12月は配当というボーナスが入り、年に2回ドヤれるのが配当株投資家です。
過去に投資した大型株では三菱商事がインパクトが大きく、一撃で16500円という配当をいただきました。
そして12/2は三井住友FGから配当金をいただきました。
特定口座で250株、新NISAで6株を保有しており、今回の受取額は合計で16,007円。
これはおいしい…。
お小遣い制である私にとって、この金額は本当にありがたいもの。
改めて「続けてきてよかったな」としみじみ感じました。
かつて銀行株は不人気だった
銀行株といえば、かつては「高配当だけど不人気」
というイメージが根強くありました。
低金利が長く続き、銀行が本来の業務で利益を出しにくい時代が続いていたためです。
しかし、ここ数年の利上げ局面によって状況は大きく変わりました。
金利が上がると、銀行は貸し出し金利を上げられるようになります。
預金金利との差である「利ざや」が広がります。
この利ざやの拡大こそが銀行の利益増加につながり、株価にも好影響が出ているわけです。
直近の決算では、通期の親会社株主純利益見通しを 1兆5,000億円 に上方修正。
期初想定の1兆3,000億円からの引き上げを行っています。
1株あたり配当予想も 136円 → 157円 に大幅増配し、配当性向は約40%を見込む。
また自己株式取得も追加実施するという、三方ヨシの好調をキープしています。
私が三井住友FGを買い始めたきっかけ
そんな銀行株が今ほど注目される以前、私は2022年ごろから三井住友FGの株を地道に買い集めていました。
当時はLINE証券というサービスがあったんです。
1株から購入できる上に、市場価格より安く買える「タイムセール」というイベントがありました。
お小遣い投資家である私には、この仕組みがとても相性がよく、まさに“コツコツ買い”を実践できる理想的な環境でした。
その1株、また1株という積み重ねが、後に大きな結果につながります。
株価は上昇し、さらに株式分割によって保有株数は増え、気づけば特定口座だけで250株になっていました。
現在の含み益は918,250円、率にすると約299.84%で、いわゆる4バガー。
数字を見たとき、自分でも信じがたいほどの伸び。
思わず当時のタイムセールで買っていた頃の自分に「よく続けたな」と声をかけたくなりました。
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小さくても続けると結果がついてくる
今回の配当金を受け取りながら、あらためて感じたのは「小さくても続けていれば結果はついてくる」という当たり前だけれど大切な事実です。
私は多額の資金を投じたわけではありません。
余ったお金で1株を買い、焦って売ることなく持ち続け、増配に励まされながらホールドし続けただけです。
それでも時間が経てばこれほどの成長が現れるのですから、投資の面白さと可能性をあらためて実感します。
結局、私を4バガーへ導いてくれたのは派手な売買でも情報の先取りでもありませんでした。
1株でも買うこと、買ったら慌てず持ち続けること、そして配当を受け取りながら企業の成長を信じて待つこと。
このシンプルな積み重ねこそ、資金が多くないミドルエイジ投資家にとっての“必勝法”なのだと思います。
資金が少なくても戦えるミドルエイジの投資法
40代に差し掛かると、住宅ローンや教育費など生活にかかる支出が重なり、まとまった投資資金を用意するのは簡単ではありません。
それでも「どうせ少額だから意味がない」と諦めてしまうのは早いのかもしれません。
むしろ少額だからこそ無理なく続けられ、習慣化でき、気づけば大きな成果へつながる道が拓けます。
今まさに投資を始めたばかりの人でも、これから始めようとしている人でも、焦る必要はまったくありません。
未来の4バガーは、もしかすると今日買うその1株かもしれません。
自分のペースで、小さく、長く。
そんな投資が、あなたの資産形成を静かに後押ししてくれるはずです。
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