私は株式投資を数年前にはじめました。
一番最初にはじめたのはもう10年くらい前のことでした。
そのあとは購入したことも忘れるくらい株式投資から身を引き、また投資をはじめてみようと思ったのが2014年からでした。
そして節約やお小遣いを種銭にして今年の4月までに100万円の資産に到達しました。
ただ、親友にお金を貸したまま返ってこなくなったのと、転職で年収が下がったことによりすべての資産を失いました。
これは以前のブログにその時の詳細を書かせてもらっています。
このままでは資産形成できないと思った私は嫁さんにお願いをして、お小遣い前借り制度を導入してもらうことにしました。
そして、お小遣いを種銭として資産を運用しようと企みました。
今回はそんな自分のひやひやもののリアル体験になります。
短期間の種銭で用意できたのは27.7万円
我が家の家計から私のお小遣いで捻出できる金額は月15,000円なので半年間分として90,000円。
交通定期券は11,000円でこちらは1年分の132,000円。
そして6/27払いのクレジット引き落とし分(年払いの保険料)55,000円。
すべてを合計して今回種銭として277,000円を手にしました。
これだけのお金を見るとやはりテンションが上がりますが、このほとんどは必要経費かと思うと寂しいです。
生活するのにお金ってこんなにかかるんですね。
クレジット支払期日までの短期投資にチャレンジ
この金額のうち支出日が決まっているのは6/27の保険料55,000円です。
次に定期券ですが来月までは現在の定期が使えたので、最も早く出ていくお金を55,000円として今回は3銘柄購入しました。
私は楽天証券の口座を持っているのですがNISA枠がまだあるので、2銘柄はNISAで購入しました。
1銘柄は本当に短期での売買を目的としていたのでNISA枠ではなく通常の特定口座で買いました。
購入した銘柄および理由は次の通りです。
6月初旬からの購入履歴
6/1アイドマMC 728円で購入
5/25から下げ始め25日移動平均線をタッチして再び上昇傾向に行く予感がして購入しました。
という意味もありましたが、どちらかというと株を買いたい衝動を押さえきれなかったと言うのが本心です。
6/6三機サービス1416円で購入
これは私がフォローしています個人投資家さんたちが数名この近辺で買い増ししていました。このツイートについつい流され何も思惑もなく購入してしまいました。
6/5パートナーエージェント561円で購入
これは唯一指値を決めていました。
5日移動平均線にぶつかりそうな辺りに指しておいたのがハマって場中に購入することができました。
ただ、パートナーエージェントだけは今月のカード引き落としで払わなくてはいけないくらいの金額だったのではじめから短期で勝負しようと思っていました。
なのでNISAではなく特定口座で購入をしました。
3週間持ち株たちは損をすることに
この3銘柄を購入してじわじわでもいいので上がってよ、という気持ちとは反対の結果になりました。
アイドマMCと三機サービスは終わりなき下落の道へと進みました。
特に三機サービスについてはどの指標でも上がる気配がない日が数日間続き気持ち的にもどうにもならぬ苛立つ日が続きました。
結果購入してから10日連続下落を記録し一時期は1万円以上のマイナスを経験しました。
投資を始めた頃であれば1万円のマイナスではかなり憂鬱になりましたが、その下落にもここ数年で慣れてきていました。
(とはいっても嫌なものは嫌ですよ、マイナスなんですから)
ただ、長期で投資すると決めていたのでいくらマイナスでも、業績悪化や思惑と違いすぎる決算内容などでない限りはずっとホールドしていればよかったです。
ところが今回は出金する期限が決められていますので、どこかで約定させなくてはいけませんでした。
なのでその焦りもあったのか、仕事もなかなか手につかずトイレに行っては株価をチェックしまた嫌な気分になって仕事をする日が続きました。
株を売ってから出金できるまでは4日
そんな中、6/19パートナーエージェントが含み益になったので売却することができました。
利益は2300円でした。
本当はもうすこし粘りたかったのですが、実はもうひとつ不安がありました。
それは銀行に出金されるのがどれくらいなのか、ということです。
証券口座にお金が入っていてもそれが銀行口座まで出金するのは時間がかかります。
私は楽天証券で投資をしており、楽天カードでのクレジット楽天銀行から引き落としされるのですが、楽天証券から楽天銀行への出金でも時間はかかります。
わたしは今回6/19に株を売ったのですが楽天銀行へ出金できる最短日は6/23と4日間かかりました。
これで27日の引き落としに間に合います。
その後のパートナーエージェントの株価は気になりつつも今は支払いができることの心の余裕をもつことができています。
最後に
今回短期での株式投資にチャレンジしてみて思ったことは、リスクが非常に高いことと、売買のタイミングが非常に難しいと言うことでした。
今回のパートナーエージェントでいえば購入した初日、ほぼ底値561円で購入できその場中に584円をつけました。
ただその時私は「これはもっといくかもしれないから」と、短期で入ったにも関わらずそこで売却をしませんでした。
するとその日の終値は566円とほぼ横ばい、それから数日間はマイナスや微益をいったりきたりでした。
また、パートナーエージェントは6/15に新たなサービスを発表し一時急騰して価格は630円にまで上がりました。
私は場中を見ていなかったので前場が終わるときにその急騰っぷりを知ったのです。
そこでも「これはまだ上がるかもしれない」と決め込んで売りませんでした。
その日の終値はたった+2円で結果この3週間でそれを越える値はつきませんでした。
そういったタイミングを逃すと利益を取ることはもちろん、損切りをせざるをえない状況にもなりかねません。
今回たまたま微益を取ることができたのもまぐれでしかありません。
これを教訓に短期で入る場合には長く持つリスクを回避し、タイミングを見誤らないように決断することを肝に命じます。
まだまだ残りの三機サービスとアイドマMCについては含み損中なので、来月の支払いまでには美益でもとっていかなくといけません。
タイミングを見て少しの利益を積み重ねて資産を増やしていきます。