありません。

むしろ一番難しいのは、ギアを上げて走り続けることではなく、その前にある「最初の一手」を出すことなのかもしれません。

副業を始めても、稼げる保証なんてないし、仕事を頑張っても、給料が上がるとは限りません。

投資を始めても、資産が増える保証はありません。

「そんなに頑張って、何も変わらなかったらどうしよう」

いま、ココナラでは副業のサポート事業もやっているのですが、継続して収益を生み出すまで舟をこぎ続ける人って、なかなかいないです。

掘っても掘っても見えないゴール、未来が分からないから途中であきらめたくなるのも分かる。

そう考えれば、腰が重くなる気持ちは痛いほど分かります。

頑張れば成功できると最初から分かっているなら、誰だって頑張れるのです。

人生が難しいのは、結果が見えないまま最初の一手を出さなければならないところにあります。

私だって、ブログを始めたときに「数年後、あなたは副業で年間300万円を稼げますよ」と誰かに保証してもらったわけではありません。

2023年に仕事の環境を変えたときも、その先に資産3,000万円という景色が待っていることを知っていたわけではありません。

ただ、そのときの自分なりに一歩を踏み出した。

振り返ってみれば、その一歩が次の一歩につながり、いつの間にか人生のギアが一段、また一段と上がっていたのだと思います。

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人生は、いきなり5速に入れなくてもいい

私は今、人生には一度くらい、本気でギアを上げる期間があってもいいと思っています。

でも、だからといって「今日から3年間、人生のすべてを捧げろ」と言いたいわけではありません。

そんなことを言われたら、私だって尻込みします。

車だって、止まっている状態からいきなり5速で走り出すことはできません。

まず1速に入れて、ゆっくり動き始める。

少しスピードが出たら2速に入れて、また少しアクセルを踏んでみる。

人生だって、それくらいでいいのではないでしょうか。

最初の一手なんて、ちょっとしたことでいい。

でも、その一手を出さない限り、人生はなかなか次の景色を見せてくれません。

私は自分に特別な才能があるとは思っていませんし、器用に人生を渡ってきた人間でもありません。

それでも、人生のどこかで「ちょっとやってみるか」と一歩を踏み出し、ある時期には少しだけ本気でギアを上げたことで、見える景色を変えることができました。

ずっと全力疾走する必要なんてありません。

疲れたら休めばいいし、人生にはギアを落としてゆっくり走る時間だって必要です。

さいごに

もし今の人生を少し変えたいと思っているのなら、一度くらい「ここから数年は、ちょっと本気でやってみよう」と決める期間があってもいいのではないでしょうか。

その数年間の頑張りが、もしかすると、その後の10年を楽にしてくれるかもしれない。

2019年にパソコンの前で必死にブログを書いていた自分が、まさか7年後の自分の資産形成を助けてくれるなんて、あの頃の私は知りませんでした。

人生が変わる瞬間なんて、きっとそのときには分からないものです。

あとから振り返って初めて、「ああ、あそこが分岐点だったんだな」と気づく。

だからこそ、未来がどうなるか分からなくても、まずは1速に入れてみる。

そして、少し動き始めたら、ほんの少しだけアクセルを踏んでみる。

私の人生も、資産形成も、大きく動き始めたのは、いつだってそんな小さな「初手」からだったような気がしています。



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