先日、ずっと読みたかった本があったのでようやく手を付けることができたんです。
それが田中渓さんの『億までの人 億からの人 ゴールドマン・サックス 勤続17年の投資家が明かす「兆人」のマインド』です。
同書を読んでいて、「ルックスマート」と「ストリートスマート」という言葉がとても印象に残りました。
そんな言葉、全く聞いたことなかった…。
田中さんって、そういう新しいパワーワードを出してくれるので、大好きですw
ルックスマートは、いわゆる賢く見える力のことだとか。
学歴。
資格。
論理性。
知識。
エリート性。
日本社会って、若い頃は特にこの能力が強く求められる気がします。
一方でストリートスマートは、現実を生き抜く力のように表現していました。
空気を読む。
人を見る。
自分を守る。
壊れない。
生きる知恵を持つ。
そんな能力です。
この話を読んだ時、すごく腑に落ちたんですよね。
なぜなら、自分は完全に“ルックスマート側”ではなかったからです。
三流大学卒の自分は“ルックスマート”では勝てない
私は名古屋の三流大学を、なんとなく卒業した普通の人間です。
正直、学歴で勝負できるタイプではありませんでした。
頭がめちゃくちゃ良いわけでもない。
資格があるわけでもない。
就職氷河期世代ということもあり、社会に出た時から、「生き残ること」に必死でした。
周りには、泥臭い人ばかりという環境でした。
選んだ道が地元の出版社だったし、その時は上場企業のことと眼中にもなかった時代。
一方でロジカルで、仕事もできて、出世していくようなエリートには、端から「こういう人たちには勝てないな」と思い込んでました。
そのまま40代になってしまったので、今更ながら思うんです。
今から“ルックスマート競争”に参加するのって、かなり無理ゲーやんって。
もちろん努力すれば資格も取れるし、勉強もできる。
でも、40代って、
* 仕事
* 家族
* 健康
* 体力
* 老後不安
いろんなものを抱えている。
20代みたいに、全部を勉強やキャリアへ全振りできないんですよね(半分は言い訳)。
だから最近は、「どう壊れないか」に目を向ける。
当たって砕けるのではなく、当たっても受け身を取れる状況にいかにしておくか、みたいな感じ。
転職・副業・投資で生きる知恵は身につけた
私は30代でうつ病になりました。
当時は、仕事しかありませんでした。
会社で評価されることが、自分の価値そのものになっていた。
だから壊れたんだと思います。
そこから転職をして、副業を始めて、投資を始めました。
配当株投資も続けています。
ブログも毎朝書いています。
これって全部、ある意味『ストリートスマート』かもしれません。
超実践型、失敗しながら経験で体で覚えるタイプですが、「どうやって現実社会を壊れず生きるか」を考えたうえでの行動。
「知識をもって着実に賢く勝つ」というより、「のらりくらりだけど、ちゃんと幸せに生き残る」ための選択をしています。
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40代からは、“勝つ力”より“立て直す力”
40代になると、人生ってそんなに単純じゃない。
仕事だけではダメ。
お金だけでもダメ。
健康も必要。
家族も必要。
余裕も必要。
だから最近は、何かぐらつく大変なことがあっても「人生をうまく立て直せる力」こそ、強いんじゃないかと思っています。
転んでも戻れるようなダルマ。
壊れても整えられるようなマッチョ。
依存しすぎない強メンタル。
そういう“生きる知恵”のほうが、この年代では大切なのかもしれません。
エリートにはなれなかったけど、こんな僕でも意外と人生を立て直すことはできた。
最近は、そんなふうに思っています。

