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若い頃。
「もっと良くなりたい」
そんなこと思っていませんでしたか?
僕もそうでした。
30代までは、もっと頑張れば出世できるし、昇給もできる。
車や家も買え、家族の欲求も満たせる。
そんなふうに思っていたんです。
でも、頑張って手に入れたはずのものが、
なんだか心のモヤモヤを消してくれないことに気づきました。
昇進すれば次の役職。
家を考えたらお金をかけてリノベーション。
理想の体重になれば「あと1kg」。
いつも『もっと』を追いかけていて、ゴールはずっと遠く感じてしまう。
そして、僕は仕事を頑張りすぎて35歳で体調を崩し、うつ病になってしまいました。
そのとき、「このままずっと『もっと』を追い続けて終わるのかな」
と、自分の人生に疑問を持ったんです。
転職を決意したのも、そんな疲れ切った気持ちがあったからでした。
転職してからは、仕事やお金のことで新しい考え方に触れることができました。
『会社に依存しすぎない』
『お金に稼いでもらう』
など、自分の基準を見直し、心の余白が生まれたんです。
また、毎日ランチを食べなくても、冷蔵庫の残り物で作った炒め物が案外おいしかったりしたことがありました。
ふと、「これで十分だな」と感じるようになりました。
そんな「ちょうどいい」がわかるようになると、他人の成功も気にならなくなってきたんですよね。
むしろ、そんな余裕がある人ほど、周りからも信頼されるようになるんですよね。
今は、お金や時間に縛られず、自分のペースで生きられること。
これこそが、何よりの幸せだと感じています。
「もっと」を追いかけるだけじゃなくて、「これでいいかも」と自分を認めてあげること。
それが大人の幸せであり、肩の力を抜いて生きるコツなのかなと思います。
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