先日、とても興味深い記事を読みました。
このネット記事▼
その内容の一部が気になったのですが、内容は「お金がないと頭が悪くなる」というものです。
もちろん、本当に知能が下がるという意味ではありません。
ハーバード大学などの研究によると、人は経済的な不安を抱えている時、認知能力や判断力が低下することが分かっているそうです。
研究では、IQが13ポイントほど低下するとも言われています。
それは、一晩徹夜した状態や酩酊状態と同じくらい判断能力が鈍るレベルだとか。
最初は少し大げさな話にも感じました。
でも記事を読み進めていくうちに、「あれ?これって自分にも当てはまるかもしれない」と思ったのです。
なぜなら、お金に困っていた頃の私は、とにかく焦っていたからです。
そして焦っている時ほど、人は冷静な判断ができなくなる。
今振り返ると、そんな経験が何度もありました。
お金の不安はさらに大きくなった
私が一番お金に対して不安を感じて、頭悪くしていた時代といえば20代のころ。
収入は変わらない、全然。
将来は見えない。
通帳残高は少しずつ減っていく。
そんな状況でした。
毎月お金が出ていくたびに、「このままで大丈夫なのだろうか」という不安が頭から離れませんでした。
当時は投資もしていません。
副業なんて時代でもなかった。
つまり、お金が減っていく未来しか見えていなかったのです。
すると不思議なもので、頭の中がお金のことでいっぱいになります。
稼ぐにはどうしたらいいか。
もっと収入を増やせないか。
そんなことばかり考えていました。
もちろん、お金のことを考えること自体は悪いことではありません。
ただ、その状態が続くと視野が狭くなります。
目の前の不安を解消することばかり考え、長期的な判断ができなくなる。
まさに研究でいう「欠乏状態」だったのかもしれません。
で、最終的にはストゼロ飲んでタバコ吸って、1日が終わる。
逆に毎日1000円以上財布から出ていく、ストレス散財に走ってました。
私が資産形成で手に入れたかったもの
投資を始めてから、少しずつお金が増えるようになりました。
副業収入も積み上がりました。
気づけば資産は3,000万円を超えました。
すると周囲からは、「資産が増えましたね」と言われることがあります。
でも、自分の中では少し違う感覚があります。
私はお金持ちになりたくて資産形成をしているわけではありません。
もちろんお金は多い方がいい。
旅行にも行きたいし、美味しいものも食べたい。
家族との思い出も作りたい。
でも、それが資産形成を続けている理由ではありません。
私が本当に欲しかったのは安心感でした。
会社で嫌なことがあっても、「明日辞めたら終わりだ」と思わなくて済むこと。
突然何かトラブルが起きても、「生活できなくなるかもしれない」と怯えなくて済むこと。
そういう安心感が欲しかったのかも。
焦って、無茶して、よりお金がかかってしまって…
みたいなあの時のような状況にはなりたくない一心だったのかもしれません。
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本当に欲しかったのはお金ではなく健全な精神だった
今回の記事を読んで、私は一つのことに気づきました。
資産形成の目的は、お金を増やすことではないのかもしれない。
もちろん結果として増えるのは嬉しい。
でも本当に価値があるのは、その先にあるものです。
それは安心です。
そして健全な精神です。
お金がないと、人は焦ります。
焦ると視野が狭くなります。
視野が狭くなると、本来ならしないような判断をしてしまうことがあります。
だから私は思うのです。
「安心できるだけのお金」を持つことは、贅沢のためではない。
健全な精神を保つために必要なことなのだと。
私は今でももっと資産を増やしたいと思っています。
でも、その目的は高級車でも豪邸でもありません。
家族との時間を守るため。
仕事で追い詰められすぎないため。
そして何より、自分自身が落ち着いて人生の選択をできる状態でいるためです。
資産形成とは、お金を増やす活動であると同時に、自分の心を守る活動でもある。
そんなことを改めて感じた出来事でした。

