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ノンスタ石田から学ぶうつ病克服と30代からの生き方


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NON STYLE石田さんの番組を少し前に見ました。『ザ!世界仰天ニュース』だったかな。

NON STYLEといえば井上さんのキモいネタで最近は有名ですが、石田さんの機転の利いたツッコミもボケもできる器用な方で、また自分も風貌が似ているみたいで応援していました。

石田さんといえばうつ病だったということを耳にしたことがありましたが、今回テレビ番組を通じて石田さんのうつ病のことをより知ることになりました。

M1チャンピオンにもなった猛者だからこそ病にかかってしまったのかとばかり思っていましたが、その前から抱えていたということで、私のようは一般人にもうつ病にかかる可能性もあるということを知りました。

そして彼から学ぶ30代の生き方についての学びもあったのでまとめてみした。

NON STYLEの簡単な経歴

NON STYLEのことをあまり知らない方、知ってるけど詳しくない方へ超簡単な経歴となります。

  • 結成:2000年
  • 事務所:よしもとクリエイティブ・エージェンシー
  • 同期:キングコング、南キャン山ちゃん、ウーマン村本など

 もともと井上さんとは中学校の同級生だったようです。アメトーークでもやっていましたが、キンコン西野、ウーマン村本など濃い同期が多いですね。

こんなに濃い同期がいたからこそ、負けずに頑張れたのかもしれませんけどね。

コンビ結成から4年後から頭角を現し、結成8年目でM-1グランプリ獲得という華々しい成績ですが、8年の歳月を考えると普通の大学生だったとしたら30歳にしてようやく一人前になる、といったところでしょうか。

デビュー3年目からネガティブ思考が原因でうつ病になる

石田さんの体調の変化が訪れたのは、デビュー3年目頃から。元々人見知りで「自分は面白いのか」などとネガティブ思考な性格だったようで、徐々に体調に変化が現れたようです。

気持ちが悪くなったり食欲がなくなったりするだけでなく、人とも話すことができなくなったと語られていました。

その結果、TVの収録でひな壇に座っていると、手の痺れと手が内側に巻いてくる現象に悩まされたそうで、このころからうつ病の傾向があったのかもしれません。

それでも人気とともにやってくる仕事は増え、仕事をこなすような生活が苦しくなるのに加え、どんどん進出していきたい井上さんとの衝突もあったそうです。コンビはそのあたりが難しいですよね。

そんなポジティブ思考な相方とは反対に、仕事のことを考えると眠れなくなったり、ストレスで過呼吸になったりなど体に異変を感じることが増えていったそうです。

仕事に行こうと思うと心臓のドキドキが止まらなくなったり、行きたくなくなって結局遅刻してしまったり。

仕事にいかなくてはいけないことを頭ではわかっているのに心が追いついてこない、そんな状況。すごく辛かったでしょう。

体の異変を感じ病院へ行くとやはりうつ病との診断をされ、睡眠剤や抗うつ剤などを処方されたそうです。

真面目が裏目?最後の頑張りで芸人を続けるハメに

そんな病に侵されながら芸人を続けていた石田さんですが、うつ病だと知らない井上さんから漫才ショーレースでなにも賞が取れなかったら解散宣言を受けました。

それを石田さんは「やった!これで辞めれる!!」と思ったそうです。ここから石田さんは最後の力を振り絞って仕事、漫才の練習に取り組みました。

普通辞めたかったら適当で終わらせよう、わざと間違えて解散しようと思いがちですが、うつ病になりやすい方こそこういったときに真面目すぎるほど頑張ってしまいます。

私も仕事が辛くなって退職を決意して退職日が決まってからの仕事のパフォーマンスが上がりました。

終わりがないから真面目に取り組みすぎるからこそ悩むけど、終わりが見えているから最後の与えられた役割は全うしたい、最後だから頑張れる。

そんな中挑んだ『ABCお笑い新人グランプリ』で審査員特別賞を受賞しちゃったのです。神様がごほうびをくれたのかもしれませんね。

 すべての人に今の自分をさらけ出すことでうつ病を克服

苦しくも辞めることができなかった芸人ですが、それから漫才での賞もひっかかるようになり、徐々に力をつけていった NON STYLE。それでもうつの気持ちが消えることはなかったでしょう。

そんな中、𠮷本の先輩芸人のブラックマヨネーズの吉田さんから食事誘われたそうです。ブラマヨ吉田さんって独特な言い回しで奇才だなぁと思うことが多いのですが、そんなブラマヨ吉田さんは石田さんの元気ない状況を見ていたらしく、吉田さんの方から食事に誘ってくれたそうです。優しいですね、吉田さん。 

そこで石田さんは吉田さんが同じような手の痺れがあることを知り、「こんなにおもろい人もなるんだ」と同じ悩みを抱えている人がいることに安心しました。そこで石田さんは思い切った行動に出たのです。

なんと、医者から処方された薬のビンを自分の首からぶらさげて過ごしたのだそうです。周りからは当然つっこまれるのですが、石田さんは「これがないと自分がダメなんだ」といってそれを反対にいじってもらったようです。

25歳くらいの頃。私の中学校からの友達もうつ病にかかりました。彼もとても辛い経験をしたのですが、とにかく復帰してから言っていた口癖が「うつ病であることを自分が認めること」と「自分がうつ病であることを他人に理解してもらう」ということでした。

当時はその意味がよく分かっていなく、自分がいま厳しい状況であることで、気を遣って欲しい、優しく扱ってほしいのかなという気持ちがありましたが、自分が同じような経験をして優しく接してほしいわけではなく、気を遣ってほしいわけでなく、自分を保つための言葉だったのではないでしょうか。

それからというものの、人気の状況もあるかもしれませんが、石田さんはうつ病を克服していきました。2008年にはM-1グランプリ優勝。名実ともに一流漫才師の仲間入りとなりました。

 うつ病克服に必要なのは正しい自己理解と正しい共感

今回ノンスタ石田さんの話を聞いて、うつ病には『正しい自己理解』と『正しい共感』という克服のヒントがあるではないでしょうか。 

『正しい自己理解』というものに私は否定的な考えを持っていました。なぜならうつ病ということを自分で認めてしまうことで、本当にうつ病になってしまうのではないか、もっと悪くなるのではないか、そう思っていたからです。

しかし、本当にうつ病なのではないか?と疑っている時点でどこか体や心からうつ病のサインがもう出ているのだと思います。自らが体感した管理職の激務時代にも、もう体から、心からサインが出ていたのを自分は認めないと頑なに拒み体調を悪化させてっしまいました。今では自己理解をしなかったことを後悔しています。

また、『正しい共感』も克服のヒントではないでしょうか。ここで正しいと表現していますが、正しくない共感を求めることがポイントです。

例えば先程の私の友達のケースですが、私に共感を求められ、私は彼がうつ病であることを受け入れました。すると事あるごとに彼は自分が病気であることを理由に自分の都合の悪いことを受け入れなくなりました。

約束の時間に遅れてしまったのは自分が病気だから、物事がうまくいかなかったのは自分が病気だからと自分にとって都合がよくないことをすべて病のせいにして、だからしょうがないと私に共感を求めてきた時期があり、私も彼との距離感や言葉遣いなど細かなところまで気にするようになってしまいました。

確かに体の変化、心の変化でうまくコントロールできないこともあるでしょう。しかし、すべてを病のせいにすることを共感してもらうようになると、人間関係がうまく構築できなくなります。特に友人関係になると共感はしてもらいやすいですが、だからといって正しくない共感を求められると、ただ気を遣われるだけになってしまうので注意が必要です。

最後に


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うつ病はどんな人にもなるだということを学びました。今をときめく芸能人であっても一流企業の社長さんであっても、私のような一般人であっても誰にでも起こりうる病気です。

また、どんな人であってもいくつになってもなる可能性を持っていることも学びました。順風満帆に行っている人もどこかのタイミングでなりえるし、それはその状況にならないとわからないのかもしれません。

だからこそ、誰にだってなるのだから、誰にだって治す方法はあります。治す方法も人それぞれです。今回ノンスタ石田さんからは自分をさらけ出すことで駄々しい共感をしてもらうことを学びました。

特にこれから人生について考え始める30代にはこのような状況に陥ることだってあり得ます。だからこそ、この学びを忘れずにいたいものです。